emitanの心にうつりゆくもの

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ゴーイング マイ ホーム 最終話

2012-12-19 15:42:15 | 2012秋ドラマ
最終話 「あなたの、いなくなったあとに」

父・坪井栄輔(夏八木勲)が亡くなり、良多(阿部寛)は母・敏子(吉行和子)と姉・伊藤多希子(YOU)らとお葬式の段取りを決めていく。
敏子は気丈に振る舞い、あれこれと自分の希望を言っていくが、良多が「小さい事こだわるな、母さん」と言うと、「あんたの母親ですからね」と返す。
そして、栄輔の最後の一言が、良多のCMを観て「くだらない」と笑いながら言っていたことを話す。
妻・沙江(山口智子)は、生前の栄輔との約束通りに精進料理を作り始める。
良多の会社の人たちも弔問に訪れ、良多に「ペロンチョコ」CMが好評だったため第2弾・お正月バージョンが作られることになったことを知らせる。
上司に「お前の時代ってことだよ」と言われる良多だったが、第2弾はクーナを登場させたいと言われると「クーナは止めておきましょうか」と言い、真田(新井浩文)も「クーナは放っておいてあげましょう」と同調する。
良多がふと棺の窓を開けると、栄輔の口が空いていて、髭も少し伸びていた。
お通夜に駆けつけた同級生から「仲直りしたのか、親父さんと。だって、昔から全然話していないって言ったからさ、お前」と聞かれる。
お通夜が終わり、良多は再び棺の窓を開けると、栄輔はまた口を開けていた。
一生懸命口を閉めようとした時、栄輔の口の周りの髭の感触で、良多は幼い時の父との出来事を思い出して泣き崩れてしまう。
「もっと色々話しておけばよかった」と泣きながら言う良多に、駆けつけた沙江は「もう話すことないって言ってたのにね」と声を掛ける。
「後悔か・・・」と言う良多に、沙江は「そこに愛があったってことなんでしょ」と言い、良多は「だったら後悔も良かったかもしれないな」と答える。
沙江は「そうね、悪くないかもね」と言って、やさしく寄り添う。
翌日、鳥居治(西田敏之)と下島菜穂(宮崎あおい)とその息子・大地(大西利空)がお葬式に駆けつける。
敏子が「(栄輔は)本当は帰りたかったんでしょうかね、故郷(長野)に」と尋ねると、治は「そんなことは無いでしょう。栄輔は、死ぬ時はこの家でって。家族の傍でって言っていましたから。満足だったんではないでしょうか、ここで死ねて、奥さんの傍で」と言い、菜穂も「そうだと思います」と言って頷く。
萌江(蒔田彩珠)は、大地と一緒に栄輔の家の近くの森に入っていき、リンドウの花と小さな音に遭遇し、「お葬式に来たんだね、おじいちゃんの」と話し合う。
治と菜穂たちの帰り際に、良多は「また父の話、聞かせてください。僕の知らないあの人の話を」と話す。
治は「いろいろあるんだ、まだ話して無いことが。話したいことがいっぱい」と言い、菜穂は「来年は12月15日ですよ、クーナ」と言うと、良多は「もうスケジュール入れておきましたから」と言って笑い、またの再会を約束して別れる。
夜、萌江が森の方を見つめる姿を見つけた良多は、「聞こえるか」と声を掛ける。
「うん。パパも聞こえる?」と尋ねる萌江に、良多は「あぁ、パパも聞こえる」と答える。
長野まで戻った菜穂は治に「生きてる時はそんなことなかったんだけどね、お母さん亡くなってから町で同じ年くらいの女の人見かけると、お母さんの事考えるんだよね」と話し、治も「父さんもそんな時ある」と答える。
菜穂が「死んでもいなくなったりしないんだね」と言うと、治も「そうさ、いなくなったりしないさ」と言って、二人は笑い合う。
良多の家族も実家から帰り、良多はお正月に自分のマンションにみんなを呼ばないかと提案する。
「似合わないか?」という良多に、沙江は「最初はみんな似合わないんだから、やってみれば?」と答える。
萌江は、枕を持って沙江の寝室に行き「フロドが引っ越しちゃったから」と言って、沙江のベッドに入ってくる。
「ママはさぁ、紫色のお花が咲いていた所、クーナのお墓だと思う?」と聞く萌江に、沙江は「どうかな?でもね、あの時ママ、死んじゃったママのパパの事ちょっと思い出したよ」と言って抱きしめる。
その晩良多は、沙江から出された赤い三角のトッピングがのっているスープを飲み・・・


というような内容でした。

栄輔のお葬式がメインで静かに過ぎていきましたが、きちんと今までの疑問点が解消して良かったと思います

良多が、栄輔の頬を撫でた後に、幼い頃を思い出して号泣した場面は、私も感動して涙が出ました
スキーのジャンプをするエピソードが、最終話で、しかもこんなに感動的に繋がったことにビックリでした。
そして「後悔とは、そこに愛があったこと」・・・この言葉は、本当に素敵ですね。
この言葉で、前向きに、優しい気持ちになれる気がします。

萌江も大地も、クーナを見たのかな?それともクーナの「気配」を感じたのかな?
そういう所を視聴者の想像に委ねるところが本作らしく、でも不思議とイラッとしなかったです(笑)
暗闇を見つめる萌江に「パパも聞こえる」と言う良多も良かったし、
クーナのお墓かどうかを尋ねられた沙江が、「どうかな?でも・・・」と否定せずにニュアンスで伝える所も、
すごく柔らかく優しい感じが出ていて良かったです。
夢は夢のままで・・・というか、色んな見方があって正解はなくて・・・ということの大事さ、素晴らしさを、この作品で知ることができたような気がします。

