五十嵐トリオで企画したキャンドル・プロジェクト:
Afternoon Special第三弾
客席だけでなく、なぜかステージも満員
仲良しの原田忠幸さん(バリトン・サックス)と、五十嵐さんを
「師匠」と慕うクラリネットの白石幸司さんも飛び入り参加。
木管楽器が3本揃うと、その音の厚みに空間が満たされて
全体の共鳴がひたすら心地良く、こんな感想も。
「今日の演奏いつもより気合が入っていますよね!
いや~~、こんなセッティングで聴けるなんて今日はラッキーだなあ」
ん~~、気合はいつもと同じです。
チームとなって一つの曲に没頭する演奏者の音の力、そして
聴いている方々の気持ちが引き込まれて生まれる一体感の賜です。
どんなに腕の良い演奏者でも、毎回、集中できてなおかつくつろいだ雰囲気の中で
プレイできるとはかぎりません。 これはまさに、その場に集った人たちの、
熱い、暖かい気持ちが結集されて生まれたライブのパワーなのでしょう。
「今日はこういう雰囲気の中で吹けてアタシもうれしいです」と
マイクを持った五十嵐さん。
「Drink up, all the peaple!」の呼びかけに応え、みなさんが楽しそうに
たくさん飲んでくださり、カウンターでてんてこ舞いしてほとんど
セルフサービス・バー状態にしてしまった女将も冥利でございました。
義援金もそれなりにたくさん集まりました。
ご参加とご協力に心から感謝いたします。
永く寒い春でした。 季節は初夏へ・・・
連休明けからもさらにパワーを上げて、日々被災地のことを考え、
復興のため、そして銀座の文化活動の維持のために、できることを地道に
続けてまいります。