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自由に英語を話すための最短学習プログラム 「日常会話必須基本16動詞」 ついての表現
「自由に英語を話すための最短学習プログラム」は以下の「7つの動詞で身につける英語感覚」中嶋 太一郎 (著)(はまの出版)という市販本(価格1,500円)が元になっています。この本はすでに絶版となり中古書となっています。
以下のアドレスは現在のアマゾンでのこの本の中古書価格がご覧になれます。現在のところ2,191円から¥ 10,322円で販売されています。(但し、価格は変動します)
7つの動詞で身につける英語感覚―動詞フレーズを活用してラクラク英会話
------------------------------
英語は、一般動詞系列と、be動詞系列との、たった2つで成り立ち、その運用は以下の二つのテーブルによって行われます。
○一般動詞系列---- 【一般動詞フレーズ5段活用テーブル】
○be動詞系列----- 【be動詞フレーズ5段活用テーブル】
【今日の学習】
今回は、「7つの動詞で身につける英語感覚」中嶋 太一郎 (著)(はまの出版)からの抜粋記事です。
[1] getをV→O感覚で使う
get+名詞
Get a taxi, please!
どうかタクシーを見つけてください!
●V→O感覚について
V→O感覚の動詞フレーズの特色は、動詞(V)がそれを対象・目的とする名詞を伴い、動詞+名詞の形でひとまとまりの意味ある単位を作り上げることだ。このように使われた名詞を目的語(O)と言う。
一般的に言えば、get somethingやget someoneなどのパターンとなる。
【Sample Sentences】にとりあげた動詞フレーズに、「ください」「買う」「食べる」「稼ぐ」などの日本語の意味がつけられているが、とにかく英語発想にしたがって、英語のフレーズだけでそのイメージを身につけていただきたい。
言うまでもないが、このトレーニングで大切なことは、あまり日本語の様々な意味にとらわれずにgetが使える守備・応用範囲を身につけることだ。
Navigator Room [1]
●初めてイメージトレーニングで
T:(1)から(14)までのイメージトレーニングを体験してどのように感じましたか。
S:青色で示された動詞フレーズだけを見ると、日本語訳が本当に様々になっていることに驚きました。私たちは、「ください」「買う」「食べる」「まけてもらう」などの日本語の発想にとらわれているから、英語が話せないのですね。
T:そうなんだよ。彼らは単にある対象をゲットしているだけなんだ。
S:先生が「動詞フレーズはそのまま丸暗記してしまいなさい」と言われている意味がよくわかりました。
T:そうそれが本当の英語や英会話の学習だと思うよ。あまり日本語訳にとらわれないで、動詞フレーズだけをくり返し表現していると、いつの間にか日本語訳が消えていく。その時が、あなたが英語の発想に身を置いた瞬間だ。ただ、注意したいのはこの動詞フレーズもファンクションフレーズによって日本語の意味が違ってくることです。
S:例をあげてください。
T:例えば、(2)のCan I get a blanket?だが、この日本語訳は「毛布をくださいますか?」だが、これをI got a blanket.にすると、「私は毛布をもらった」ということになる。どちらもget a blanketなんだがね。私たちは英文を読解することばかり教えられてきたんだ。読解ではgetに様々な訳語を当てはめることはできるが、日本語から英語に変えることはなかなかむずかしいことになるんだね。
●英語も人間のことばだ
T:例えば、「どうかタクシーを見つけてくれませんか?」と話し相手に伝えたいときのセリフに以下の表現をあげています。
(1) Will you please get a taxi?
でも、人間のことばというものは、特に会話では共通した認識というものがあります。
S:共通認識って何ですか?
