はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

鷹ノ巣山・稲村岩尾根往復

2017年05月02日 | 【山】奥多摩・奥秩父


さぁ、さぁ、今年もゴールデンウィークがやってきましたよ!マスコミ情報によると世間では9連休もあるとか。我が家は例によって平日はキッチリ仕事、休日さえも仕事で、ぜんぜんっっゴールデン感はありません。

というワケで、ごく普通の土曜日の29日は、奥多摩の鷹ノ巣山へ行ってきました~。


え?最近やけに奥多摩・奥秩父づいてるって?


そーなんですよ。圏央道が開通して以来、家から意外に早くアクセスできる事が判明、そしてコースもバラエティに富んでいて「こりゃ~なかなかおもしろそうな山域だぞ」と奥多摩奥秩父に目覚めたのであります。


鷹ノ巣山は、あちこちから尾根を歩いて到達できる奥多摩十字路のような存在で、バスを利用すればスタートとゴールが別の登山口なんていうコースもできるんですが、我が家は可能な限り自家用車だけで完結させたいので、東日原から稲村岩尾根を歩く単純往復しました。いやー、なかなかおもしろかったですよ、稲村岩尾根。


ちなみに我が家の三昧は、昨日まで鷹ノ巣山の事を「鳩ノ巣山」と言い違えてましたが、今日になり「蛸ノ巣山」になっていました。どんどん「鷹」から遠ざかってゆきます・・・。


4月29日(土)
この日は午後から高い確率で雷雨になるという天気予報で、お昼までには下山したい。・・・というわけで例によって魚河岸並みの早朝から始動です。

通る車のまったくない、暗い渓流沿いの日原街道をクネクネ進み、駐車場に到着したのは3時30分頃。当然この時間じゃ釣り人も登山客もなく、前日から停めてあると思われる車が3台ほど。

駐車場は20台ほど停められ1日500円。自分で管理小屋のポストに料金を入れるシステムです。我が家はレジ袋に料金と車のナンバーを記したメモを入れて出発前に投入しました。駐車場にはトイレはありませんが、鷹ノ巣山登山口へ向かう途中のバス停にあります。(駐車場の画像は後程・・・)


4:15遠くの空がボンヤリと明るくなりはじめた頃、準備を整え駐車場を出発!

まだ暗い集落の車道を登山口へ向かいます。夜の帝王フクロウの「ホゥホゥ」という鳴き声を消すように、周囲では夜明けを迎えた鳥たちが、とんでもなく賑やかに鳴き始めました。

4:25民家の横にある登山口に着きました。ここから階段を下り登山道へ進みます。渓流に沿って進む登山道は、まだ暗くちょっと不気味。


橋を渡りしばらくは薄暗い植林地帯を歩きます。足元にはスミレやヒトリシズカが咲いているのが見えますが、まだ暗いので撮影は帰路のお楽しみにします。



やがて開けた涸れ沢に出ると、そそり立つ稲村岩の真下に出ました。こりゃー迫力満点だ!落石があってもおかしくないシチュエーションなので、ここは素早く通過します。



登山道に咲いていたヤマブキです。長い冬が終わり、いよいよ花の季節幕開けですね!



沢を渡り登山道を登って行きます。周囲は鮮やかな新緑でした。



遠くで今年初のツツドリの「ブッポポ、ブッポポ、ポポポポポッ」という鳴き声が聞こえてきます。この鳥の鳴き声を聞くと「あぁ新緑の季節なんだなぁ」と思います。


5:24稲村岩上部のすぐ横に出ましたが・・こんな掲示が。指導標はもちろん、見上げた先の岩場の木にまで掲示されているので、よほど登って欲しくないんでしょう。本人が怪我をするのは勿論、興味本位で登って登山道に落石させてしまう事が一番コワイかなぁ。



ここから稲村岩と対峙する尾根道を進みます。最初は針葉樹が目立つ和風な印象。



より一層、和風感を引き出すツツジが咲いていました。



途中にあった杉の木。例によって動物による皮剥ぎがされていました。飛龍山の記事でも書きましたが、この時期の杉・檜の皮は動物達にとって甘くて美味しいらしいですよ。



ほ~ら、こんな美味しそうな樹液もたっぷり。



この辺りから左の山間から太陽がぐんぐん昇り、じりじりと暑くなってきました。まだ4月でこんなに暑いんだから、夏場はさぞや熱帯地獄となりそうです。いつの間にか広葉樹に囲まれ、一気に明るい尾根道になりました。



