はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

八ヶ岳・地蔵の頭→横岳→硫黄岳周回とツクモグサ(行者小屋テント泊)・その1

2016年05月26日 | 【山】八ヶ岳とその周辺


天気の良かった土日は約1年ぶりの八ヶ岳でした。歩いたのは初の南八ヶ岳、
行者小屋にテントを設営して「地蔵の頭→横岳→硫黄岳」の周回コースです。



・・・ん?八ヶ岳の主峰「赤岳」が抜けてるって?



はい~、今回は今しか見られない、貴重な貴重な、
とっても貴重な「ツクモグサ」が見たかったので、横岳メインにコースを決めました。
おそらく多くのハイカーさんは、赤岳も加えた、より距離の長い周回コースにするかと思いますが、
「歩くのが遅い上にカメラ撮影で時間がかかる+テントでグダグダする時間も欲しい」
の二点により今回は泣く泣く赤岳は外させていただきました。


いやー、初の南八ヶ岳、とても楽しかったですよ!



2016年5月21日(土)

南八ヶ岳ってのは都会の人に大人気で、登山口に近い「美濃戸」駐車場は、
早朝から満車になるとの情報を得ていたので、張り切って深夜に埼玉の家を出発。
順調に「美濃戸」へ向かっていると思いきや・・ここでまさかの道迷い!
別荘地らしき場所に迷い込みウロウロ。山に入る前から道迷いで泣きそうになりましたよ。
ここで迷うのは我家だけかと思ったら、翌日の帰路中に美濃戸口~美濃戸の林道で
「道に迷った」と仰る御婦人が、汗を流しながら登山口へ歩いておられました。
うーむ、今回の山行で一番の「迷いポイント」はココかもしれない・・。


4:50そんなんなで、やっとこ辿り着いた美濃戸駐車場は、7~8割程度の埋まり具合でしょーか。
集金のオバちゃんがやってきたので「明日まで」と言うと無言で二本指を見せてきます。
200円・・・ではなく、1日1000円、二日で2000円でした。登山届けは赤岳山荘前のポストに投入。


5:15身支度整え出発!行者小屋までは南沢コースを歩きます。
一ヶ月ぶりのテント装備が重いっっ。



最初は地味な樹林帯。途中には、この時期に見られるホテイランが咲いていました。
花の正面へ回り込むようにグリーンのロープでガイドされたあるニクイ演出も。



なんだか人の顔みたい?


登山道は、さすが人気の百名山、とても親切に整備されている感があります。
ただ、漫然と歩いていると道迷いしやすいかな?と思われる箇所もあって、
実際に数メートル先を歩いていた男性が登山道を外れ、
少ししてから「あれー?」と慌てて戻る場面もありました。
男性はこのコースを何度か歩いた経験があるとの事で
「いつもと違う景色になって気が付いた」と仰っていました。どちら様もご用心。



しばらく歩くと、




南八ヶ岳にもありました!美しき苔の森が!朝の光を浴びて苔たちが輝いています。
八ヶ岳といえば、やっぱり苔ですよ~。うーん、美しい。



7:10行者小屋到着。本日はココにテントを設営させていただきます。



ちなみに訪問時の行者小屋はまだ冬季休業中で、前日に同経営の赤岳鉱泉に問い合わせした所、
小屋はやってませんがテントは張れます。トイレも水場も使えます。と、教えていただきました。
ちなみに今季の営業開始は6月からとの事。



テント場には、なんと一番乗りでした。どこに張ろうか選び放題です。
設営指定箇所は行者小屋から文三郎道へ向かう登山道の両脇。概ねどこも平らで張りやすい印象です。



散々迷った挙句、文三郎道へ向かって右手の木立に囲われた場所にしました。
一見すると木々に覆われ眺望いまいちな感じもしますが、
実際は目の前に赤岳がドーンと見え、かなり良いです。
ここは人の往来も一切ないので、もはや山の中の一戸建て状態。快適でした。


水場は混ざりものの無い綺麗で冷たい水がじゃんじゃん出ています。
念のため赤岳鉱泉で「煮沸しなくても飲めますか?」と伺ったところ、
「うーん、まぁ、沢から引いているので大丈夫とは思いますが・・」との回答。
ま、当たり前ですがその辺は各自の判断・自己責任でどーぞ、という事ですね。

トイレは二つ開放されていました。臭いは多少ありますが、紙もあり問題なく利用できます。
小屋自体はオープンしていませんが、定期的に清掃に来られているようでした。
この他に仮設トイレも数台ありましたが、小屋が休業中だからか訪問時は閉鎖されていました。


気になる休館中の料金支払いですが、タダなのかと思いきや
夕方になると赤岳鉱泉からしっかりと料金徴収に来ます。
我が家は周回の途中で赤岳鉱泉に寄ったので、その際に支払いを済ませました。
料金を支払うと小さなタグが渡され、テントの見える部分に括り支払いの証にします。



8:36・・・ってなワケで、無事にテントを設営し、荷を軽くしたので
張り切って横岳にツクモグサを見に行きましょー。



ほとんどのハイカーさんは行者小屋から文三郎尾根方面へ向かっていましたが、
赤岳へ行かないヒネクレ者の我が家は地蔵尾根へ向かいます。

・・・しかし、この地蔵尾根がツラカッタなぁーーー。
今回の周回では「ツライポイント」が三箇所あったのですが、その一箇所目がココ。

何がツライって、行者小屋までの歩きで体のエンジンがいい調子に乗ってきたのに
テント張り&休憩で電源オフになってしまい、足取りが重いのなんのって。



すっかり「まったりモード」に突入していた体に、この急登は堪える~~っっ。



さっきまでいた行者小屋が見えました。



眺めの良さに見惚れつつも息が上がってヒィヒィフゥフゥ。



標高が高いのも原因かも!?



9:37やっと「地蔵の頭」到着~。



目の前にはドドーンと赤岳が迫っています。(でも行かない)



足元には白い花。



ここでチョット寄り道。目の前にある赤岳天望荘へお邪魔します。



去年、那須の三斗小屋温泉で会った男性に「赤岳天望荘は最高だよ!」と聞いていたので、
「どんなトコじゃい?」の興味で立ち寄りました。一見すると素朴で、こぢんまりとした山小屋ですが、
こちらの食事は、なんとバイキング。しかもお風呂まである充実度。



大部屋の他、眺望抜群の個室が並び、お借りしたトイレは臭いこそあるものの、
清潔に保たれなかなかの好印象でした。ここに泊まって優雅に赤岳を楽しむのもイイナァー。



赤岳天望荘を見学した後は、
本日のメインイベント「ツクモグサ」を見に横岳へ参りましょう~。



つづく。
『山登り・ハイキング』 ジャンルのランキング
この記事についてブログを書く
« 初夏の白毛門 | トップ | 八ヶ岳・地蔵の頭→横岳→硫黄... »

【山】八ヶ岳とその周辺」カテゴリの最新記事