遠藤雷太のうろうろブログ

即神仏になる人が鳴らす鈴のように、遠藤が生きていることを確認できます。

町山智浩・柳下毅一郎「ベスト・オブ・映画欠席裁判」

2012-05-25 22:34:20 | 真夜中の読書感想文
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋



2012/5/25

ウエイン町山とガース柳下(どちらも日本人)の映画漫才。
二人ともおそらく業界屈指の映画知識量なので、言ってる固有名詞がかなりわからない。数も多い。
不思議なもんで、それでも面白い。
漫才形式の型がしっかりしているせいか、だいたいの感じで笑える。

ウエイン でも、下品な冗談が嫌いな女もいるわけ。うちのカミさんとかさ。
ガース ブスのクセに気取りやがって。
ウエイン ……それはいくら柳下でもひどくないか!?
ガース ソフィア・コッポラのことですよ!

こんな感じ。
子供の頃に、兄とその友達が面白い話をしているのを聞いているよう。
背伸びは承知の上で、まざりたくなる感じ。
紙上の対談というだけでもハードルが高いのに、すごいスキル。
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MYSKY vol.10 コスプレパーティー spring

2012-05-20 00:17:35 | レポート
2012/5/18

コスプレイベント。
昨日のロンリーアクターがまるかぶりだったので、45分のみ参加。参加といっても、ただコスプレした人の歌と踊りを眺めるだけ。
とは言え、ニコービル地下のクラブ風の空間は初体験で珍しく、たのしかった。
なぜか、札幌小劇場で知る人ぞ知る役者さんと音響さんと装置さんと一緒になったので、思ったよりアウェーにはならず。ただ異物感は4倍増し。
さすがコスプレイベントというだけあって、衣裳がカッコいい。
もう少しキャラクターがわかるかと思ったけど、あんまりわからなかった。
ついつい、いくらくらいで作れるんだろうと思いながら、観てしまう。
そして、予約をお願いしたかわむらさんのライブは見られず。メインのコスプレのコンテストが始まる前に退出してしまった。
あと、生のカメラ小僧さんを見て感動した。
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BLOCHひとり芝居フェス『LONELY ACTOR PROJECT vol.15』

2012-05-19 00:24:17 | 演劇を見てきた
2012/5/18

4人4話の一人芝居フェス。
1組目の途中でトイレに行きたくなり、直前にビールを飲んだことを悔やむ。
野村大さんの安定感にほっとする。
そして、トリをとった森舞子さんの怪演ぶりに納得する。
一人芝居は難しいなあと思いながら見る。
なぜ声を出すかというところが最初の関門。
リアルにやればいいというものではない。
お客さんに納得してもらう境界線はどこにあるのやら。
関連して、お客さんを味方につけられるかどうかは非常に重要。
あと、一人で何役もやるのでなければ、メイクや衣裳はちゃんとしたほうがいい。
そして、電話と幽霊は諸刃の剣。
何か新しいことをやりたいけど、だいたい出尽くしているような気もする。
脚本家としては悩みの深まるイベントだった。
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弦巻楽団「神の子供達はみな遊ぶ」

2012-05-15 10:05:00 | 演劇を見てきた
2012/5/14

全部で3チームに分かれて上演される。自分が見たのはAチーム。
かつての超能力少年少女グループ「サイキックファイブ」の現在を、5人のファンだったという記者が追う話。
超能力の話なので、アクション多めかと思っていたけど、喫茶店の店内のみを舞台にした会話劇だった。
一般人1人と超能力者4人。極端な対立構造にハラハラする。
その一般人のほうを演じたのは森田亜樹さん。
難しいパワーバランスの中を豪快に演じきった。
あと、人の会話を聞いている間の楽太郎くんの表情がおもしろかった。
パンフを見る分には、3チームの中でいちばん安定感高いチームを見たような気がする。
芝居の長さは1時間。さらっと終わる。
いたずらにエピローグで引き伸ばすより、潔くてよいと思う。
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入江悠監督「タマフル THE MOVIE 〜暗黒街の黒い霧〜」

2012-05-14 01:40:39 | レポート
タマフル THE MOVIE 〜暗黒街の黒い霧〜 [DVD]
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント



2012/5/13

・たぶん北海道に住んでいる人でこのDVDを見ている人はほとんどいないのではないか。
・そんな希少性にそそのかされてしまう。
・TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」の番組企画で作られたDVD。
・辛口映画批評のコーナーを持つラジオ番組だからハンパなものを作れるはずがなく、かと言って予算も時間も人材もない中で一体何をやろうというのか。
・唯一の勝算は、監督が入江悠ということ。というか、入江監督の勝算はどこにあったのか。
・役者は、ほぼ番組出演者とスタッフのみ。演技素人ばかり。
・1時間作品で撮影期間は2日。
・結論。映像はすごい。なんとかなった。
・番組リスナーなら、誰もが半笑いで楽しめるファンムービー。番組リスナー以外が見る機会はほぼないだろうから、それでよい。
・セミドキュメンタリー形式。
・番組名誉プロデューサー橋本吉史の存在感がズバ抜けていた。
・こんなに悪役が映える素人はいない。
・ランニングエルボー、盛り上がった。
・ボディスラム、盛り上がった。
・ただの学生プロレス出身とは思えない。
・物語終盤。構成作家の古川耕のショック映像に、気恥ずかしい思いをしつつ爆笑。しばらく脳裏にこびりついて離れなかった。
・ふたりとも、いい声。スタッフなのに。
・パーソナリティー宇多丸は、ヘタレ演技がうまい。
・マンガ家しまおまほの的確な逸脱ぶり。
・プロデューサー&ディレクター近藤夏紀の美人ぶり(スタッフなのに)。
・ビューティフルライフコンサルタントの佐藤さんの無駄遣いぶり。
・ライムスターのマミーDの扱い。
・副音声&監督インタビューがとてもおもしろかった。
・入江悠監督は、こういうシチュエーションだからこそ作れるものを作ろうとしたと言っていた。さすが。
・ウチワの人間をしっかり楽しませることの難しさと重要性を学ぶ。
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谷口健太郎プロデュース 札幌二人芝居フェス『Pair Play Parade vol.2』

