はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

会津駒ヶ岳・便にはじまり便に終わる

2012年09月03日 | 【山】尾瀬国立公園
お盆に国見温泉へ行ったっきり、猛烈な暑さに負けて
休日は冷房で冷え冷えの部屋でゴロ寝だったんですね~。


そんなワケで少しだけ涼しくなった金曜日の夜は、
久々に重い腰をあげて、れっつらGO!



目指すは、頂稜湿原が素晴らしいらしい、



南会津の・・






会津駒ヶ岳!!



田代山や燧ケ岳からその姿を拝むたび、
「よーし、次はあそこだ!」と決めてたのねん。


さぁ、さぁ、今宵は登山口近くの駐車場にて車中泊。
昼は暑くとも、さすが山に囲まれた桧枝岐界隈、
夜ともなると気温が下がり、真っ暗&静かで快適な車中泊ができて◎。


がっっ!この駐車場には二つの難点があったのダ!


ひとつは、国道近くまで約1㎞戻らないとトイレが無い事!
そしてもうひとつは、駐車スペースが限られている事!

夜は駐車台数も少ないので、車で何度トイレに行っても大丈夫ですが~・・、


問題はハイカーが集まり始める翌朝ダ!


いくら車中泊をして登山道近くの駐車場を確保しても、
翌朝、国道近くのトイレまで車で行き、呑気に用を足している間に、
後から来たハイカーにスルーッと場所をとられては洒落にならない!
かといってトイレの為に、熊か猪が飛び出してきそうな暗い林道を
往復約2㎞も歩くのは、絶対にイ・ヤ・ダ

車を停めるなら、やっぱり登山口からなるべく近くの駐車場がいいわけで、



これはもう・・登山口を前にした決戦、



天王山だ!


というワケで翌朝は、度胸を決めて国道近くのトイレまで一旦戻り、
片手にトイレットペーパーを握りつつ、
林道を上がるハイカーの走行音に耳を澄ませるという、
かなり緊迫したトイレタイムとなりましたとさ。
※2~3台車が通過したら、ソッコーで戻るという戦略。


さて勝敗は・・といいますと、朝の出発時点(5時頃)で、
まだ数台の空きスペースが御座いました。


・・・で、ここからが本編です。


9月1日(土)

5:13無事トイレも済み、身支度済ませて駐車場出発。
歩くコースは滝沢口のピストンです。




駐車場の先は「落石の危険があるため」通行禁止。

この先にも数台の駐車スペースがあったものの、
たて看板が示す通り、林道上には小さな落石が転がり、
さすがにこの時点では、誰も停める人はいません。




5:15登山口。




しばらくは急な樹林帯。
風も無くジメリとしているので、早くも汗ダラダラです。




緑豊かな南会津の森。

この登山道、やけに静かで、なぜか鳥の鳴き声も一切なし。
シーンとする中、我家の足音だけが響きます。


すると、しばらくして・・・、


「ほぉっーーーっ!」


なにやら、ホエザルのような謎の雄叫びが・・。


「おや?今のは何だろう?」
「鳥じゃないね、猿かな?」


またしばらくして、


「ほぉっーーーっ!」



さらに登山道を進むと、なにやら前方に、
立ち止まっている男性がひとり。


「ほぉっーーーっ!」



さっきから時々聞こえていた雄叫びは、この男性が発信源でした。


背後から来る我家に気が付くとホッとした様子で、

「この先でガサガサと、何か大きなモノが藪の奥を動いていた!
威嚇で声を出したら、逆に足音が近づいてきて、
熊かもしれないと思って、50mくらい戻って来たんだよ」


とのこと。


そんなワケで、少しばかり3人で登山道を歩きます。
縦一列に私(先頭)、三昧(真ん中)、男性(後ろ)という並び順・・。
なぜか女性のワタクシが先頭という。




6:30水場入口。
水場は登山道から少し下った場所にあり、男性は水場へ。
水をたっぷり持っていた我家は、そのまま登山道を前進。


静かな南会津の森に再び、


「ほぉっーーーっ!」


という男性の声がこだましていました。



この辺りから、登山道を彩る植物がチラホラと。


みんな、朝露でしっとり。人懐っこいトンボもいました。



7:36見晴らしのいいベンチで小休止。




おぉ、駒ノ小屋が見えるゾ。




保護区ですね。




7:47清々しい湿原ゾーンに突入!




