はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

シーズン目前!雲取山・鴨沢往復

2017年03月07日 | 【山】奥多摩・奥秩父


天気の良かった土曜日は、シーズン目前!の雲取山へ行ってきました。
2月に歩いた大菩薩嶺から見えた雲取山に呼ばれたような気がしたんですね~。

去年の雲取山はテント装備で一泊山行でしたが、今回は時間が無く小袖乗越からの日帰りです。ビンボー暇なしですよ。

今回歩いてみた感想としては、雲取山はコースが長いので、鳥や景色や植物をのんびの眺めて歩きたい我が家には「日帰りでは慌ただしいかなぁ」という事と、テント装備でザックは重くなるけれど「一泊してグダグダ休めた前回の方が体力的には断然楽だったなぁ」と感じました。ちなみに今回の山行で擦れ違った約八~九割ほどのハイカーさんは宿泊装備の人でした。



3月4日(土)

早朝・・というか真夜中、埼玉を出発。


前回と同様、鴨沢から「村道鴨沢小袖線」に入り、小袖乗越の丹波山村村営駐車場へ行こうとしたら・・。



↑あれれ?こんな看板が。(行きは暗かったので帰りに撮影)

うーん、時間指定の通行止かぁ・・・。ま、通行止の時間外なので取りあえず行ってみよう。


と、進むと、


以前は舗装路だったと記憶のある道が、アスファルトでも敷くのか掘りおこされデコボコのダート状態、更には初っ端の入り口がV字に落ち込んでいて危うく車の腹を擦りそうになりヒヤヒヤもんでした。後に山行中に会ったハイカーさんに「お祭り・所畑の方からは普通に来れますよ」と教えていただく。うーん、事前の下調べは重要だ。


そんなこんなで小袖乗越の丹波山村村営駐車場に到着したのは4時半ころ。先客は一台のみ。当然のように外は真っ暗で、空を見上げるとプラネタリウムのような星空が広がっていました。駐車場には去年はなかったトイレが新設されていました。が、まだオープン前のようで、これから始まる行楽シーズンにあわせて使用開始にするのかなぁ?


4:45頃、準備を整え、ヘッドランプつけて駐車場を歩きだします。少しばかり村道の舗装路を歩きます。

4:57登山口まで来ました。夏だったらもうとっくに明るくなっている時間ですが、この時期では真っ暗です。しばらくはヘッドランプの明かりを頼りに慎重に進みます。昼間でも薄暗い植林地を歩くので不気味だったなぁー。イノシシでも飛び出して来たらどうしよう・・。


6:10第一チェックポイントの「堂所」です。この頃になると周囲は薄っすらと明るくなり小鳥も鳴き始めます。温度を見てみると約0。風がないので体感温度はもう少し高いかな。



登山道には土と雪が交互に現れ、昼間は融けてグチャグチャになりそうな感じもしますが、気温の低い朝の時間帯では土も雪も固まり歩きやすくなっていました。


ふと左側を見ると、



朝日に照らされ薄桃色に染まる雲がポッカリと浮かぶ、富士山が見えました。


6:50第二チェックポイントの「七ツ石との分岐」です。


前回は七ツ石山を歩いたので今回はブナ坂への巻道を歩いてみる事にしました。巻道には雪が残っていましたが訪問時はザクザクと歩ける状態だったので、滑り止めは付けずにそのまま進みました。



ところで、この画像の梯子状の木道が設置されている周辺では、行も帰りも数回カラカラと落石が発生。一度は拳より大きな石が数個ガラガラと大きな音をたて落ちてきてビックリ!どちら様もご用心です。



この巻道は地形の関係か風が吹き付け、雪も多めに残っていたので、山行中ではココが一番寒かったなー。風の当たる左頬だけが局地的に寒い・・というか、痛い。



7:27第三チェックポイントの「ブナ坂」です。この少し手前で、ようやく本日初の第一ハイカーさんと擦れ違いました。


気温は約-4.5℃。頭から放出された熱気が外気で冷やされ、真っ白に凍ってました。



ここから先、左側に展望が大きく開け気分の良い山歩きが楽しめます。この日は風もなく、3月初旬にしてはそれほど寒くなく、なにより天気よろしく、本当にいい日に来られました。



