遠藤雷太のうろうろブログ

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劇団怪獣無法地帯『古事記殺人事件』

2017-06-17 00:02:05 | 演劇を見てきた

2017/6/16

・山村にやってきた民俗学者が、巫女の失踪やご神体の盗難など、色んな事件に巻き込まれていく話。

・昭和の探偵小説そのままのシチュエーションに、お客さんの期待を先取りするタイミングでギャグや演出効果をたたみかけ、最終的にいい湯加減のエンタメ作品に仕上げている。

・当たり前のようにやってるけどすごい。

・開場中は脚本演出の棚田さんが会場係。よくお客さんを話しかけながら誘導していた。ひょうひょうとしている。

・会場の空気がゆったりしている。いろんな劇団が公演している劇場で、会場に入っただけで怪獣無法地帯の演劇を見に来た気分になれるのがさすが。

・そのよく話しかける会場係が、ほとんど照明も変えずしれっと本編を始める。それで違和感がない。

・結構危なっかしいギャグもあるんだけど、ウケてもウケなくても雰囲気が冷めない。

・句読点みたいにギャグや演出効果を入れている。

・話のリズムを作るのに使っている感じなので、ウケなくても停滞しないということなんだと思う。

・手数も多い。

・飛び蹴りの無駄撃ちぶり。

・村長の「昭和の名士」感あふれる見た目。ひげと蝶ネクタイ。

・手紙を音読すると怒られる、演劇のお約束やぶり。

・スサノオの剣使いがキレキレ。

・みんな客いじり楽しそう。

・パンフのイラストの元ネタ大集合感と、本編そのものとはあんまり関係ない感じ。

・事件に絡めながら登場人物を紹介していくテンポの良さ。

・誘導されるままに席に座ったら、隣がyhsの南参さんだった。

・古事記とはいうけど、専門知識はほとんどいらない。

・それでも、真相部分に古事記の大ネタを絡めているので、抑えるべきところはきちんと抑えている。

・主人公の格を落とさずピンチに陥れる終盤の仕掛け。

・全体的に雰囲気はゆるいのに安心感がすごい。

・作品作りの安全なところと危険なところを見切っている感じ。

・憧れるけど、この雰囲気を素人がヘタに真似しようとすると、事故起こしそう。

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