遠藤雷太のうろうろブログ

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マイケル・カーティス監督『カサブランカ』(1942年)

2017-04-21 00:45:56 | DVD・VHSなど

カサブランカ Casablanca 1942

2017/4/20

・カサブランカの賭場のオーナーが、元恋人とその夫をナチスから逃がしてあげる話。

・1942年公開。アメリカは日本と太平洋戦争をやりながら、こんなおしゃれな映画を作る余裕があったのか。

・wikiを見ると、反ドイツのプロパガンダ映画とある。

・それにしてはおしゃれすぎやしないか。

・今となっては当時のドイツが悪役でも違和感はない。

・70年以上前の作品なのに、絵に安っぽさがない。

・特に酒場の客と楽団。賑やか。

・ナチス勢力下、パリからアメリカに逃げるためには、パリ→マルセイユ→オラン→カサブランカ→リスボン→アメリカという経路をたどらなくてはいけない。

・舞台はその中のカサブランカ。フランス領で親ドイツ。ドイツ人が幅を利かせているけど、なんでもできるわけではない。治安は悪い。

・微妙なパワーバランスで成立する各々の駆け引き。

・でも、結局は男が昔の女のために体を張る物語だった。

・「君の瞳に乾杯(Here's looking at you, kid.)」が、ギャグにならず、絵になる世界。

・そのセリフを繰り返すことでしっかり盛り上げていく構成。

・「昨日の夜はなにしてたの?」「そんな昔のことは覚えていない」「明日の夜は空いてる?」「そんな未来のことはわからない」とかも。

・元恋人はイングリット・バーグマン。いい歳した男達が体を張るだけの説得力を持っている美人。

・主人公のオーナーは、ハンフリー・ボガード。一見無慈悲な現実主義に見えて情に厚い。男前の鑑。

・ギャルソンや演奏家にもはっきり慕われている。

・でも、イカサマはわりとあからさま。

・もし、あれが美人の若奥様じゃなくて、不細工な中年男性でも助けたんだろうかと、うっかり考えてしまう。

・たぶん助けないんだろうけど、もともと聖人君主というわけじゃないし仕方ないか。

・あと、口では風任せとか言いながら、わりと露骨に身の安全より友情を取ったルソー署長がおいしい。

・大声で違法賭博はダメだと言いながら、取り分をしっかり受け取るところがかわいい。

・高級サインペンみたいな筆記具がちょっと気になる。

カサブランカ (字幕版)
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