こんにちはタッキーです。
仕事が色々と大変な中、資格取得の勉強もぼちぼち始めていたりします(あえて宣言することでサボりをなくす)。
これからは今年の公演に向けた稽古も始まっていくので、時間的にオーバーワークな気もしますがはたしてどうなるか。
今回の台本はとても難しいようです。すぐさまに暗記してその分、演技や動きに集中できる時間を増やせればと思います。
さて、久しぶりに本の紹介をします。
『読んでいない本について堂々と語る方法』(ピエール・バイヤール 大浦庸介 訳 筑摩書房 2008)です。
タイトルからするとハウツー本というかビジネス書というかそんな印象を受けますが、中身は「読書」という行為について
考察したものとなっています。「本を読んだ」とはどのような状態を指すのか?私たちがよく抱くであろう読書に対する
イメージとして、「最初から最後までしっかり通読しなければならない」といった或る種強迫観念のようなものがあるでしょう。
しかし、一言一句くまなく読んだとして、その全てを記憶することは不可能であり、書いてあることなど読んだ瞬間から忘れていくものです。
目次を読むだけでも、一部分だけを読むのも、極端にいえばタイトルを見るだけでもよい。
本を読む上で重要なのは、ある一冊の中身を全て知ることではなく、本と本における位置関係を把握することなのです。
以上が大まかな内容になります(ただし、本と本の位置関係を把握するためには・・・)。
台本はしっかり一言一句暗記する必要があるのでざっと覚えるわけにはいきませんが、読書のヒントになるかと思います。
それでは。
著者の考えで捉え方が違うので
色々な方が書いた本を沢山読んで
全体像を掴めとのことですかね?
ウ~ン悩む!
タッキー様のブログは時々、私に
心地よい試練を与えてくれます。感謝。
本と本の位置関係とは、例えばA本とB本があったとして、BはAに対する批判検討を加えたものである、みたいな感じです。
一生で読める本の数は限られてくるので、読むに値する本かそうでないかを見定めていくことも重要ですね
見極めが必要ですね。
少し意識していきたいと思います。
本の内容すべて読まなくてもというのは斬新ですね
小説なんかは大体の内容を覚えてられますが、実用書や教科書なんかはどうしてもうろ覚え(覚えてすらないまである)で困りますね
図書館なんかで借りれないか探してみます