emitanの心にうつりゆくもの

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真田丸 観終わりました

2016-12-20 17:09:34 | 2016秋ドラマ
秋の連続ドラマではないのですが、大河ドラマ「真田丸」を一昨日リアルタイムで完走したので、その感想を簡単に・・・

三谷幸喜さんの作品は、たまに「ついていけない」と思ってしまうものがあるのですが、
本作は真面目に、と言ったら失礼ですけど、笑いに走りすぎることなく、じっくりと人間ドラマを描いてくださっていて、どっぷりと見入ることができました。
そして、キャラクターの一人一人が生き生きとしていたのが、一番良かったです。

真田源次郎信繁(堺雅人)と父・昌幸(草刈正雄)と兄・信幸(大泉洋)の3人を中心にした物語という感じでしたが、
私は兄・信幸の目線で主に観ていました。
源次郎が眩しく見えたり、「源次郎、豊臣方に付いちゃダメ!!」と思ったり(歴史上、滅びるって分かっていますしね)。
でも、源次郎が何故豊臣方に付いたのか、父・昌幸が何故徳川に付かなかったのか等々が丁寧に描かれていて、親子3人それぞれの心情が分かったので、毎回観終わった後は いつも色んな思いが去来していました。
まぁ、昌幸の選択は、理解しがたい事も何度かありましたが(笑)

全体を通じては信幸が一番好きだったのですが、
前半は昌幸を演じた草刈さん、中盤は豊臣秀吉を演じた小日向文世さんが圧巻の演技を見せていたように思いました。
後半は、大蔵卿局を演じていた峯村リエさんがグイグイと来ていたような・・・。
大蔵卿局 も きり(長澤まさみ)も、最初に観ていた時は憎たらしく思えていたのですが、だんだんと それぞれが「何を守るべく必死になっていたのか」が見えてくるうちに、そういう考え方もアリだなと思えてきたり。
一人一人のキャラクターが、それだけしっかりと設計されていて描かれていたからなのでしょうね。

ラスボス・徳川家康(内野聖陽)は、初回から最終回までの間に、かなり成長していましたね。
まぁ、最終回に信繁の攻撃にあって逃げ延びる場面は、本能寺の変 直後の「伊賀越え」にそっくりで大笑いしてしまい、そこは変わっていなかったかもしれないですが(笑)
小心者ながらも、本多正信(近藤正臣)や阿茶局(斉藤由貴)に叱咤激励されて、だんだんと実力をつけていく様子は、時折憎々しく見えたりもして、さすが内野さんだな~と思いました。
斉藤由貴さんも、大坂冬の陣後の大蔵卿局らとの話し合いの時の阿茶局は実に老獪で、まさに「メス狸」で、素晴らしかったです。

秀吉の天下統一に最後まで抵抗した北条氏政(高嶋政伸)が徐々に追い詰められていく様子は痺れましたし、
豊臣秀次(新納慎也)と秀吉の仲が、不幸が重なってどんどん悪くなっていく様子には胸が苦しくなりましたし、
石田三成(山本耕史)は、今まで悪いイメージしか持っていなかったのですが、どうして秀吉に重用されて、何故東西に分かれて関ケ原の戦いが行われることになったのかがよく分かりましたし、
豊臣秀頼(中川大志)は、立派に成長しながらも、周りに流されて家康の罠を上手くかわすことが出来なく、大坂の陣で優勢に立ちながらも敗北していく様子が物悲しく・・・
真田目線で描いていながらも、歴史上の分岐点に立つ「敗者」をしっかりと描いていたのも、見応えがあって面白かったです。

個人的には、伊達政宗(長谷川朝晴)が気になり、「ずんだ餅」を食べた事がなかったので、秋に北海道に初上陸した「ずんだ餅」の店(札幌)に早速買い求めに行きました(笑)
政宗と信繁の、最後に戦場で交わした目での会話が、とてもジーンとしました。


・・・などなど、簡単に書くつもりが、どんどん長くなってしまいましたが
そして、書き洩らしが かなりあるかも
というわけで、見どころたくさんのドラマだったので、とても堪能することができました!


唯一不満があるとすれば、三谷さん作品によくあることですが、「フレッシュな人が少なかった」ということかな。。。
こう言っては何だけど、アラフォー以上のオジサマおばさまキャストばかりで、特に序盤は年齢関係が全然分からなかったのと、画面がやや息苦しかったのと、
三谷さん作品お馴染みのキャストが多くて、私は三谷さんファンという訳ではないので「またこの人か」感があったりしたのですよね。
まぁ、演技力が確かな人たちばかりだったので、そういう負の印象は すぐに打ち消されて、とても見応えのある作品にはなったのですが、
NHK大河ドラマは、フレッシュなキャストも毎年数名はいて、その人たちのちょっと危なっかしい演技も私は楽しみだったりするので・・・(私だけ?)。
三谷さんには、若手の抜擢も次作ではしていただきたいかな~(偉そうに言ってスミマセン)。


2012年大河「平清盛」の方が私はハマったのですが、2008年「篤姫」と同じくらいにハマり、1年間とても楽しかったです!
素晴らしい作品をありがとうございました!!
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