T:このセリフは、ホテルのフロントの人に「タクシーを呼んでください」といった場面で使われますね。この場合、相手にはこの人は旅行者なんだから、タクシーを呼ぶ必要があり得るとの認識があるはずです。だから、Taxi, please.などと言っても相手にはわかります。
あるいは、(2)のCan I get a blanket?、(6)のCan I get a little discount?でも、Blanket, please.、A little discount, please.でも十分相手には理解できるものなのです。
S:飛行機の乗務員も毛布を求められることも、店の人も「少しまけてください」と言われることは当然わかっているはずだということですね。またWhere can I get some stamps?とは言えなくても、Stamps、Stamps.と叫べば、親切な人?にはわかってもらえるとも言えますね。
T:私は、このようなある意味でブロークンな表現を勧めているわけではありません。しかしこのような表現がことばの基礎にあって、それにことばを加えてきちんとした表現に高めるという発想がとても重要だと思うのです。日本人の英語発音がとやかく言われますが、それはひとつひとつの単語を無機的に発音するからなかなか通じないのです。いちばん相手に伝えたいフレーズに気持ちが乗っていないとダメなのです。
T:さて、次ページの【Sample Sentences】では「病気」や「風邪」などゲットするのがいやなものや、その他様々な表現をあげておきましした。「腕を折る」「殴られる」「やけどをする」など、様々な日本語訳が当てはめられていますが、英語の発想では単にget somethingだと肝に銘じてイメージトレーニングを続けてください。
また、【Sample Sentences】の(28)から(35)までは、get meなど、人が目的語になっているものが登場していることに注意してください。
S:よく生の英会話などで、Get me?と話し相手に言われる場合がありますが、これは「私の言っていることがわかりますか?」という意味ですね。
T:もちろんこのような簡単な表現では、場面によってその意味が異なることは知っておいてください。get youといった表現では、「あなたをものにする、獲得する」という意味もあるよ。でも意味よりももっと大切なことがあるんだ。それは主語がなくても意味が通じる場合があるということだ。つまり相手が目の前にいるのだから、わざわざDo youはいらないというわけだよ。ファンクションメソッドはこの英語の発想を元にしてるんだ。
(Do you) Get me? 上げ調子で
S:ということは、「あなたの言っていることが分かります」という意味を表したいときは、Get youだけでいいとも言えますね。
Yes. (I) Get you.
T:表現は、まず動詞フレーズだけのワンフレーズ表現で行うことが基本となるべきだよ。そして次にファンクションフレーズをつけたきちんとした表現に展開する。これが進化することばの学習だよ。
(Do you) See? 上げ調子で
わかりますか?、理解できますか?
Yes. (I) see.
わかります、理解できます
【Sample Sentences No.1-4】
(22) Where did you get that idea?
あなたはどこからそんな考えを思いつきましたか?
(23) Have you got the idea?
あなたは趣向[着眼点]がわかりましたか?
(24) I'm beginning to get the picture.
私には状況が分かりかけてきました
省略
次回は「自由に英語を話すための最短学習プログラム」に続く!!
以上英語はファンクションフレーズと補語フレーズとの順列・組み合わせで成り立っているのが英語のしくみです。
※右の項目は「DL-MARKETによる販売」によるものです。
自由に英語を話すための最短学習プログラム 「日常会話必須基本16動詞」 ついての表現
「自由に英語を話すための最短学習プログラム」は以下の「7つの動詞で身につける英語感覚」中嶋 太一郎 (著)(はまの出版)という市販本(価格1,500円)が元になっています。この本はすでに絶版となり中古書となっています。
以下のアドレスは現在のアマゾンでのこの本の中古書価格がご覧になれます。現在のところ2,191円から¥ 10,322円で販売されています。(但し、価格は変動します)
7つの動詞で身につける英語感覚―動詞フレーズを活用してラクラク英会話
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英語は、一般動詞系列と、be動詞系列との、たった2つで成り立ち、その運用は以下の二つのテーブルによって行われます。
○一般動詞系列---- 【一般動詞フレーズ5段活用テーブル】
○be動詞系列----- 【be動詞フレーズ5段活用テーブル】
【今日の学習】
今回は、「7つの動詞で身につける英語感覚」中嶋 太一郎 (著)(はまの出版)からの抜粋記事です。
[1] getをV→O感覚で使う
get+名詞
Get a taxi, please!
どうかタクシーを見つけてください!