2012-05-12 19:07:24 | 演劇を見てきた
2012/5/11

二人芝居しばりということに興味をひかれて見に行く。
到着がギリギリになり、いちばん下手側に座る。二人芝居で端っこだと、どちらか一人の顔が見えなかったりするので、真ん中あたりの席にすればよかったかもしれない。
普通の短編が3本。予告編的な感じのお話が1本。各話のブリッジ的な感じでショートコントが入る。3本見て終わりだと思ったら、もう1話あった。
いちばんお客さんが沸いていたのは、ナランチャのコント。
ただ、自分が10くらい面白いと思っても、他のお客さんが100くらい笑ってると、乗り遅れた気分で盛り上がれない。困る。
それはそうと、二人芝居はある程度「型」が決まっているので、単調になるかと思ったけど、思ったよりそういう感想にはならなかった。
来週の一人芝居フェスも期待したい。
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エドゥアール・ロネ「変な学術研究〈1〉光るウサギ、火星人のおなら、叫ぶ冷凍庫」

2012-05-11 18:57:14 | 真夜中の読書感想文
変な学術研究〈1〉光るウサギ、火星人のおなら、叫ぶ冷凍庫 (ハヤカワ文庫NF)
クリエーター情報なし
早川書房


2012/5/11

世界のヘンな研究を集めた本。
学者たちの「知りたい」欲求がありとあらゆる方向に向いていて楽しい。
例えばこんな研究。《ネイチャー》誌に発表。
「天気予報が雨の予報をしている日には、雨傘を持って出かけるべきかどうか?」
イギリスの天気予報の的中率は高い。
しかし、出かけると言っても、実際に外に出るのは1時間程度。
なので、日単位ではなく、時間単位で統計を出してみたところ、天気予報を知らなくても雨に濡れる可能性は8%だそうだ。
ふだん天気予報をあまり気にしなくても、そんなに不便はなかったので、納得。
あと、若い<女性>経済学者の「女性の給料を上げても、その有用性は少ない」という報告。
ただの学者バカ(またはバカ学者)かと思ったら感動的な展開を見せる。
あとは、もっとくだらない研究ばかりで、いちいちほほえましい。

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小島慶子「気の持ちようの幸福論」

2012-05-08 20:25:35 | 真夜中の読書感想文
気の持ちようの幸福論 (集英社新書)
クリエーター情報なし
集英社


2012/5/8

ラジオパーソナリティーの小島慶子の本。
語り下ろししたものを本にしているので、とても読みやすい。
いろいろ記憶に残った。
自分の価値観の中で「最悪なヤツ」と出会うことは、新しい世界を発見するきっかけになるという話。
人がフィクションを欲する理由のひとつにもなるので、これは覚えておきたい。
もうひとつ、良い人間関係が崩れたとしても、かつて良い人間関係があったという事実を否定してはいけないというのもよかった。
残念な結果だけで判断すると、人生はかなりつまらないものになってしまうということは、そのとおりだなと思う。
彼女が、いろんなイヤなことをどうやって理論付け、いなしてきたかがよくわかる。
AMラジオ的に表現すると、愛すべき理屈バカという感じがする。
お話を書く上でも、こういうキャラクターはぜひ参考にしたい。
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逃避ラン(北海道神宮往復お花見人体実験コース)

2012-05-06 22:08:27 | 走メモ


2012/5/5

北海道神宮往復お花見人体実験コース。

往路 5.8km 35:13 6'03"/km 6755歩
復路 6.7km 42:12 6'18"/km 7782歩

まずはいつものように北海道神宮までジョギング。
芝居仲間の主催するお花見に参加。
途中雨に見舞われながらも、いろいろな人と話す。
なにかと煮詰まっていたので、ちょうどよかった。
特にセーブするでもなく、ビール、ワイン、焼肉、焼肉、ヤキソバ、焼き餅をいただく。
ほろ酔いなんて言えない程度に酒を飲み、十分すぎるほど肉を食べた。
当然、復路は苦しく、信号が赤だと喜んで休憩。しかし、走れるもんだ(実験結果)。
タイムにもあまり差がない。不思議。
そして、往路も復路もペースはいい。筋トレ効果バカにならない。
あまりよいフォームでは走れていないような気がするので気をつけねば。

※いい桜たくさんあった。
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アラン ドラモンド作「風の島へようこそ」

2012-05-06 02:30:25 | 真夜中の読書感想文
風の島へようこそ (福音館の科学シリーズ)
クリエーター情報なし
福音館書店



2012/5/4

エネルギーの島と呼ばれている、デンマークのサムス島を描いた絵本。
ネットで調べると、自然エネルギー(主に風力)で100%自活しているそうだ。
ほんとにあるんだ。そういうところ。
「日本には全く参考にならない」という感想も、「日本もすぐに取り入れるべきだ」という感想もあるだろうけど、どちらも正しくなさそう。
こういうことの正解は、完全な肯定と完全な否定の間にしかないだろうし、間のどの程度の場所に自分の立ち位置を決めるのかがセンスなんだと思う。
絵本で読んでみると、やっぱりそもそも必要な電力量が日本に比べて少ないように思える。かといって、不幸せには見えない。
使える電気の量と幸福の度合いは別物であるという、当たり前のことを再認識した。
とりあえず、そういう感想。
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