小室みえこのブログ

日々のくらしと市政をつなぐ

[保存型」ファストフード

2018-01-14 06:58:21 | 日記

小室みえこです。

農業新聞 1/12より

餅の「多様な常食化」をすすめようという小見出しで

餅こそ、日本食がほこる「保存型」ファストフード だという。東の角餅、西の丸餅・・・地域性もありその由来は様々あるようですが、いずれにしても『餅』はおいしい!!私も大好きです。

この餅を日常的な消費を進めるよう、餅の食べ方の提案も含め日常的に食べる機会を増やすことが重要だという。ネットではもち料理があふれている。(ほんとにたくさんあります)これらを参考に直売所でモデルケースをつくっていこうというのです。そういう意味でも、直売所における新たな視点を生かした提案型・・発信力に期待したい。

たびたび私の育った実家の話で恐縮ですが・・・・・

お正月の餅つきはもちろん、小正月15日(以前は成人の日)がそれに当たり、この小正月にもお餅をついていたのです・・・つまり、1月はほとんどお餅を食べるような感じだった。それでも飽きない。

実家では餅つきと言えば・・・・・一度機械でついて・・・ついた餅は、臼の中ににょろにょろと入っていくようにセットされ、それを30回くらい杵でつく・・・このように餅をついていました。これを多いときで12回くらいつくのです。一体、何升のもち米を蒸したのか?(もち米を蒸すのはかまど。薪を使った釜戸)自宅用だけでは、もちろんありません。父や母の兄弟やお付き合いのあるお宅の分も含めてたくさん突くわけです。ですから杵を30回×12貼=360回は杵を振り上げ臼に入っている餅をつく。手合せと言って、均等につけるように、手水(本当はお湯)で、臼に入っている、餅を外側に当たるところを中心に持っていく・・・この掛け合いがまた経験を要するのです。

父が元気だったころは、私もそのたびに手伝いに行って、子どもも楽しみにしていました。父の代わりに夫が杵で突くようになり、息子も経験できました。。

今では、お餅は買っています。農業新聞にあるように、直売所ではときどき見かけ買ってくることもあります。日常的に食べる提案ももちろん賛成。


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