はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

初秋の奥会津山歩き・博士山と老沢温泉宿泊

2013年09月23日 | 【山】奥会津・南会津
世間では浮かれ気分の三連休でしたが、我家に祝日は無く、
土日の二連休のみ。まぁ、ごく普通の週末ですね。




その週末は、奥会津の深き原生林の山「博士山」を歩いてきました。


博士山は鄙び系温泉マニアに御馴染み「西山温泉」の奥に登山口があり、
「温泉&山」のセットメニューが好物な我家にとっては、
これ以上無い好都合な山なのであります。

奥会津方面はもう何度も通い尽くした慣れた道なので
夜中に家を出発、朝には柳津町に着いていたのですが・・



・・・やらかしました。



登山口に辿りつけず。



いや~~、この辺の林道は入組み過ぎて、迷う迷う。
奥会津の地理には明るい「つもり」でいたので、
念入りに確認もせず先に進んだもんだから
例によって、登山口に辿りつく前に遭難しそうになりましたよ。

曲者は大成沢地区の林道入口!
入口にはしっかりと「博士山登山口」の標柱が出ていたものの(帰りに気がついた)
その横の「私有地入山禁止!」の赤文字に気をとられ、
別の林道を進んでしまったのダ。いや~もう、参りました。


で、なんとか、辿りついた博士山登山口。

「道海泣き尾根登山口」前の駐車場は手前に数台、
更に奥に数十台停められそうなスペースと簡易トイレまでありました。
しかし、おそらくは、山開き以外でココが満車になる事は無いと思われ。
到着時も先行者は無く、駐車場は我家の車だけ。




6:47道海泣き尾根登山口出発

しぱらくは、沢沿いの深い樹木帯を進みます。




大きな栃の木があり、足元一面に実が落ちていました。




さすが奥会津の山、活き活きとしたブナ林が素晴らしいです。


・・・が、のんびり樹木を愛でる余裕はやがて失せます。


ここからが「県内屈指の急登」と名高い道海泣き尾根の本番。




鎖・ロープ・梯子の連続で久々に筋肉痛になった・・。
秋とはいえ、まだ普通に気温も高く、汗ダクダク。




一ヶ月ぶりの山歩きの身には堪えるな~。




7:46しゃくなげ洞門。ここで小休憩。
大岩や倒木でトンネルのようになった上に、石楠花の樹木が茂っています。




立ち枯れした木。中は炭のようになっていました。なんで?




8:12近洞寺尾根との分岐。


ここから先は、左手の展望が開けた尾根道です。




山々の合間にポツポツと点在する里、
そして遠く飯豊山、磐梯山が霞んで見えます。



小さな秋の気配が、そこかしこに。




山頂が見えてきました。




9:03博士山山頂到着!




三角点。

尾根沿いで見えた眺望を山頂でじっくり楽しもうと思っていたものの
元気に育った樹木に遮られ眺望は無し!ガーン!!



仕方がないので、遥か上空を通過する飛行機を眺めながら、
オニギリ食べて、そして昼寝。
青空広がる穏やかなポカポカ陽気で、気持ちいいです。


一時間ほどゴロゴロした後、
「さぁ、そろそろ下山するかな・・」と思ったその時!


南西の空に、大きな大きな猛禽類の姿が!!


トビよりも大きな鳥で、ツガイなのか、きょうだいなのか、
二羽ピッタリと寄り添うように仲良く飛んで行きます。

猛禽A「僕達、この山の王者だもんねー」
猛禽B「ねー」

と言わんばかりの威厳と優雅さを持った彼等は、
やがて北の方へ姿を消しました。


「うぉー、アレは一体なんだったんだろ?」
「次に来たら写真撮ろう」

と、5分ほど待ったものの、結局戻って来なかったので


10:04下山開始。

帰りは近洞寺尾根登山口へ抜けます。
ここで本日唯一のハイカーさんと擦違いました。




立派な木々が登山道に連なります。




木に生えたジャガイモ発見。




タイトル:倒れた父を支える母と子。




世間のしがらみのように複雑に入組んだ根。


もうすぐ登山道も終わりに近づく頃、
一匹のスズメバチがブーンと偵察にやって来ました。




11:53近洞寺尾根登山口!

2013年発行の分県ガイドには「近洞寺尾根登山口には道標がない」と
書かれていますが、訪問時は柳津町による新しい標柱が出来ていました!
しかも林道を逆に進まないよう、駐車場を指し示す矢印が記されています。




ここから、しばらくは林道歩きです。
ほとんど車は来ませんが、忘れた頃にブーンとやって来るので要注意。




12:12ゴール!駐車場へ戻ってきました。車が一台増えていましたが、
山頂近くで擦違ったハイカーさんのものと思われます。



初めて歩いた博士山。


奥会津に点在する素朴で味のある温泉同様に、
派手さは無いけれどキラリとした輝きのある、それでいてちょっとマニアック。
実に「奥会津らしい山」だなぁと感じました。

新しい標柱もでき、登山道の刈払いも綺麗にされ終始歩きやすいコースは
もうじきやって来る秋本番に、多くのハイカーさんを楽しませてくれる事と思います。
この活き活きとした深い森が、紅葉時にどんな姿を見せてくれるのか、
想像するだけでワクワクします。


この日の宿泊は西山温泉の老沢温泉旅館でした。




夕・夜・朝、刻々と表情を変える浴舎の雰囲気は、
たった一回の立ち寄りでは到底味わう事はできない、
温泉好きの身としては、たまらなく幸せな時を過ごす事ができました。




道端のあちこちで実をつけていた山葡萄。




奥会津は、もうじき秋本番です。


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