ゆすけ 歌舞助 の 嵐を呼ぶツーリング記録

                     -平成爆走浪漫譚-

嵐呼べるかなぁ…?

☆ OH・カスタム計画本格始動 1

2006年09月28日 | カスタム

2006年9月28日(木) 天気は晴れ



← ~ピンバイス~ から

いよいよ、OH(オーバーホール)・4速化・強化オイルポンプ及びオイルクーラー装着・夢の2世帯住宅の計画が本格始動されます。

ここで復習

なぜOHかというと、エンジンからある程度走るとカラカラ音がして不安。
しかも、HONDAの人から引導を渡されたからです。


なぜ4速化というと、OHだけじゃつまらない。どうせなら憧れの4速化だ!と思ったからです。


なぜ強化オイルポンプ及びオイルクーラー装着かというと、エンジンが異様に熱を発するからです。



そして


4速エンジンも落とした。


今日発送されている。


こちらに着くのはおそらく明日か明後日。


オイルクーラーも今日の午前中に家に届く。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・





キターーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!


いつものごとく便利さん工場にアポをとっていたので必要なものを歌舞助に積み込み

本田中央店にパーツ注文の紙をもらって

ダイソーで温度計を買って

すき屋でつゆだく2個買って

便利さん工場へ到着!



そして、さっき買った温度計を即効オイル注ぎ口に入れて気になっていたオイルの温度を測ります。


どれどれ、温度のほうは?

アレ!?

74℃???

1時間弱走って、普通のカブより熱をガンガンに発しているこのエンジンのオイルの温度が74℃!!??


おかしい。

思ってたよりだいぶ低い結果が・・・・(この真相は後半で明らかに)





腹ごしらえを済ませ






マフラー・ステップ・チェーン・キック・シフトペダルやらをはずして


エンジンを下ろします。




エンジンを作業台へ

スタッドボルトの先端のナット4つをはずし
カムチェーンをはずし


あとはシリンダーをはずせば、3枚に卸せます。




クランクケースの右側からはずしていきます。




とうとう中のやつが姿を現した!!!

んで、いろんなもんをはずして




さらに中のギヤたちをはずしていきます。

意外と中きれいです!
どこが悪いんやろ???

ベアリングもバッチリやし歯が欠けとる様子もないし
てか、OHの必要もないくらいぜんぜんキレイ。




次に反対側のクランクケースをあけて・・・・・・・・・・・・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




んんんんんんんん!!!!!!!??????




なんじゃこりゃーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!

上下のスプロケットがスプロケットじゃなくなっとる!!!!!!
歯車になってない!!!

下のスプロケはもう中のアルミの素材がいろんなところにとびちっとる!!

破片が!!破片がぁぁぁぁぁ!!!!!


エンジンのから騒ぎの正体はこいつらや!!!!!




カムチェーンの真ん中のカラーの部分も所々へこんどる!!





うげ!!

オートテンショナーに鉄くずが挟まって固定されとる!!!
オートテンショナーの意味ねぇ!!!

これじゃあ、カムチェーン張れてないじゃん!!!!



鉄くずを抜くとしっかり動いてくれました。


問題の2つのスプロケ


ここで、便利さんと推理。


まず、カムチェーンの下のスプロケが欠け始め、ついには歯車が見る見るうちに崩壊していき自らの鉄粉によりオートテンショナーの機能を停止させた。

それに伴いカムチェーンにテンションがかけられなくなった上のスプロケまでも欠け始めた。


カムチェーンの上のスプロケはカムチェーンにテンションをかけるもの

しかし、オートテンショナーは鉄くずにより機能していなかったためスプロケはテンションをかけることができなかった

 =カムチェーンはおそらく伸びた状態で
  スプロケの欠片と干渉していたためにカラカラ音が鳴っていた



カムチェーンの下のスプロケは歯がないのであまり回っていなかった

そのスプロケはオイルポンプを回している

 =オイルポンプも余り機能していなかった

  =オイルが全体にしっかり行き届いていなかった

   =循環しないオイルは温度が上がりにくい

    =そのため74℃という温度だった。


  =オイルが全体にしっかり行き届いていなかった

   =エンジン全体の温度は上昇してしまう



すべての謎が解けました。

と同時にオイルクーラーをつける必要性が・・・・



でも付けます!!!

