まったりズム  

車屋さんの食いしん坊日記、気になったものなど…最近ほとんど旅ネタ
暇な時にまったりと、お酒でも片手にお読みください

二輪夏旅 16

2011-10-25 | 東京離脱 北海道


因果な日本一を後にして、岩の造形美を楽しめる海岸線沿いを走ると、各所に色々な形をして色々な名前を命名されてる岩が次々と現れる。
よそ見をしながらみるが、それらしきものと、何だコレ?なヤツとある。いちいち寄ってたらキリが無いので意味もわからないうちに通過し、瀬棚の町へゆっくりと入る。
給油とセイコマでお茶を買う。

このあと少しだけ山中を走り再び海岸線。
さっきと同じように、岩の造形美を楽しめる区間。一番わかりやすいのが親子熊岩。でもまぁまぁかな、45点。

日本で唯一日本海と太平洋に面した町、八雲町に入り、今日の温泉を目指します。
一応24時間営業で、お休みは冬期だけと聞いてるので問題なく入る事は出来そうですが、日没前には行きたいのでやや急ぐ。時は既に18:00ちょっと前。
左折する交差点を少し通り過ぎたが、間違いなくその温泉に向かう道。細く寂しくなって来る頃大きめの駐車場?に辿り着く。これ以上は一般車は通行不可。
バイクを停めるとジープに乗ったオジさまが寄ってきた。手には熊の生態の本。熊に襲われた実態を記録したものを見せられた。熊って夕方日没前に元気を出すらしい。今の時間はあまり良くないと聞いた。オジさまはその温泉に一人で入ってたらしいが、心細くなってすぐに出たとか…… なんだか恐ろしいなぁ、そんな事知らなきゃ普通に行ってたのにだ。
とは言え、そんな知識は無駄ではないので、2人で大きめの声でおしゃべりしながら歩いて向かう。




平田内温泉露天風呂 熊の湯
北海道二海郡八雲町熊石平町 
24時間利用可能、無料
ナトリウム-塩化物泉
混浴・脱衣所あり


ご丁寧に脱衣所まで完備だ。でも中はあまりキレイではない。
どうせ誰も居ないし、ここで脱いで風呂まで行くなら、風呂の横で脱衣してしまえ!ってことで、お外で脱ぐ。



渓流の横にある4人も入ると一杯になりそうな、一枚岩をくりぬいたような湯船に熱い温泉が流れ込んでる。そこにボースで水を入れて温度調節。初めは熱い!
所々ヌメっていて、滑るところもあって怖い。 
渓流の音が自然を感じさせてくれ、その自然の中で温泉に入れるのは幸せだが、熊が怖いというより、アブがスゴい。










外へ出るとすぐにアブが取り巻いて来るから落ち着いて温泉を楽しむどころではない。
時間も遅いので、それも理由にじっくり暖まる前に出る。急いで服を着ないとアブと友達になる。







ワイルドなロケーションでいいのだが、色々な面で正直落ち着いて入れるかどうかは疑問である。話のネタにはとってもいい温泉であった。







再び海岸線沿いに出て今日のフェリーの時間と状況を聞く。22:00函館発はまだ余裕があるらしい。それに間に合うように函館へ向ける。
R229からR227へ。もう暗くてわからん。Pan-kunが良く知ってる所なので甘えて何も考えずについてゆく。不甲斐ない自分だ。

江差で再びポツポツと空からの贈り物がやってきた。一応カッパを着込む。この先の峠も寒そうだし、一石二鳥でイヤイヤ窮屈なカッパを着込む。



函館へやってきた。フェリー乗り場の目の前のコンビニでメシを買って、乗船手続きにカウンターへ行く。
すると掲示板に何やら不思議な記号が表記されていた

24便22:00発青森行き 二輪車 「×」

どーゆーことよ?電話で確認した時に予約はしてなかったらしい、pan-kun。そんなにすぐに埋まるのかぁ?残念!!もう仕方ないから函館一泊を決め込む。・・カツ丼買っちゃったよ〜
でもまだ余地を探る。諦めはイカン、船でさっき暖めたカツ丼を食うのだ。
今居るのは「津軽海峡フェリー」、並びには別会社の「青函フェリー」がある。そこに電話をするも二輪はダメとの回答。
じゃ、最後に窓口の人にダメ元で聞いてみる。打開策を練るにも最終的なダメを聞かないと諦められない。
するとあっけなく「空席ございます」
上にある掲示板は何故に「×」?? 

