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飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

ドイツ旅行16 ストラスブール

2017-07-19 18:22:34 | 旅行
食事後は、ようやく暗くなりかけた商店街をぶらぶら歩いて帰りました。
夕闇(とは言っても9時は過ぎていたと思います)の街並もまた落ち着いた風情が漂い大変魅惑的です。



こちらは百貨店のラファイエットですね。



そしてこちらはホテルの方に向かう商店街。
この商店街のパン屋さんで朝食用パンを買いました。



ホテル近く河畔のレストランでは、まだ沢山の人達が食事を楽しんでいます。
夜は夜で魅力的な街のようですね。



こちらはホテルの本館と新館、外観古ぼけたホテルでも夜景には映えますね。



さて次の日の朝食は、昨夜の残り物をTAKE OUTしたものと、
帰りがけに買ってきたパン、ホテル備え付けのティーバッグで出した紅茶で済ませました。
TAKE OUTした惣菜はこんなふうに惣菜別にきちんとパッケージされていました。
日本のようにTAKE OUTを拒否する店とは、食べ物に対する愛着が違うように思います。
帰りに買ってきたパンは大変大きく、この後食べ切るのに3日かかりました。
カボチャパンのように黄色いパンでしたが、大変美味しかったです。



さてこの日は、計画ではストラスブール駅からライン川を越えドイツ側少し山の中に入ったところにあるゲンゲンバッハと言う小さな町に日帰りで行くことにしていたのですが、
ストラスブールに来てみると、博物館等行っておいた方がいいなというところもあり、せっかくここまで来てほとんど何も見ないで帰るのはもったいないと言う気がおき、
またフランスに来てみると、ドイツが大変堅苦しい国だったように感じられ、もう少し自由な空気を味わいたいなと言う心持ちにもなり、
結局ゲンゲンバッハへ行くのはやめて、市内観光で過ごすことにしました。

と言うわけで朝食を終え、再度街中へ出かけました。
ホテルを出たところで、運河にかかる橋のところを通過する観光船に出会いました。
橋が架かったままでは上がつかえて通れませんので、橋を回転させて上を開け、通過させていました。
規模は全然違いますが、昔の勝鬨橋を思い出しました。





さてそれから商店街を通り抜け、メリーゴーランドのある方面へ行くと、美味しそうなケーキ類がウインドウ越しに一杯並んでいる店の前を通りかかり、
ここは美味しいに違いないと、今日は充分時間があるので一服していこうと、早速お茶に入りました。
この地方特産のクグロフも色々なのが置いてあります。
何を食べようかと迷いましたが、ケーキの美味しそうなのに心奪われ、それでお茶を楽しみました。

何故か紅茶は鉄瓶で出てきました。
こちらの地方のものなのか日本のものなのか分りません。
この地方は鉄鉱石の産地でもあり、それを巡ってドイツと領土を取り合った結果、ドイツ領やフランス領になったりと繰り返した歴史を鑑みてみますと、
鉄製品がこの地方の特産品だと思っても不思議ではありませんが、
どう見ても南部鉄瓶のような形をしていますし、よく分りませんね。

ケーキはまずまずの美味しさでした。
不図周りのテーブルを見回してみますと、地元の家族らしき3人連れがクグロフを頼んでいます。
出てきたものを切り分け美味しそうに食べていました。
感じとしては、ケーキとしてではなく朝食としてパンを食べている風情でした。
このパンは、こんな風に食べるのだと納得させられたひと時でした。
このクグロフとか、イタリア人がクリスマス時期に食べるパネトーネ等、我々はケーキ類かと思ってしまいますが、
地元の人達にとってはパンなのだよと言うことを教えられたことではありました。



さてお茶を終わり、大聖堂に向かって歩いていると、
こんな面白い看板の出ている店に出くわしました。
ワニがそのままの姿で看板になっています。
店名もクロコダイルですので、クロコダイルのカバン等を売っている店なのかと通り過ぎたのですが、
後日日本に帰ってから分かったことですが、ミシュラン2つ星のレストランだったようです。
フランス人は個性的で楽しいですね。
この時レストランだと分かったら、その個性に魅かれこの日の夕食に入っていたかもしれませんね。











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