emitanの心にうつりゆくもの

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半沢直樹 第2話

2013-07-15 14:42:51 | 2013夏ドラマ
第2話 「上司の濡れ衣を振り払え!悪者に倍返し」

東京中央銀行の本部での聞き取り調査から戻った大阪西支店融資課長・半沢直樹(堺雅人)は、副支店長・江島浩(宮川一朗太)から叱責されるが、支店長・浅野匡(石丸幹二)から「今回の事で本部の君に対する評価はあまり良いとは言えない。汚名返上するなら急いだ方がいい。でないと私もさすがに庇い切れませんよ」と言われたため、「もちろんこのまま無抵抗で我が支店に全責任を押し付けられるような事だけはさせないつもりですから、どうぞご安心ください」と告げる。
半沢は、西大阪スチールの3年分の裏帳簿を竹下金属社長・竹下清彦(赤井英和)の元へ持って行き、竹下金属の帳簿と照合するよう依頼する。
すると、竹下金属への支払いは西大阪スチールからは5億円だったのに、裏帳簿では7億円になっており、2億円分のお金が雲隠れしていることなど、西大阪スチールは3年以上前から計画倒産を企んで資金を隠し続けていたことが分かる。
帰宅した半沢は、妻・花(上戸彩)から「難しいことはよく分かんねぇけどさ、絶対負けんじゃねぇぞ!直樹の道連れでこれ以上遠くに行くのは嫌だからね」とハッパを掛けられる。
国税局査察部では、昨年の7月3日に西大阪スチールのメインバンクから5千万円の使途不明金が引き出されている事について調べを進めていた。
その頃大阪西支店では、西大阪スチール社長・東田満(宇梶剛士)が東京中央銀行に隠し口座を以前持っていたことが分かり、1年ほど前に「(株)東亜細亜リゾート開発」へ5千万円をその口座から振込をしている伝票が見つかる。
東亜細亜リゾートは海外の不動産投資物件を扱っている会社であり、半沢はその会社へ行こうとするが、江島から明後日の支店長会議までにレポートをまとめるよう膨大な資料を渡される。
そのやりとりを見ていた中西英治(中島裕翔)は副支店長の行為に反発を覚えるが、先輩の角田(モロ師岡)から「支店長は回収は絶対不可能だと読んで、本部で全ての責任は課長にあると、悪い言い方をすれば大騒ぎをしたんだ。それなのに課長が本当に5億回収して正当性が認められでもしてみろ。あの騒ぎは何だと言うことになって、今度は支店長が責任を問われかねないからな。とにかくしばらく大人しくしてるこった。下手に自己主張するととばっちり食うぞ」と言われる。
竹下は、西大阪スチールの下請け会社で、同じように支払いを水増しされていた企業「淡路鋼材」を捜し出し、半沢と竹下は淡路鋼材社長・板橋平吾(岡田浩暉)と会う。
淡路鋼材も連鎖倒産しており、半沢は板橋に東亜細亜リゾートの5千万円の伝票を見せて、海外に投資物件を買ったことを東田から聞いていないかを尋ねると、板橋は「海外に別荘ですか・・・初耳ですね」と話す。
東亜細亜リゾートに行った半沢は、東田の名前を窓口の女性に話すと、「どんな方であれお客様の個人情報をお教えする訳にはいきません」と言われて帰されてしまう。
その頃、板橋は東田と会っていて、昼間の半沢とのやり取りがつつぬけとなっており、板橋は東田から西大阪スチールの裏帳簿を半沢から取ってきて処分するように言われる。
翌日、大阪西支店には再び国税局査察部が現れ、東田の隠し口座の伝票を見つけ出そうとしていた。
それを知った半沢は、統括官の黒崎駿一(片岡愛之助)が地下の保管庫に辿り着く前に保管庫へ駆け出して行って振り込み伝票を抜き取り、データ上の口座記録はシステムエラーが起きていて抜き出すには時間が掛かると言って時間稼ぎをする。
