実践的演劇教育ーことばと心の受け渡し

四十数年の小学校と大学での教師体験からの演劇教育の理論と実践、そして、憲法を守る市民運動の現在(いま)を報告します。

〔143〕今年の施行70年の憲法集会は、安倍氏の憲法改悪の思惑を打ち砕くものでした。

2017年05月05日 | 市民運動
  今年の憲法記念日は絶好の集会日和でした。Aさんと連れ合いと私の3人で、りんかい線「国際展示場駅」を下車したのが1時少し前でした。トイレは長蛇の列、会場の有明防災公園へ向かう道は様々なプラカードや幟を持った人でごった返していました。
 集会を妨害する右翼の宣伝カーでしょう、大音響が遠くから響いてきました。集会の自由もあったものではありません。明らかな嫌がらせ行動を警察は取り締まらないのでしょうか。
 集会が始まる前に草原でお弁当を食べることにしました。食べている間に、1時になり集会が始まりました。メインステージに歩を進めましたが、人が多くて、わずかに横から発言者の顔を見ることができるだけでした。どこにいてもスピーカーからの声は十分聞こえてくるのですが、話し手の顔を見たいのです。しょうがないので多くの人と一緒にスタンディングでの集会参加ということになりました。

 この日のプログラムを紹介しておきましょう。
 スピーチはこの順ではありませんでした。集会の様子はネットにいっぱい流れているので是非ご覧いただき、確認して下さい。
 話を聞きながら、昨年のことを思い出していました。むのたけじさんが車いすで参加し、元気な声で話をしていました。憲法は守らなければいけないという話でしたが、おそらくむのさんは天国で我々を見守ってくれていることでしょう。

■施行70年 いいね!日本国憲法―平和といのちと人権を!5.3憲法集会
日時:2017年5月3日(水・休)11時30分~
場所:有明防災公園(東京臨海広域防災公園)
主催:5.3憲法集会実行委員会
〔集会内容〕
*11時30分~ ブース・イベント広場:親子憲法ひろば/出店ブース/ミニSL
*12時~ プレコンサート:ユキヒロ/佐々木祐滋
【みんなでつくるステージ企画】「HEIWAの鐘」をユキヒロと一緒に歌おう
*13時~ 集会: ※司会:橋本美香(制服向上委員会)
政党あいさつ:民進党〔蓮舫〕、共産党〔志位和夫〕、社民党〔吉田忠智〕、自由党〔森裕子〕、沖縄の風〔伊波洋一〕
*スピーチ:
・池内了(名古屋大学名誉教授、世界平和アピール7人委員会)
・伊藤真(弁護士、伊藤塾塾長)
・植野妙実子(中央大学教授・憲法学)
・落合恵子(作家)
・坂手洋二(劇作家、演出家、燐光群主宰、日本劇作家協会前会長)
・ピーコ(ファッション評論家、シャンソン歌手)
・山田火砂子(映画監督)
・特別ゲスト:李泰鎬(朴槿恵退陣緊急国民行動、参与連帯政策委員長)
・山城博治(基地の県内移設に反対する県民会議)
・米倉洋子(共謀罪法案に反対する法律家団体連絡会)
・高田健(総がかり行動実行委員会・共同代表)
*14時45分~ クロージングコンサート:制服向上委員会/中川五郎/PANTA
〔パレード〕
・豊洲コース(公園東口~豊洲公園、最寄りは東京メトロ豊洲駅)
・台場コース(公園西口~ウェストプロブナード、最寄りはりんかい線東京テレポート駅)

 この日の集会の様子を朝日新聞は次のように伝えました。

●ピーコさん「憲法改正は許しません」 東京で護憲派集会(朝日新聞)
 2017年5月3日 東京都江東区の東京臨海広域防災公園では、憲法改正に反対する市民や団体による「5・3憲法集会」があった。約5万5千人(主催者発表)が集い、「憲法が大切にされる国に」などと書かれたのぼり旗やプラカードを掲げて「戦争反対。9条守ろう」などと訴えた。
 自民党の憲法改正草案をめぐる本を出版した服飾評論家のピーコさんは、草案では自衛隊が国防軍になっているとして「戦争はしない、という草案ではない。憲法を改正することは許しません」と語った。安保法制に反対する伊藤真弁護士は「政治家の中には改憲の機が熟した、という人がいるが、とんでもない。憲法を壊すたくらみに声を上げ、戦い続ける覚悟を決めよう」と呼びかけた。
 集会には、野党の党首らも出席し、共闘して安倍政権に対抗すると宣言。「憲法改悪 絶対反対」「共謀罪は今すぐ廃案」と声をそろえた。平和の希求を呼びかける「HEIWAの鐘」の合唱では、歌声でも「武器を持たぬことを伝えた先人たちの声を永遠に語り継ぐのさ」と訴えた。(岡本玄)


 私たちのパレードは、台場コースでした。先頭の弁護士会グループの次に陣取りました。
 やはり途中で、がなっている右翼のグループが我々を「出迎え」てくれました。
 
 家に帰ってから、録画しておいた「情報ステーション」や「NEWS 23」を見てびっくり。 55000人の憲法集会よりも、1100人参加の日本会議系の右翼団体の集会での安倍首相のビデオメッセージの方が大きく取り上げられていたからです。2020年までに憲法九条を変え、憲法に高等教育無償化を加えるという発言でした。 いよいよやって来たという感じですが、安倍氏の焦りも同時に感じてしまうのです。九条をとってみると、自民党憲法草案からかなり後退した主張であり、さらに日本維新の会を取り込んでのお試し改憲であることが見え見えであるからです。

 憲法改悪の日程と内容がはっきりしてきました。やってやようじゃないですか。
 この日、ある旧友との嬉しい再会が待っていたのですが、それは次のブログで書くことにしましょう。
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