●V→O感覚について
V→O感覚の動詞フレーズの特色は、動詞(V)がそれを対象・目的とする名詞を伴い、動詞+名詞の形でひとまとまりの意味ある単位を作り上げることだ。このように使われた名詞を目的語(O)と言う。
一般的に言えば、get somethingやget someoneなどのパターンとなる。
【Sample Sentences】にとりあげた動詞フレーズに、「ください」「買う」「食べる」「稼ぐ」などの日本語の意味がつけられているが、とにかく英語発想にしたがって、英語のフレーズだけでそのイメージを身につけていただきたい。
言うまでもないが、このトレーニングで大切なことは、あまり日本語の様々な意味にとらわれずにgetが使える守備・応用範囲を身につけることだ。
Navigator Room [1]
●初めてイメージトレーニングで
T:(1)から(14)までのイメージトレーニングを体験してどのように感じましたか。
S:青色で示された動詞フレーズだけを見ると、日本語訳が本当に様々になっていることに驚きました。私たちは、「ください」「買う」「食べる」「まけてもらう」などの日本語の発想にとらわれているから、英語が話せないのですね。
T:そうなんだよ。彼らは単にある対象をゲットしているだけなんだ。
S:先生が「動詞フレーズはそのまま丸暗記してしまいなさい」と言われている意味がよくわかりました。
T:そうそれが本当の英語や英会話の学習だと思うよ。あまり日本語訳にとらわれないで、動詞フレーズだけをくり返し表現していると、いつの間にか日本語訳が消えていく。その時が、あなたが英語の発想に身を置いた瞬間だ。ただ、注意したいのはこの動詞フレーズもファンクションフレーズによって日本語の意味が違ってくることです。
S:例をあげてください。
T:例えば、(2)のCan I get a blanket?だが、この日本語訳は「毛布をくださいますか?」だが、これをI got a blanket.にすると、「私は毛布をもらった」ということになる。どちらもget a blanketなんだがね。私たちは英文を読解することばかり教えられてきたんだ。読解ではgetに様々な訳語を当てはめることはできるが、日本語から英語に変えることはなかなかむずかしいことになるんだね。
●英語も人間のことばだ
T:例えば、「どうかタクシーを見つけてくれませんか?」と話し相手に伝えたいときのセリフに以下の表現をあげています。
(1) Will you please get a taxi?
でも、人間のことばというものは、特に会話では共通した認識というものがあります。
S:共通認識って何ですか?
T:このセリフは、ホテルのフロントの人に「タクシーを呼んでください」といった場面で使われますね。この場合、相手にはこの人は旅行者なんだから、タクシーを呼ぶ必要があり得るとの認識があるはずです。だから、Taxi, please.などと言っても相手にはわかります。
あるいは、(2)のCan I get a blanket?、(6)のCan I get a little discount?でも、Blanket, please.、A little discount, please.でも十分相手には理解できるものなのです。
S:飛行機の乗務員も毛布を求められることも、店の人も「少しまけてください」と言われることは当然わかっているはずだということですね。またWhere can I get some stamps?とは言えなくても、Stamps、Stamps.と叫べば、親切な人?にはわかってもらえるとも言えますね。
T:私は、このようなある意味でブロークンな表現を勧めているわけではありません。しかしこのような表現がことばの基礎にあって、それにことばを加えてきちんとした表現に高めるという発想がとても重要だと思うのです。日本人の英語発音がとやかく言われますが、それはひとつひとつの単語を無機的に発音するからなかなか通じないのです。いちばん相手に伝えたいフレーズに気持ちが乗っていないとダメなのです。
T:さて、次ページの【Sample Sentences】では「病気」や「風邪」などゲットするのがいやなものや、その他様々な表現をあげておきましした。「腕を折る」「殴られる」「やけどをする」など、様々な日本語訳が当てはめられていますが、英語の発想では単にget somethingだと肝に銘じてイメージトレーニングを続けてください。
また、【Sample Sentences】の(28)から(35)までは、get meなど、人が目的語になっているものが登場していることに注意してください。
S:よく生の英会話などで、Get me?と話し相手に言われる場合がありますが、これは「私の言っていることがわかりますか?」という意味ですね。
T:もちろんこのような簡単な表現では、場面によってその意味が異なることは知っておいてください。get youといった表現では、「あなたをものにする、獲得する」という意味もあるよ。でも意味よりももっと大切なことがあるんだ。それは主語がなくても意味が通じる場合があるということだ。つまり相手が目の前にいるのだから、わざわざDo youはいらないというわけだよ。ファンクションメソッドはこの英語の発想を元にしてるんだ。
(Do you) Get me? 上げ調子で
S:ということは、「あなたの言っていることが分かります」という意味を表したいときは、Get youだけでいいとも言えますね。
Yes. (I) Get you.
T:表現は、まず動詞フレーズだけのワンフレーズ表現で行うことが基本となるべきだよ。そして次にファンクションフレーズをつけたきちんとした表現に展開する。これが進化することばの学習だよ。
(Do you) See? 上げ調子で
わかりますか?、理解できますか?
Yes. (I) see.
わかります、理解できます
【Sample Sentences No.1-4】
(22) Where did you get that idea?
あなたはどこからそんな考えを思いつきましたか?
(23) Have you got the idea?
あなたは趣向[着眼点]がわかりましたか?
(24) I'm beginning to get the picture.
私には状況が分かりかけてきました
省略
次回は「自由に英語を話すための最短学習プログラム」に続く!!
以上英語はファンクションフレーズと補語フレーズとの順列・組み合わせで成り立っているのが英語のしくみです。
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