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漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)治療の最近:クロミフェン

2013-04-02 | 子宝・妊娠体質つくり
クロミフェンで排卵できても累積妊娠率は上がらない
PCOSの治療としてクロミフェン投与により75%が排卵したが、
6周期の累積妊娠率は24%にとどまっていた。(Legroらによる報告)

※6周期累積妊娠率:生理周期6回を経て妊娠する確率

その理由は、
クロミフェンによる抗エストロゲン作用によって、
頸管粘液の減少と子宮内膜の菲薄化が起こることが原因と考えられています。
そのため、クロミフェンによる排卵を6~9周経ても妊娠に至らない場合は、
次の対策(たとえばFSH低用量漸増療法など)に移ったほうが良いとしています。

(産婦人科の実際2012No.8・クロミフェンが無効な多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)より)


ホルモン治療を続けたい。
しかし副作用によって卵子や内膜の質が落ちてしまう・・・

その対策として、漢方など自然に逆らわない方法によって、
代謝がよく血流がよくどんどんものを造りだせる充実した体づくりに努めることは大切です。

当薬局も、この内膜の菲薄化問題を何とかしようとしています。
陰血を補ったり、活血したり。(婦宝当帰膠、紅沙棘、参茸補血丸、水快宝、田七、杞菊地黄丸、二至丹などなど)

また、根を詰めてホルモン治療を行い過ぎないよう、ときどき休む周期をつくるのも
ひとつの対策となるでしょう。

多嚢胞性卵巣症候群と不妊対策

多嚢胞性卵巣の漢方対策体験例


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