最後、萌江がクーナの姿をして空を見上げるのがまた良かったです
萌江ちゃん役の方は、今回オーディションで選ばれた方のようですが、難しい役どころをとても自然に演じていて、とても素晴らしかったと思います


そんなファンタジーのように見える中で、最終回もリアリティのある部分でたくさん笑わせてもらいました(笑)

敏子の言動・動作がいちいち面白かったし
栄輔の弟にあたる叔父(小野武彦)も可笑しかったです。
沙江のお母さんを、栄輔の愛人だってw
確かに、喪服を着て綺麗にお化粧をしたりりィさん、美しかったですけどね(笑)
長野でクーナをカブトムシと言うんだと言う治の優しい嘘に、あんなに大声で反論したり・・・。
ああいうオジサマ、いるいる!なんてね

菜穂が治の家に入った時に「ただいま」を言ったシーンも、
すごく良い話だなぁ~と思いきや、菜穂が照れ隠しで「栄輔さん、今頃天国でお母さんと仲良くしてたりして」なんてヒドイ事を言って(笑)
でも、きっと仲良くしているんでしょうね~(爆)

窓の外に閉め出された良多も可笑しかった!!
ペロンチョコのヒットもあって、これからの良多は前とはだいぶ変わるのかな?と思ったところで、窓の外の締め出し・・・
根本的(天然)な所は変わらないんでしょうね。


このドラマ全体の感想は、後日改めて書きたいと思います。
・・・が、最終回まで本当に楽しむことが出来たドラマでした!!

是枝監督がツイッターでこうつぶやいていました。
寄せられた『ゴーイングマイホーム』の感想を読み、しみじみ今このドラマを作れて良かったな…と思っています。作品は作者の思惑を越えてそのタイミングを見付けて生まれ落ちるのだと思っています。何故今だったのか?10年経ったらわかるかもしれません。そんなテレビ番組があってもいいですよねぇ…

こんな番組、あってもよいと思います!!
来年12月、またクーナイベントを見たいなぁ
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4 コメント

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こんばんわ~ (きこり)
2012-12-19 21:48:35
終わっちゃいましたね。
このドラマ感想を書くのが難しくて、今日も書きたいことはいっぱいあるんだけど、まとめられないというか、書き足りない思いを引きずってます(笑
>スキーのジャンプをするエピソードが、最終話で、しかもこんなに感動的に繋がったことにビックリでした。
そうそう、一回目で長野に向かう良多が電車の中でやってましたよね。
それが最終回でこんなふうに出てくるなんて、じ~んとしました。
>こんな番組、あってもよいと思います!!
ホントですよね。
テンポもテーマも独特だったけど、生まれるべくして生まれたのかもしてないですね。
はぁ~しかし、来週から火曜日の夜寂しくなりますね。
>きこりさんへ (emi)
2012-12-19 23:36:51
きこりさん、コメントありがとうございます!
終わってしまいましたね~(涙)

>このドラマ感想を書くのが難しくて、今日も書きたいことはいっぱいあるんだけど、まとめられないというか、書き足りない思いを引きずってます(笑

私も、最初の方こそ、このドラマのテイストが分からなくて何を書いてよいのか迷ったのですが、
だんだんと引き込まれていくうちに、このドラマの面白さを文字になかなかうまく表すことができなくて、
うまくまとめることができない自分にもどかしさを感じていました。

>テンポもテーマも独特だったけど、生まれるべくして生まれたのかもしてないですね。

今は忙しい世の中、白黒をつけたがる世の中ですが、
それに逆行した描き方をしていましたね。
大衆受けはしなかったかもしれませんが、私は大好きでしたし、ブログやツイッターでも同じく共感している人が少なからずいらっしゃったので、とても嬉しかったです。

ほんと、毎週の楽しみが無くなって寂しいです!!
秋ドラマはレベルが高いなぁ~と思っています。
こんにちは (ジオ)
2012-12-23 14:44:32
emiさん、こんにちは。

>スキーのジャンプをするエピソードが、最終話で、しかもこんなに感動的に繋がったことにビックリでした。
そう、あの初回のクスっと笑わせるだけに思えたシーンが、
まさか最終回のあんな感動的なシーンにつながるとは思いませんよねぇ。

>最後、萌江がクーナの姿をして空を見上げるのがまた良かったです
最後まであの視線を楽しめて良かったのですが、
CMや見たくもない「サキ」の予告を消す作業をしていたら
一緒に消してしまいましたorz
でも、私の記憶には残りましたから大丈夫。

>こんな番組、あってもよいと思います!!
ええ、大いにあってよいと思います。
フジテレビだか関西テレビだか知りませんが、
これからもチャレンジしていってほしいと思います。
>ジオさんへ (emi)
2012-12-23 23:59:25
ジオさん、コメントありがとうございます!
ゴーイングマイホーム、終わってしまいましたね・・・。

スキーのジャンプシーン、第1話でなんでこんな夢を観たんだろう?と思いつつ忘れていたのですが、こうして最終話に繋がってビックリでしたね!
とても感動しました。

萌江のラストシーン消えちゃったんですね
ラストカットが萌江ちゃん・・・監督も相当気に入っていたのかな(笑)
可愛かったですね~♪

今は分かりやすいドラマの方が受けるのかもしれませんが、
こういう余韻のある、色々と考えさせてくれるようなドラマも良いですよね!
関西テレビ、ありがとう!!といった感じです(笑)

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