さて、オリフィス拡張作業に入ります。

ここで、再び思考モード。

オリフィスを今の1.1mmから2mmに拡張するのは妥当か?

なぜか、オリフィスは2mmに拡張するものだとネット上では常識になっていますがなぜでしょうか?

タイカブC100のオリフィスだってオリフィスの穴のサイズは90ccのそれと同じなのになぜ?

でも、まぁオイルがオイルクーラーまで回る分多くしなきゃいけないからでしょう。

それは納得。

でも、なぜ2mm!?

直径1mmの円と直径2mmの円じゃ表面積は4倍!!

タイカブC100のオイルポンプは50ccや90ccのオイルポンプの4倍のパワー・排出量はあるんでしょうか?

それは絶対無いでしょう。だって少し大きいだけですもん。4倍に大きくしなきゃ。

しかも、表面積は4倍でもオリフィスは穴なので立体です3Dです!
高さは同じなので体積も4倍!


よって、2mmは広げすぎ。
そんなことしたら油圧がだいぶ減るでしょう!

ってことでオリフィス拡張は1.3mm~1.5mmが妥当でしょう。

ってことで1.5mmオリフィス拡張しました。



とりあえず今日の作業はこんな感じです。


そして、一通りばらして洗浄部品を家に持って帰りました。



どーーーーーーーーーーーーーーーん




一晩サンエスK溶液に漬け込みます。


おやすみなさ~い。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すげーな!! (あっこ)
2006-09-29 15:50:52
意味がわからんけど、やっぱりゆーすけ

はすごいね☆

まじ、カッケーやん^^
う゛げ (毒ター)
2006-09-29 20:34:00
私も以前同じ事が..。

バルブが心配です。

ノーマルエンジンでは1.6φで十分です

Unknown (ゆすけ)
2006-09-29 22:42:33
あっこ>

このぐらいでカッケーなんて言ってたら俺より100倍かっこいい人が東区や北九州あたりにごろごろいるぜ( ̄ー ̄)b



毒ター>

同じことがあったんですか!?

これの原因ってなんですかね?単純にスプロケの磨耗でしょうか?

しかし、横型エンジンでよかったですよ。

縦型だったら焼きついてましたよね。
Unknown (じょに)
2006-10-04 03:40:53
スゲー

それでも走ってたあたりが さすがカブ!

つか 焼きつく前にOHの決心してよかったね。



いつものように150km/h巡航中に

焼きついてたら・・・・



 
ども (瀬田)
2006-10-06 22:08:14
本当に「さすがカブ」の一言に尽きます。

時計だったら歯車ひとつ欠けただけでも大騒ぎですけどね。

…たとえが分かりにくすぎるか??(笑)

いろいろ大変になりそうですが頑張ってください!



P.S.リンク貼らせて頂きました。問題ありましたらご連絡ください。
Unknown (ゆすけ)
2006-10-09 02:19:08
じょに>

ほんとですよね!

150km/h巡航中に走・・・ってうおぃ!!

そんないくらなんでもそこまでは飛ばしませんよ!

禁断の2号線に『間違って』入った時に3桁巡航したらもうフレームがしなるんですよ!バイクごとバラバラになるかと思いましたよ!

50ccのフレームでは2桁が限界みたいですよ!



瀬田>

ホントさすがカブですよね。

あの状態でも博多‐北海道往復は行けたんじゃないかと思うくらいです。

実際、京都ツーリングの帰りからエンジンからカラカラ音が聞こえていたのでおそらくあの状態で1万km強走ってますもんね(笑)

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