JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

耳より情報

2011年06月16日 | Information
 そんな?土井さんのお弟子さんであり、「土井さんのエムズ・クリニック」
の常連でもあるお二人の若い女性が、今週土曜日、エムズで自主ライブを企画しました


6月18日(土)18:30開場 19:00 スタート
『Girl talk』
1st: 横山ち帆(P)山田晃路(B)力武誠(Ds)
2nd: 坂本千佳(Vo) 土井一郎(P)山田晃路(B)力武誠(Ds)
\2,500(2drink)


「一般の方々の入場も歓迎いたします。
プロの方々との共演はドキドキ・プレッシャーですが、私たちの日ごろの成果を
ぜひ聴いてください。


 こんなコメントをいただきましたので、土曜日、銀座にお出かけの
タイミングがある方は、どうぞ覗いて見てくださいませ。





男歌・女歌

2011年06月16日 | ステージから
"All The Way"
貴方を愛してくれる人がいたら それは気まぐれに、ではダメで
いつもいつでも、慰めを必要とするときには必ず
傍にいてくれるのでなければ意味がない・・・・
もし僕に君を愛させてくれるなら 僕はきっとそうする・・・
 
昨夜の一ちゃんズの感想:
土井「あ~~、これはあまり伴奏したことないなあ」
酒井「これをよく歌う年配の男性を知っていて、そのイメージが強いね

 確かにこういう口説き方は、女性の側からはあまり馴染みませんよね?
 ずっと以前にも考察したことがありますが、歌詞の内容からして
「she」を「he」に替えただけでは、あまりピンとこない曲もあるわけです。
そういう場合、その曲が歌いたければ、第三者的に、情景として、または
一般的な出来事やら通念として歌う、というやり方をすることもあります。
 これなんかそのクチ。
でも、「モナ・リサ」とか「スウィート・ロレイン」なんかになると、
ある女性を賛美する、という内容になるので、強いて歌おうとは思いません。

"I Can't Give You Anything But Love"
BGMで流れているのを聴いて
土「ミキちゃんこれって歌わないよね?」
私「年に一回くらいかなあ、あ、そう言えばこの間『パクリンズ』の
[I―①]で歌いましたよ。」
で、次のステージでお届けしました。 もう来年の分もやっちゃったワケ。

 だけど後で考えてみると、この曲は女性シンガーがたくさん歌っていますが、
「愛よりほかに上げるものがないよ、ベイビー、
 君をゴージャズに着飾らせたいと思うけど、
お金がないからいいモノ買ってあげられない。
\100ショップじゃムリだし・・・」
これって立派な男歌じゃありませんか? どーゆーこと?
内容もさることながら、「ベイビー」がミソ。
これは男性から女性に対してしか、普通言いません。
女性から言うとしたらかなり年下か、上から目線の場合。
"Fly Me To The Moon"で
「Darling,kiss me」のところをシナトラが「Baby,kiss me」と歌っていて
そっちのほうがカワイイ、ったって、それは男性だからよ。

 ちなみに「ハニー」はどちらも使うと思います。たぶん。