朝日を浴びて苔も輝いています。



途中にあった、人がひとり入れそうな木の洞。上まで空洞で、中に何か潜んでそうでチョット怖い。


・・・と、この辺りから三昧の体に異変が!常日頃花粉症に苦しんでいるので、出発前に抗アレルギーを服薬してきたんですが、ここまで来てクシャミ鼻水、目のムズムズが止まらなくなりました~。実は前回の飛龍山でも同様の症状が。特にクシャミの連発がひどくて「ブェェェッグショーーン!」と連発しまくり。半径1㎞の動物達は「なんか、すげーの来た!」と身の危険を感じ遠くに退避したと思われます。もう熊鈴必要ないです。



標高が上がるにつれ、いつの間にか新緑は無くなり、



季節は少しだけ逆戻り。



ところでこの稲村岩尾根、ダラ~ダラ~と登りばかりが続いて地味~にキツイです。



更に暑さも加わって久々に大汗かきました。登山道そのものは、さすが人気の山域だけあって、とても歩きやすいです。


そしてなんといっても小鳥が多い!終始数羽のカラ類に取り囲まれています。

木の洞を利用した巣もありました。親鳥が入ると中からジーッジーッという元気な雛鳥達の鳴き声が聞こえてきました。


山頂に近づくと、登山道の端に少ーーしだけ残雪があり、そのためか少しばかり「ぬかるみ」が。とはいえ、パンツの裾や靴を汚すほどではありません。



7:36鷹ノ巣山山頂です!こりゃ凄い。樹林帯を抜け、ババーンと開放感ある広い山頂に出ました!



山頂には誰もいません。なんと登山道でも誰にも会わずココまで来てしまいました。


お約束の一枚。三角点もありました。



霞んでましたが目の前には富士山がドーンと見えます。



先ずは、山頂で朝食。



最近はガスバーナーは持って行かず、もっぱら山用ボトル。これ、すごく便利です。



食後は山頂で新聞を読むオジサン・・・ではなく、地図を照らし合わせながら山座同定をしています。

かろうじて雲取山はわかりましたが、他は、どこがどこやら??



山頂は5℃。風が吹くと、やっぱり寒いですね。空を見上げると飛行機。風と小鳥のサエズリだけが行き交う静かな山頂です。



雲取山や、奥多摩湖の方から誰か来るんじゃないかと楽しみにしていたのに、結局誰も来ませんでした。



8:30では帰ります。


復路も鳥達に囲まれます。おや?同じ場所で同じ鳥を撮っていたハズなのに、いつの間にか別の鳥に入れ替わっていました!


この辺りで本日初の「第一ハイカーさん」と擦れ違いました。その後はポツリポツリと、最終的には20組ほど擦れ違ったかなぁ?中には2~30人の団体さんもいらして、この山域の人気を実感。



気が付けば再び新緑の中です。



稲村岩の横まで戻って来ました。


ここからの下りが擦れ違いのピークでした。登山道は急な九十九折れになっているので、落石や土などを落とさないよう注意深く下ります。もし石や土を崩すと、ストーンと勢いよく下の登山道へ落ちる構造なので、ここは本当に注意深くです。下りでは自分の落石に気づきやすいんですが、特に登りでは背後に蹴り落した石に気が付きにくいようですよ。



登山道は新緑に包まれています。



沢まで下りてきました。



さすが東京都の水源、とても綺麗な流れです。



稲村岩です。


往路では薄暗くて撮れなかった花たちです。



今が旬なんでしょーか?スミレがあちこちに咲いていました。



10:25登山口まで戻って来ました。



稲村岩がよく見えます。


集落にあった水場です。この地域は水が豊富なんですね。


10:40駐車場に到着しました。出発時と違い、多くの車が駐車されていましたが、まだ数台分の空きがありました。おそらくハイカーさんの多くはバスを利用して入山し、奥多摩湖や雲取山へ抜けるんでしょうか?


〆の温泉は、一年ぶりに再訪した「もえぎの湯」です。まだ下山ラッシュ前なので思っていたよりも空いてました。なんでも午後は「山の人」で大混雑になるらしいですよ。露天風呂からは川原が見え、遠くにたくさんのファミリーキャンプが見えました。この時期の奥多摩は、アウトドアを楽しむお客さんで大盛況ですね。

帰りの高速はゴールデンウィーク初日にもかかわらず一切渋滞にあわず、そして心配だった雷雨にもあわずラッキーでした。いつも、こうだといいんだけどね!
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