輝かしい一日が暮れて夜になるころ
ボクたちはため息をついて サヨナラを言う
ふたりで歩いた道もこれからはひとり
でもこの四月はきっと忘れないよ
君は確かにボクを愛してくれた
君の唇は温かく 愛と春は生まれたてだった
これから訪れる秋の寂しさをボクは恐れないよ
ボクには四月と君の想い出があるもの
炎は灰の中でゆらめきながら消えようとしている
愛も同じように消えてゆくんだね
忘れることはできないけれど 寂しくないよ
君と過ごした四月を思い出すとき
きっと 心は和むと思うから
去りゆく四月に寄せて・・・