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映画の鑑賞セルゲイ・ポルーニン

映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』を鑑賞。
ウクライナ出身で元英国ロイヤルバレエ団プリンシパルのセルゲイ・ポルーニンの
ドキュメンタリー映画。デビット・ラシャペルが手がけた動画がすでにYouTube上で
話題になっていたが、そのメイキングも入っている。
ウクライナの貧困から抜け出す為に母親が選らんだバレエで才能を発揮する
セルゲイ。息子の才能を信じた家族は”自分たちの人生よりもより良い人生になるように”と
一家で海外へ出稼ぎしバレエ学校の学費を工面。才能を信じた母親は
英国のロイヤルバレエ学校への進学を決断。見事合格してイギリスへ渡った息子は
その地でも才能を開花させていく・・・。
ドラマティックな人生がテンポ良く進んでいく。
ロイヤルで史上最年少プリンシパルへ登りつめた才能の電撃退団。
そしてどん底の状態で撮ったPVによる見事な再生。

しかしお父さんは普通に息子と暮らしたかったのだろうな。
お母さんのイケイケに押されて、何も言えずに外国にまで
出稼ぎにいって結局小さな息子と何年も会えずじまい。
ウクライナの社会事情もあるのだろうが。

映画の日に鑑賞したせいか、文化村はほぼ満員。
時間10分前に到着したがあやうく席がないところだった。


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映画『SHIDAMYOJIN』

昨夜は現在新宿の新宿K’s cinema(ケイズシネマ)
で上映中の遠藤ミチロウさんの
SHIDAMYOJINを鑑賞。パンクと民謡と盆踊りが合体した新しいバンド羊歯明神の姿を追った
ロードムービー。



上映後には、映画にも出ていた福島県いわき市志田名で実際に
放射線量の計測やその対策を行っている放射線衛生学者の木村真三氏との
対談も行われた。非常に興味深い内容だった。6/16まで。



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映画鑑賞

ソ連体制下での連続殺人を扱った映画チャイルド44を鑑賞。
評判が良かったので期待していったのだが、正直そこまででは。。。
これは小説『チャイルド44森に消えた子供たち』
原作だが、その小説の題材となった実話が、ハヤカワ文庫の
ノンフィクション『子供たちは森へ消えた』で、
それを先に読んでしまった為に物足りなく感じたのだろう。
アメリカ人の役者が英語でスターリン体制下のソビエト人を演じても、
リアクションとかがロシア人のそれっぽく感じられない。
ロシアにいるロシア人って、もっと投げやりで無愛想だし。
当時のソビエト社会体制下での救われなさ、昆鈍さが全然画面に足りない。
そもそもがアメリカ映画だから仕方ないのだが、ストーリーも違和感だらけ。
映画と本では、ましてやフィクションとノンフィクションでは比較しようがないが、
ハヤカワの『子供たちは森へ消えた』の内容は、あまりに衝撃的でリアルだ。
このような殺人鬼が実際に80年代のソビエトに存在していて、
社会体制の不備や市民意識の低さをの隙間を突くように子供ばかり50人以上
殺しまくっていたなんて。
社会情勢や市民心理を踏まえながらその捜査の過程や丹念に調べ上げていったこの本の方がだんぜん印象深い。

先日ユーロスペースにて『神々のたそがれ』を鑑賞。
ざっくりいうと文明が地球より遅れているどっかの遠い星に行った神扱いされる地球人、
の話なのだが、これがまた救われないというか、
これこそがロシア人の描くカオスなのだろう。
もう泥水とかツバとかしゴミとか首吊りとか、なんかそんなで途中ウトウトと
眠って起きてもまだ同じような場面。
まるでシベリア上空を飛行中、途中寝てまた起きても眼下の景色が変わらないような。



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アントン・コービンの映画

下高井戸シネマでレイトショーで上映中のアントン・コービンの
ドキュメンタリー映画
を観て来た。
様々なロックミュージシャンや俳優のポートレートを長年撮り続けて
来たフォトグラファーはどういう人なのか、昔から興味があり
今回興味深く鑑賞した。
アントン・コービンというと、モノクロでクラシカル、構図に重きを
おくシンプルなポートレートが特徴だ。自分が高校生の頃だからもう30年も
前になるが、ミュージックライフだかロッキンオンだかに掲載されていた
1Pタテ位置裁ち落としの、黒バックで下の方に頬づえついた
エルビス・コステロの写真を、切り抜いて下敷きに入れてたのを思い出した。
下の方に小さく掲載されていたクレジット名、photo by Anton corbijnの文字を
今でもはっきりと思い出す。あの時代、もっと前からずっと第一線で活躍して、
しかも作風が変わらないのがスゴい。
U2やルーリードとの撮影シーンはとても興味深かった。アントンはもっと
”走る”タイプだと思っていたのだが、ポラロイドを何度も切りそれをメンバーに
そのつど見せて意見を聞きながら進めていく、とても”気配り”タイプのカメラマンで、
ルーリードとメタリカのメンバーがセレクトするためホテルにやってくる前に、
アントンの少し緊張しながら、いろんな所を片づけながら(笑)そわそわして
待っている場面など、人間性がよく表れて良い場面だった。
聖職者だった家庭の環境など、きっとすごく真面目で誠実な人なのだと
思われるが、母親も言ってた通りきっと様々なワガママに付き合ってきたりも
したのだろう。ハリウッド映画の撮影場面より、イギリスのあの荒涼たる
草原で鉛色の空の下、ひとりロケハンを繰り返すその姿の方が合っていると感じた。
明日まで。
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現在公開中