そして、竹下と板橋に会って、国税が東田の5千万円の物件を差し押さえる前に自分たちで見つけ出してその物件を回収したいと話すと、板橋は西大阪スチールの裏帳簿を自分が確認してその物件のヒントを見つけ出すと持ちかけ、17時にまた来ると言ってタクシーを呼んで去っていく。
半沢のケータイに本店にいる同期・渡真利忍(及川光博)から連絡が入り、人事部次長・小木曽忠生(緋田康人)が半沢の出向を画策していたが常務・大和田暁(香川照之)がそれを止めたことを知らせ、大和田が半沢に興味を持っているうちに結果を必ず出せとハッパを掛ける。
小木曽が大和田とのやりとりを支店長・浅野に伝えると、浅野は大阪西支店に「裁量臨店」を行うよう持ちかける。
半沢は部下・垣内(須田邦裕)に、支店長たちに見つからないように西大阪スチールの関係書類を持ち出してきてもらい、「もしこのことで何か言われても、全部俺の責任だと言って構わないからな。(「部下の手柄は上司の物。上司の失敗は部下の責任」という垣内の言葉に対し)俺はそうはなりたくない」と話し、そのやりとりを物陰で角田も聞いていた。
半沢が板橋に西大阪スチールの書類を渡すと、その書類がバイクに乗った男に奪われてしまう。
しかし、数時間後には板橋の元にその書類は戻り、板橋は書類をドラム缶で燃やし始める。
その元を半沢と竹下が訪ね、半沢は板橋が息子名義の口座から5月に西大阪スチールに1千万円送金した履歴を突き付け、燃やした書類は偽物の書類であることを明かし、「家族はこのことを知ってるのか?確かにたかが銀行員に出来るのは金の流れを追うことぐらいだ。だから俺はアンタの汚いカネの流れを徹底的に調べ上げ、それを洗いざらい家族にぶちまけてやる。もちろん何も知らずここで働いていた従業員たちにも教えてやらないとな。自分たちが職を失ったその裏で、アンタ一人私腹を肥やしていた事を知ったら、みんなさぞ喜ぶだろうね。あんたに復讐するという生きがいができたってな。そしてその後で警察に届け出る。これ以上ない証拠を揃えてな」と言い放つ。
慌てた板橋は、東田の物件はハワイのオアフ島にあると言ってその管理会社の連絡先を明かすが、半沢は東田の居場所を朝までに捜し出すように恫喝する。
半沢は渡真利に電話をして、法務部部長に掛け合ってオアフ島の物件を早急に差し押さえするように頼む。
そのやり取りを横で聞いていた竹下は「アンタの事よう分からんようなった。ホンマはごっつい悪い奴ちゃうかなって・・・なーんてな。別にそれでも構わへん。何もかんも正しい奴なんて居らんもんな」と言って去っていく。
その頃、国税局査察部では、大阪西支店からやっと口座記録データが届き、翌朝東亜細亜リゾートに立ち入り調査に行き、オアフ島の別荘の所在を突き止める。
しかし、すでにその物件は東京中央銀行に差し押さえていた。
半沢のケータイに竹下から連絡が入り、板橋が東田の居場所を白状したことを告げる。
半沢はその場所に向かおうとするが、副支店長・江島から支店長会議用のレポートはどうなったかを聞かれ、足止めされてしまう。
しかし、角田と垣内と中西が代わりにレポートを作成しており、それを江島に提出して半沢は東田の隠れ家へ急行する。
隠れ家はもぬけの殻となっており、そこには国税の黒崎がいて「アンタが余計な手出しするから、また逃げられちゃったじゃないの。このオトシマエ、どうつけてくれるつもり?私たちの仕事は、国民の血税を守る誇り高いもの。私利私欲のためだけに金をかき集めるあなたたち銀行に非難される覚えはありません。所詮あなたたちは汚い金貸し」と告げる。
すると半沢は「その通りです。ですが東田から5億を回収するまで一歩も引くわけにはいきません」と話す。
そんな中、渡真利から電話が来て、オアフ島の物件は法務部部長が黒崎に何かを吹聴されて、国税局の方が差し押さえてしまったことを告げる。
すると半沢は「この借りは倍にして返します。やられたらやり返す、倍返しだ!それが私の流儀なんでね」と黒崎に告げて・・・