鴨沢ルートの人気者クネクネくんも健在でした。

この辺りからポツリポツリと下山組のハイカーさんと擦れ違うようになります。ちょうど「お帰りラッシュ」だったようで、奥多摩小屋までの間に10人程と擦れ違ったかな?その後は人影も無くなり再び無人の静寂の世界に戻りました。

この道は動物達も好きみたいで足跡があちこちに。



横をみれば、いつも富士山。



そして空には飛行機雲。


去年テントでお世話になった奥多摩小屋に近づいてきました。ヘリポートも雪の下。テントは二張りありました。



8:00奥多摩小屋です。



小屋前のベンチから富士山がよく見えました。(画像では白い富士山&白っぽい空でよくわからないな~)


更に進みます。



この画像のジグザグ道手前で滑り止めを装着。この辺りが疲れのピークになるのでキツイ~。


でも高度を上げるたびに展望がますます開け気分良く疲れも吹っ飛びますね。



気が付けば山頂が、すぐ目の前。


最後の短いジグザグ道を上りきると、



山頂部の避難小屋に到着しました。



歩いて来た道を振り返ります。


さらに右手に進み・・・



9:00雲取山山頂です。雪の積もる、誰もいない、静かな静かな山頂でした。



山頂には新しく造られた立派な山頂標識がドーン。東京都の文字が目立ちますが、裏に回ると埼玉県との共作のようです。ま、埼玉県の最高峰はここじゃないので、雲取山での主役は東京都に譲っときましょ~。



原三角測点も元気でした。



こんなのもありました。2017年にちなんだ記念の柱です。



誰にも踏まれていない雪の波紋が綺麗です。


こちらは山梨側。せっかくなので山梨県の山頂標識でも一枚。


落ち着いたところで避難小屋のベンチで食事休憩です。最近お気に入りのミニカップ麺とオニギリです。オニギリは寒さでちょっと硬くなってました。

避難小屋の中もちょっと覗いてみましたが、相変わらず綺麗に保たれてます。毛布もあるし緊急時に重宝しそうです。手作りのホノボノ案内図もあります。


休憩が終わるころ、ひとりふたりとハイカーさんがやってきました。


10:10お腹がこなれたので帰ります。



帰りはお日様パワーで固まった土や雪が解け始めていました。おかげで油断すると靴裏に泥が団子状にくっついて大変。



10:50奥多摩小屋まで帰って来ました。この辺りはカラマツ林が綺麗だ~。



せっかくなので水場を偵察。チョロチョロながら、寒さにも負けず元気に流れてましたよ。



ここから先、これまで静かだった登山道とはうってかわって、何人ものハイカーさんと擦れ違うようになりました。去年の4月と違うのは、そのほとんどの人が宿泊装備である事。前回は季節が4月中旬だったためか半数以上は日帰りの人でしたが、今回は八~九割ほどの人が宿泊装備。日帰りの人はほとんどいません。いいなぁー、やっぱり雲取山は宿泊でノンビリ楽しみたいよね。



11:20ブナ坂まで戻ってきました。ここまで来るとだいぶ気温もあがり暑いくらいです。気温上昇に伴って雪はズルズルのフローズン状態、朝は固かった土も柔らかな泥になっていて、かな~り嫌な感じになってきました。

後は淡々と下るのみです。途中の登山道は案の定、所々でドロドロ状態。朝はまだ薄暗くて立ち寄らなかった木立の中の水場にも寄ってみました。ここで顔を洗うとサッパリして気持ちいいんです。


13:28登山口まで戻ってきました!そして村道を歩き・・・
13:33駐車場です。いつの間にか車がたくさん増えてました。


駐車場の茶色い小屋が新しく造られたトイレです。3月中旬って事は、連休の頃には使用開始かな?


山の後の汗流しは丹波山温泉のめこい湯に立ち寄りました。立派なセンター系日帰り温泉施設なので湯使いに関しては期待せずだったのですが、循環併用ながら卵臭香るツルツル源泉も投入され、このテの施設としてはなかなかの好印象。


1年ぶりの雲取山ですが、この山はやっぱり宿泊してノンビリ楽しむべきだなぁーと思いました。次は埼玉側から歩いてみたいなぁ。もちろんテント装備でね!
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