時のそとがわ

毎朝の新鮮な風を頭の方にも通し、なるべく悔いのない夜を迎えたいと思い、日々感じる事をまとめています。

おばあさん雑記「時のそとがわ」 その855

2017-03-24 16:11:06 | Weblog
その855
★ 17年度予算案の一般会計総額は16年度当初予算を7329億円上回る97兆4547億円に。 当初予算として過去最大。目立つのは、軍事費や公共事業の増額。      一方で 朝日デジタル22日には、~「成人の 4人に1人が自殺したいと考えた事がある事が、厚生労働省の調査で分かった」~と。 2008年、2012年の調査と比べ、増加傾向にある。
また英科学誌ネイチャーは~「日本の科学研究の現状を憂慮する別刷り特集を発行する」~と。   ~日本の科学研究はこの10年で失速しており、科学界のエリートとしての座を追われかねない~~政府の研究開発への支出が2001年以降停滞しており、その結果、高水準の研究を生みだす能力に衰えが出ている~などと指摘していた。       
~少数のエリートさえ居ればいい。そこにお金をつぎ込んで、残りは 権力に従順なロボットにしてやろう~~これが今の安倍政権の教育観で、その結果の失速だろう。   
ネイチャーには~「…原因として、政府の研究開発支出が01年以降横ばいにあることに加え、予算の多くが一部のトップ大学に配分されていると指摘…」~と。   そして、今やこの国の教育費は、OECD加盟国中の最下位(2013年調査)。 (この国では“教育費は、親が負担するのが当たり前”)
☆ そう、科学研究はますます金欠状態。 どれ程お金に飢えていることか!!  
昨年末、 2017年度の防衛省予算案に、大学などの研究機関を対象にした研究費制度の費用として、概算要求通りの110億円(6億円から一気に増加…)が盛り込まれた。   これに対し~安全保障と学術の関係について検討してきた日本学術会の検討委員会が、軍事研究を禁じる従来方針を継承する新たな声明案をまとめていることがわかった~との記事も。    しかし…とても安心してみてはいられないような気がする。 一体 どれだけの踏ん張りが可能なのだろう? 
(この国の民はいつまで、政治でおしゃべりできないままで居るのだろう?   話題にならないから関心も湧かない)   
森友学園の事では やっとメディアも、少しまともに?取り組んではいるが、その間(なんと首相抜きで〈外遊中〉)、共謀罪(現代版・治安維持法)の閣議決定がなされてしまった。    
籠池氏は、「政治家の関与があったと思う」~と。  この事に関してネット放送のデモクラテレビでは、官僚達の“忖度”(他人の気持ちを推し量る事)…の言葉を使っていた。   結局、身の安全を確保、出世も期待しての“忖度”が この国の中心で横行しているのだろう。
安倍首相の目指す「美しい国」が、どれ程醜く、どれ程つまらなく窮屈な国か、…明日を生きる子供達の為にも、国民は知るべきだ。
☆ 夫婦漫才コンビ“おしどりマコ・ケン” さん達が、フォトジャーナリズム月刊誌「DAYS JAPAN」で連載中だが、4月号はドイツでの活動報告。   実は福島由来の放射性物質は、約10日で地球を一周、ドイツには 3月21日頃から届いていたようだと。   あちこちの学校で原発事故の話をすると 質問攻めにあう~と。  ある学校ではもっと聴きたい…とのことで、急遽 福島に関する分科会開催…。 「核燃料や放射性物質を 日本ではどうやって輸送してる?」の質問に、「日本はテロリスト対策として、その詳細や輸送ルートは公開してません」と言うと、「ドイツでは考えられない。市民が把握しない方が危険」~との意見も。   (コピペお許しを…)

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