というような話でした。

私も、倒産した社長がタクシーを使うなんておかしいな~と思っていたんですよね~
(って、みんな分かっていたことかな?)
今回は新しい登場人物が少なかったせいか、先週よりもかなり観やすかったです。
内容はドス黒い感じでしたけどね

東田には、愛人・藤沢未樹(壇蜜)以外にもまだ協力者がいるようでしたね。
今回は板橋を切り捨てていたけど、そういう東田のやり方に未樹も何か違和感を覚えているように見えたけど・・・。
半沢がどうやって追いつめるのか、東田はどうやって今後も逃げて行くのか、ますます面白くなってきたような気がします。

それにしても支店長&副支店長・・・
5億円の回収を支援するのではなくて、自らのメンツのために足を引っ張るのですね
「面白くなく思う」位なら分からないでもないけど妨害するなんて。。。
出世欲にくらんだ人というのは本当に恐ろしいと言うか、5億円の損失は何とも思わないのですね。
半沢は、部下・角田と垣内と中西のためにも、何とかして5億円を回収しないと!
半沢の同期・近藤直弼(滝藤賢一)は座敷牢ですか・・・。
半沢&頭取・中野渡謙(北大路欣也)辺りに、是非ともこの銀行の体質を改善してもらいたいです

半沢は竹刀を振り回している暇はないんじゃないか?とは思うけど、このドラマ流のサービスカットかしら?
(身体を動かすことは大事ですけどね 笑)

「マルサの女」とか「ナニワ金融道」を約20年前にドキドキして観ていた私。
こういう銀行側が主人公の「取り立て」の話はあまり観ていなかったので、真夏には暑苦しい話ではあるけど、結構ワクワクしながら観ています

※これまでの感想
 第1話
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6 コメント

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Unknown (みのむし)
2013-07-15 14:59:25

>東田のやり方に未樹も何か違和感を覚えているように見えたけど・・・。

東田の財産を回収できるとしたら
愛人の裏切りですよね。

うまく裏切ってくれることを願うばかりですわ~ww

にしても店長も副支店長も結局は
5億の損失を出した支店ってことで
半沢をどこかに飛ばしたり首にしたりしても
責任取らされる気がするんだけど。
そういうことは考えてないのかなぁ??
返信する
>みのむしさんへ (emi)
2013-07-15 19:58:31
みのむしさん、コメントありがとうございます!

>東田の財産を回収できるとしたら
>愛人の裏切りですよね。
そうそう、未樹がキーパーソンになりそうですよね。
東田の悪者っぷりがどんどん明らかになっているので、どこで未樹が愛想を尽かして半沢側に行くのか楽しみです!
(未樹が寝返ることを信じきっている私 笑)

5億円の損失は一課長(半沢)を飛ばすだけで足りるのか・・・
たぶん副支店長も飛ばすつもりなのでは!?
支店長や常務・大和田が、どこまでこの事件に関与していて、どういう結末を望んでいるのかも、とても気になる所ですよね。
ドロドロしているドラマだけど、驚く展開が多くて楽しいです!
返信する
ふふっ♪ (まこ)
2013-07-15 20:28:24
女性視聴者には堺さまの胴着姿、男性視聴者には
壇蜜さんの水着姿がサービスショットで、
明日からの仕事頑張ってねとの番組からの
プレゼントかも~(笑)

そっか、いつか未樹が裏切るという展開、ありかも!!!
そりゃ宇梶さんより堺さまの方が・・・って違うか(笑)

今んとこ、ピンチな半沢だけれども、
是非とも倍返しを有言実行してくれると信じてる♪
だから、一応ハラハラもするけれど
立場が逆転するところを見て、爽快な気分に
なりたいですよね~♪
返信する
>まこさんへ (emi)
2013-07-15 21:58:22
まこさん、コメントありがとうございます!

>女性視聴者には堺さまの胴着姿、
>男性視聴者には壇蜜さんの水着姿がサービスショット
やっぱり、剣道しているお姿はサービスショットなのでしょうね
今回は一人で素振りでしたけど、シュッと振る姿は凛々しかったですよね♪
私は女ですが、壇蜜さんの衣装にはいつもドキドキしています(笑)
先週の、マンション入り口での赤い服は、「この服、何!!どんな構造になってるの!?」と、画面に近寄ってガン見してしまいました
いつ壇蜜さんが堺様を誘惑するのか・・・!?(それはないか 笑)
でも、何となく宇梶さんの事は裏切ると思って観ています(^^ゞ

倍返し、早く実現してほしいですね!
実現にはまだほど遠い感じですが、あのエネルギッシュな姿に引き込まれて、観ているこちらも熱くなります。
熱い先の爽快感、楽しみですね♪
返信する
Unknown (ルル)
2013-07-17 16:54:57
>未樹も何か違和感を覚えているように見えたけど

ワタシもそう見えました!
もしくは宇梶さんの顔?に嫌悪感を、、
それはないね(^^ゞ

堺さんが竹刀を振ってると
大奥を思い出すね
返信する
>ルルさんへ (emi)
2013-07-17 17:48:53
ルルさん、コメントありがとうございます!

>宇梶さんの顔?に嫌悪感を
もしくは、お肉の食べ方が嫌いだったとか?
それもないですね(笑)(^^ゞ
それにしても、どんどん宇梶さんが悪い顔になっていって、憎たらしいです。
真夏にふさわしく(!?)、色々と熱いドラマですね!

そうそう、有功様も、凛々しく竹刀を振っていましたね~。
あちらとは全然違う人格の半沢なので、私の方は失念していました
堺さん、ほんと主演続きで、しかも濃い役が続いていて、凄いですね!
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