#21 Ely -うなぎの町-

ここは、もうNorfolk州なのかしら。

イングランド東部のNorfolk(ノーフォーク), Suffolk(サフォーク)州と言えば、あまり日本のガイドブックでは注目されていないけれど、イギリス人の間では人気の地域。

休み前になると、イギリス人達から『Norfolk, Suffolkに行ってゆったりするの。』なんて言葉を良く聞く。

21番目の大聖堂があるイーリー(Ely)もイングランド東部の町。

ここは、きっとノーフォークと他の州との境目あたりだと思われる。

イングランドで3番目に小さな町らしく、この町のランドマークはもちろん大聖堂になる。

青空に映える堂々とした大聖堂。



#02のLincoln, #03のPeterboroughといいイングランド東部の大聖堂は、立派なまさにザ・大聖堂というものが多い気がする。

ちなみに、このElyという名前には面白い説がある。

どうやら、この辺りは湿地だったようで、かつてはうなぎが豊富にとれたとか。

eel(イール)=うなぎに島を表す-YがついてElyという町の名前になったというもの。

実際、この辺りの湿地にはうなぎがいるとかいたとかで、この説は、かなり信憑性が高いそう。

ずいぶん、話が大聖堂からそれちゃいました．．．

大聖堂に戻ると、湿地とは程遠そうな芝生の上に石造りの立派な大聖堂。これを上の写真とは違う角度から。





美しい。これに、うな重でもあれば最高なんだけど。

そうしたら、イギリスらしさが一気に消えちゃうか．．．ふふ。

さぁ、中に入ってみよう。


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