湿原の花々と、




燧ケ岳の勇姿。




青空が気持ちよいです!




8:00駒ノ小屋到着。




小屋前の池を眺めつつ・・




朝食。



この後、ちょいとしたハプニングが待ち構えているんですが~・・。





8:41小腹が満たされたところで、山頂目指して出発。




小屋から先の登山道は最近刈り払いがされたらしく、
木道の上に乾いた細長い草がパラパラと被さり、
これがシャーーッッ!とよく滑る!
何度もズルッとコケそうになりました。


8:54山頂への分岐。




階段状の木道を進むと・・




9:01会津駒ヶ岳山頂!




続いて中門岳へ。




夢の中のような・・・




美しい天空の園が続きます。




池塘には青空がよく似合うな~。




中門岳。




静かな水面に、トンボの作った波紋だけが広がります。


更に先へ進むと・・




木道の終点。




ここで駒ノ小屋方面へ引き返します。



・・・と、ここまでは夢のようなひとときでした。




この先でハプニング勃発。


なんと・・山歩きの最大の敵、



三昧のお腹に、



強烈な・・



便・意・襲・来!!



必然的に、ここからはペースアップで歩きます。

しかーーーし、経験した人ならわかると思いますが、
ひとたび便意のビッグウェイブが押し寄せると、
もぅ一歩たりとも歩けなくなるんですね。
苦悶の表情で木道に立ちすくみ、
ビッグウェイブが過ぎるの耐えて待つのみ。
そして小康状態のすきに、可能な限り前進。


進んでは止まり、止まってはまた進む。


名付けて「だるまさんが転んだ」走行だ!


ビッグウェイブ襲来中は、
他のハイカーさんの「こんにちは~」にも返事ができませぬ。
なぜなら返事をしたら、お尻から別のモノがコンニチワしそうだから。


夢のような木道も、この時ばかりは、もう悪夢。


木道が長い・・長すぎる・・。


そして遂に最大の難関、
刈り払いされた「お滑りゾーン」に突入。

「さぁ、コケなはれ」といわんばかりの、干草で覆われた木道、
そして、なだらかな下り坂が続いている。

しかし、決してここでコケるワケにはいかない。
なぜなら滑って尻餅ついたら、ジ・エンドだから。



額にジットリとにじむ脂汗。



あと、もうちょっと!



もうちょっと!!



・・・・・!!!



10:25間一髪、駒ノ小屋到着ッッッ!!!


あぁ、ここに駒ノ小屋があって、本当によかった。


すっかり脱力した後は、
小屋前の池を眺めつつ、しばし休息。




10:50元気復活を見計らい、下山開始。

天空の園と泣く泣くお別れです。




往路では閉じていたリンドウが、少しだけ開いていました。


11:45水場。
せっかくなので立寄ってみました。
水場は登山道から細い急坂を下った先にあります。




岩肌から染み出た冷たく美味しい水。




植物から落ちる、幾つもの滴が作り出す美しい水場です。




水場を彩るお花に見送られ・・



13:00登山口到着!




下山届けを出して、会津駒ヶ岳、無事終了しました!


出発時は少しばかり空きのあった登山口近くの駐車場も、
その後に満車となった様子で、林道の路肩にも車がズラリ、
落石上等の腹をくくったのか、「通行禁止」看板の奥にも
車が数台停められていました。



下山後は、檜枝岐で昼食&温泉。
檜枝岐は「裁ち蕎麦」が有名ですが、実はラーメンも美味しい!



さぁ~、いつもなら、これで「おしまい」ですが、


なんと本日は・・


これからがメインイベントなのです!



はて・・?
メインイベントとは??


「檜枝岐」でピンときた御方は鋭いですね。



たぶん、つづく。



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