はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

花と眺望が贅沢な、岩手県の三ツ石山。

2013年08月21日 | 【山】東北


記念すべき岩手県での初山歩きは三ツ石山でした。


はて・・・?三ツ石山とは?


八幡平や岩手山周辺の縦走路に詳しい人や、
地元のハイカーさんにとっては御馴染みの山と思いますが、
関東地方から観光でやって来る人には、ちょいと知名度が低いです。
この辺りで有名なのは、岩手山、秋田駒、早池峰山、八幡平といったトコでしょーか。

三ツ石山は八幡平から岩手山を繋ぐ雄大な縦走路の途中にありながら、
温泉ファン垂涎の温泉地、網張、松川、滝ノ上からも比較的短時間で登れてしまう、
コアなハイカーから、ファミリーハイク、温泉マニア(我家)までも受入れてくれる
そんな懐の深~い山なのであります。

三ツ石山といえば、つい最近、8月9日に集中豪雨で甚大な被害に遭った、
雫石町と八幡平市に登山道があるのですが、今回歩いた感想としては、

なーーんにも問題ありませんでした!


・・・と、前置きが長くなりましたが、


それでは、三ツ石山へ参りましょう~~。


5:42下山後宿泊でお世話になる、滝ノ上温泉滝峡荘近くの登山口から出発!
登山口の駐車スペースは3台くらいでしょーか?


しばらくはジメリとした樹林帯を進みます。この登山道は周囲の地熱の影響か、
下から蒸れたような「ぬるい空気」がムワッと湧き上がって来ます。
地熱効果もあるのか、キノコがあちこちに。樹木を見るとクワガタもウロウロ。


少し歩くと、なんと!


登山道のど真ん中で・・




カモシカさんが食事中。


こちらに気がつくと
ギョエーーーッ!!
という捨て台詞と共に、森の中へ歩いていかれました。


7:00網張林道との分岐通過。
本日も写真を撮りながらの、超ノンビリ行程で行きますよー。


やや急登気味の登山道を歩き、
烏帽子岳(乳頭山)と、秋田駒が見える見晴らしの良い場所を経て・・・



オオシラビソの林を進むと・・



水場です。冷たい水で顔を洗うと生き返る!




7:55突然目の前が開け、湿地と三ツ石山荘が現れました。




ほぉぉ~っっ・・と見惚れてしまうメルヘンの世界。



湿原の花達。そしてイトトンボくん。




小屋の佇まいも、なんともフォトジェニック。



内部は驚く程に綺麗でした。銀マット、サンダル、そしてなんと
山と渓谷のバックナンバーが綺麗に置かれています。
トイレも清潔に保たれていました。こんな山小屋なら利用してみたいなぁー。




こんなメルヘンの世界ですが、難点がひとつ。

湿地なだけに、とにかく虻が多い!

湿地に到着した途端、タイツの上から数箇所刺されてしもーた。
もちろん、例によって虫除けスプレーは念入りに噴射済み。
ま、効きの程度は、そんなもんです。


三ツ石山へ向けて、更に足を進めます。



すると・・・



おぉぉぉ~~っっっ!




ニッコウキスゲのお花畑じゃありませんか!


そして、たくさんの花々達。


可憐な花々に鼻息荒く大興奮。



あの花、この花と、ミツバチのごとく目移りしてしまいます。




横を見れば岩手山。
うひゃーーーっ、なんて贅沢なコースなんでしょうか。




いつまでも花々に囲まれていたい気持ちを振り払い、泣く泣く先へ進みます。




振り返れば岩手山。




三ツ石山が見えて来ました。ここまで来ると少し風が強い。



山頂直下もお花畑。




9:02三ツ石山山頂!
明日歩く烏帽子岳(乳頭山)と、去年歩いた秋田駒をバックに記念写真です。




山頂は風が少し強かったので、避けられそうな場所を求めて下山開始。
途中にあった石に腰掛けて大休憩。




10:05三ツ石山荘に戻って来ました。




11:26網張林道との分岐。




〆は、旅する妖精、アサギマダラに見送られ・・




11:57登山口まで戻って来ました。


初めて歩いた三ツ石山は、歩く距離こそ短いけれど、花と眺望の贅沢なコースでした。

これほど素晴らしいコースにもかかわらず、出会ったハイカーさんは5組ほど。
もしこの山が関東近郊にあったなら、人が大挙として押し寄せて来るはず。

山小屋も登山道も大切に美しく守られ、かといって手が加えられすぎる事もなく。
朴訥で優しい、これが北東北の山なんだなぁー。


次は烏帽子岳(乳頭山)を歩きます。


はしご湯のすすめ(ホーム)
『山登り・ハイキング』 ジャンルのランキング
この記事についてブログを書く
« お盆は岩手と秋田で湯めぐり&... | トップ | 烏帽子岳(乳頭山)贅沢過ぎ... »

【山】東北」カテゴリの最新記事