フライヤーの撮影を担当させてもらった『フラッシュバックメモリーズ』が公開中。
ディジュリドゥ奏者のGomaさんが交通事故に遭い記憶障害に。
様々な記憶を失い、いろいろな出来事を長く記憶にとどめておく事が
できないとのこと。
ディジュリドゥすら忘れてしまったGOMAさんだが賢明なリハビリを経て
見事復活。不思議な絵画の才能も新たに開花させ、
演奏は以前にもまして神懸かったものになっていく。
しかしながらその演奏は失われた記憶の代償といえるもの。
家族との思い出、特に幼い娘さんとの様々な思い出すら奪われていくことに
悲しみをおぼえる。
この難しい題材を松江哲明監督が見事に映像化している。
ディジュリドゥのグルーヴ感に乗せられてGOMAさんの人生を
文字通りフラッシュバックして観せていく。
(自転車の場面は悲しいほど美しい・・・)
撮影時にお会いしたGOMAさんはとても穏やかな方で、
みんなでの記念撮影、松江監督とのツーショット撮影の時なども
終始嬉しそうに楽しんでいた様子が印象的でした。





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三島の映画

交通事故に遭って重傷と報道されていた
映画監督の若松孝二氏がお亡くなりに。
下高井戸シネマで上映を観にいこうかな、と
思っていた矢先だけにびっくり。
日曜のトークショーは行けないけど(残念)、
来週はぜひ観にいこう。
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『旅芸人の記録』

自分の中の”いつか見なければいけない”リストに長年載っていた、
『旅芸人の記録』を昨日、早稲田松竹で観る。
http://www.wasedashochiku.co.jp/lineup/2012/angelopoulos2012week1.html
難解などと聞いていたがそれほど難しいとは感じなかった。
しかし登場人物の関係性が分からないまま進んでしまい、事の顛末が
理解できなかったことが多々あったが、それでも退屈することなく
最後まで観ることができた。
この前の『アンダーグランド
でも感じたが、ヨーロッパの中で小国ということはその存在が圧倒的不利な状況。
常に他国の侵攻や思惑に市井の人々が翻弄される環境だったのであろう。
今年事故で亡くなったアンゲロプロス監督は、新作を撮影中だったとのこと。
深刻な財政危機に瀕している現在のギリシャを、どのように描くつもりだったのだろう。
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『アンダーグランド』

『アンダーグランド』を鑑賞。
15,6年前だと思うがクラブキングの特別試写で観て以来だった。
当時は何の知識も無く観てしまったが、それでも音楽、アート、歴史、役者の演技など
全てに圧倒された事をよく覚えている。ユーゴスラビアの歴史は複雑だが今回はストー
リーもしっかりと追えて鑑賞出来た。
かつてサッカー日本代表監督だったオシム氏の含蓄にとんだ哲学的示唆が話題に
登ったが、複雑な民族構成からなるチームをまとめ上げるにはリーダーとして
必要な条件だったのだろう。国という概念が変化する中では個人の強い哲学がないと
生きていけなかったことはこの映画をみると想像に難くない。
先週の高井戸シネマでの上映が関東地方では最後と思っていたが、バウスシアターでも
来月上映するらしいです。
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日々雑記14

友川カズキの”花々の過失”を観た。
そういえば以前下北沢のベースメントバーでM.J.Q
と友川氏が共演した時、外国人のスタッフが数名、友川氏をビデオ撮影していた。
あれがヴィンセント・ムーンだったのか。友川さんの出番の後にM.J.Qの時に
撮影を終えたスタッフがビデオ機材やMacもしまって、ノリノリで前の方に行って
たのを思い出す。1時間15分があっという間の、今の友川カズキのPVという印象だ。
たぶん違う人が撮ってたらもっと長くドロドロになっていたかと思うと
ドキュメンタリーでも画作り中心のようだ。世界的なムービー
クリエーターが友川カズキを題材として作った映画が海外の映画祭で評価された
ということはもっと知られるべきでは。



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写真展「ヒステリア・シベリアカ』準備

日曜の都心は空いてて車もすいすい。
人の少なくて落ちついているので仕事がはかどる。
水道橋で写真展の打ち合わせ。いよいよプリント作業に
とりかかる。大きい作品はすべてAPボード。ラムダだ。
ラムダプリントはネガを一旦デジタル化して大型の
プリンタで出力するやり方である。細かい点の調整が
ききやすいしので便利だ。反射原稿にも適している。
普通のネガプリと比較するとコントラストが若干弱まるが
まぁ逆にその分の調整もききやすい。

話変わって、
ミリオンダラーベイビー以来どうしても気になる
クリントイーストウッド作品。
アンジェリーナ・ジョリー主演のチェンジリングを観た。
話の筋は例によって言ってしまいそうなので言うまい。
例によって救われないところがいい。人生と悲しいものだ。
なぜなら報われないからということを物語っている。
クリントイーストウッド作品で好きな場面は暗い場面だ。
今回でいえば部屋の中に閉じこもるアンジェリーナジョリー
のところに牧師が訪ねてきた場面。薄暗い部屋の中に立つ
二人を窓からの光だけで捉えた場面がよかった。
ミスティックリバーの夜の川の場面や、硫黄島の夜間の
場面、ミリオンダラーベイビーの夜のジムの場面など
暗いところでのカメラワーク、ライティング、
話のもっていき処が毎回印象に残る。


写真展『ヒステリア・シベリアカ』3月20日~4月12日
アップフィールドギャラリー(JR水道橋駅下車西口より徒歩3分)
http://www.upfield-gallery.jp/
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