乗船手続きを終えるとPan-kun、青年に声をかけてる。どうやら白神で動けなくなって立ち往生してる時に偶然通りかかって助けてくれたんだそうだ。そしてここで再会。



とりあえずは乗れる事が決まったので喜び勇んで乗船口へ。もうとっくにバイクの先陣は乗り込み終了。遅れた我らはしばら〜く待ち、トラックも乗用車も乗ったあとにそっと隅に乗る。「びなす」・・過去に東日本フェリーで室蘭〜青森を航行していた船体。乗った事あるかも……




簡単な荷物とサンダルとカツ丼を持って二等室へ。奥の秘密空間はまだ空いてた。棚サイドを陣取って、軽くビールとカツ丼とスープ代わりのチキンヌードルを食う。

お湯を入れる時に気づいたが、カップ麺には“BIG"と書かれていた故に、すっごく腹一杯だ。ゴゴゴ・・・と船体が細かく震え北海道とはお別れ。2泊3日のショートトリップが終わった。
腹一杯だし、疲れもあるしで二等室のカーペットは非常に快適であった。熟睡の3時間後、青森到着のアナウンスで起きる。眠い目をこすりながら下船準備。夜中の2時だ。北海道に渡るときも2時に起きた、そういえば。



トラックの排ガスを全身に浴びながら待つ。最後にようやく下船。
下船時に先ほどの青年に声をかけた。「これからどうすんの?どこで寝るの?」
とりあえずは私たちとと一緒の健康ランドに誘った。助けてくれたお返しに健康ランド代をPan-kunがおごるらしい。
下船したら何も考えずに近くの健康ランドへ向かう。天候は雨。ああもう〜しつこいなぁ、だ。



「あおもり健康ランド」にチェックイン。同じく船で到着した数名も一緒。バイクも数台泊ってる。

入場料と深夜料(館内着付き)あわせても1790円で宿泊出来る嬉しい価格。バイクから降ろしたバッグを持ってオドオドしてたらフロントのオニイサンが声をかけてくれた。「その荷物はロッカーには入りません、ここでお預かりしますよ」 と、フロントの中に入れてくれた。なんて嬉しい事だろう。バイク乗りの気持ちがわかるのだろうか…… 
大きな天然温泉風呂に浸かって、ビールを飲む。なんだかスゴく美味しく感じる。人も多くなく快適な空間だ。
青年と話す。250ccのロードスポーツバイク(CBRみたいなの)で日本一周中だとか。今夜は青森のフェリーターミナルの待合室で寝るつもりだったと。毎日道の駅などで野宿で過ごし、宿には基本泊らないで貧乏旅行を楽しんでいるよう。今夜は幸せだとか。
学生だからこそ出来る、金はないけど時間はある。出てしまえば旅は何とかなる、そんな旅行は辛い場面も多いだろうが、きっと深く心に刻まれる思い出が出来る。 
先ほどまでセブンイレブン公認の半透明のカッパを着ていたのでそれも聞いてみる。
やっぱり中まで濡れるそうだ。しかも走ってると風圧で次第に破ける。それでも辛抱強く着ている彼をみていると何か手助けをしたくなるが、幸いな事に今あげられるものがない。カッパをプレゼントしたいところだがこの後自分が困る。なので気持ちだけ伝えた。

もう4時近くになろうとしているのでいい加減寝る。 奥にがら空きの畳部屋があり、マットも毛布もしっかりあるので良く寝れた。


空いてた事もあり、今までで一番にランクインする健康ランドだ



本日の走行376km 37876北海道小樽市〜青森県青森市
燃料代9.19L/1360円@148
飲食代2250円
お土産5000円送料込
宿泊代1790円「あおもり健康ランド」
フェリー代5700円
計16100円 




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4 コメント

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ウヒョ〜 (satoshi )
2011-11-03 22:52:42
秘湯マニアには、たまらないローケションですね!

パン君の写真が、なんとも言えない(^^)d
Unknown (ゆうき)
2011-11-13 23:48:52
昔、八雲のおぼこ荘という温泉に夏に行きました。
やはり、アブが大群で襲ってきてリラックスできなかったなぁ
SATOSHI様 (オーナー)
2011-11-17 16:26:39

秘湯の中では結構メジャーらしいですよ、設備があるもの〜。 
行ったという既成事実を作成する為に行った様なもんです。
パン君がこんなのが好きみたい、温泉マニアだから。
ゆうき様 (オーナー)
2011-11-17 16:29:32

お越しいただきましてありがとうございます。 
そう、この時期ってアブが大量にいますよね。温泉の周りが暖かいからだと思うのですが、いくらなんでも多すぎて落ち着きませんね。 

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