Let's Enjoy Kayak Life !

愛知県の三河湾周辺をベースに気ままなカヤックライフと娘と過ごす日常を綴るパパのブログ。

未だに改修中。

2014年09月29日 | カヤック製作
9/29。月曜日。

週末、
願わくばテスト走行したかったが、未だに改修作業中。

シーカヤックからシットオンカヤックへと、徐々に変貌をとげて要約浮かべれる段階まできたのだが、シートの固定がイマイチだったり、ラダーの操作が上手くいかなかったり。


想定している航行速度も約10km/h。

そんな速度で波に突っ込んだ時、艇はどうなるだろうか。

想像を膨らませてイメージしてみると、


幅を広げた部分から真っ二つ!


なんてシャレにならない。


いくら試作艇と言えども、最悪の事態も想定しなければならないだろう。

そこで、水密区画の増設、板厚の追加、
ラダー操作方法の再検討、シート固定の方法など現在改善している。

今週から本業が忙しくなる予定だが、スケジュール的にまだ2~3日はカヤック制作出来そうなので一気に仕上げるつもりです。

取り掛かってから約1ヶ月になるだろうか。

いい加減浮かべたい!

ついでに

早く釣りに行きたい!

そして

たまにはゆっくり寝たいっ!








御嶽山。噴火。

2014年09月27日 | 日記
9/27。

カヤックの制作中、ラジオから御嶽山噴火のニュースが聞こえてきた。

御嶽山と言えば雪山シーズン。

御嶽ロープウェイやチャオ、オンタケ2240。

御嶽山バックの雄大な景色の中スノボを楽しんだものです。


あの御嶽山が噴火!

山頂付近には今だ取り残されいる人々がいるらしく、怪我人もいる模様。

明らかな噴火の前兆も無かったことで人的被害が出てしまったらしい。

無事に救出されると良いのだが。


しかし、
もしもあの時、スノボしてた時に起きていたら?と考えるとゾッとする。


ブログの他カテゴリーでちょっとした物語を書いていて、今回は偶然火山の話題。


今年は大雪や集中豪雨、猛暑日。
そして火山噴火と、本当に異常気象続きだ。

地球温暖化の影響なのだろうか。

先日、全4回放送のNHK特集で久々タモリさんが出てた気象関連の番組があった。

それによると、ここ数年地球の気温上昇は緩やかになっているものの、その反面、深海の水温が急激に上昇中らしい。

地球自体が全体のバランスを取ろうとして、大気がカバーしきれなくなった温度上昇を今度は深海がカバーしているらしい。

深海がカバーしきれなくなったら…。

再び気温上昇に転じるという。

学者の予想だと後10年くらいでソレが始まるとか。

ソレが始まると、今までに経験した事の無い巨大台風や集中激雨、はたまた干ばつや竜巻など、尋常じゃない異常気象になるらしい。


四季折々の風情を楽しめる日本。

この自然が、
いつまでも続くとは限らないらしい。




最後に。


アオリイカも、
いつまでも釣れるとは限らないらしい。

私ことですみませんm(_ _)m



改修中。

2014年09月27日 | カヤック製作
9/27。土曜日。

台風17号の影響で三河湾も風が強く、波が高いらしい。

今日はまだ改修作業中。

海上走行テストは明日できるかどうか。



デッキ側のセルフベイラー。

苦肉の策だが何とかなりそうなので、シットオンでいけそう。

今回試した方法は、
シート下とデッキ前方の床面を喫水線より高い位置にして、足こぎユニット付近の床面は喫水線より下にした。

重たいペダルユニットの重心を下げる事により安定性の向上をはかり、
喫水線より高い床面にスカッパーホールを作る事で、ある程度の浸水は覚悟しながらも過剰な浸水を防ぐ。


そして今日はシートの制作とラダー。

シーカヤック用のシートをシットオン対応に改造。

ラダーはシーカヤック用をそのまま移植するが、操作方法は変える必要がある。

シーカヤックではフットブレイスにラダーワイヤーを連結して足で操作するが、コレを手で操作出来る様にする。

手で操作するやり方は、ハンドル式やレバー式など色々あるが、今回は時間も無いので一番シンプルに直接ワイヤーを引っ張る事にする。

以上、基本的な部分に手間がかかっている為、艇体の仕上げまで手が回らない。

とりあえず全体の色だけ統一して海上走行テスト実施だ。









あーでもない。こーでもない。

2014年09月26日 | カヤック製作
9/26。金曜日。

昨日は台風の影響なのか、久々にお昼は汗ばむ陽気になりました。

さて、カヤック制作の方ですが、

あーでもない。こーでもない。

と、

作っては壊しを繰り返している。

現時点の進捗状況は、ハル完成、デッキ改造中。

パドリング仕様としてはほとんど完成しているのだが、
足こぎユニットの搭載に関して、続出する問題点と格闘中。

足こぎユニット。
試作品が来週末ごろに完成との連絡を受け、とりあえずN社の足こぎユニットを搭載して明日?明後日?に海上テスト走行を試みてみようかと思う。

金曜日の時点でまだまだ、マダマダ!改良するところが山程ある。

シーカヤックをベースにしている事に寄る不具合。

喫水線の位置。
当然ながら、シットインなので、ほぼ船底に座る形。

コレをシットオン(セルフベイラー式)に改造を試みたが、喫水線が高い事により、座面位置がカナリ上がる。

セルフベイラー式の場合、浮かんだ時の喫水線より上にデッキ底面がこないと成り立たない。

コレより下だと逆にデッキ内に浸水する。

V字ハルの喫水線の高さ。
シットオンには不向きのようだ。


デッキ底面が高くなる事での不具合。

足こぎのペダルを漕ぐ位置も上がる。

理想は腰の位置より少し下向きに漕ぐのが良いのだが、現状だとはるかに上向きになる。

コレによりまたまた不具合。

重心位置が高くなり艇が左右にふらつき不安定になり、最悪は沈する。


シーカヤックベースの場合、セルフベイラー式は諦めるしかないのかもしれないが、打開策は無いものか模索中。



他の問題点。

居住性。

ガンネル付近の船体幅は約700mmに広げたが、船内幅はほとんどシーカヤックのままなので、最大で440mm。

シート幅ジャストのみ。

船との一体感は味わえるし、パドリング時はパワーを船に伝えやすいが。

横向きや後ろ向きになり易い釣りの場合は逆効果で、かなら窮屈に感じるだろう。

船内幅を広げようとも思ったが、船底幅から超えては艇全体のバランスが崩れる。

等々。

ナドナドナドナド…。

細かい所まで上げたらキリガナイ(~_~;)

毎日毎日、アタマから煙が出そう。



今週はこんな感じデス。




アメリカだったか、
快適な家を目指して何年も改築を進めてとんでもない迷宮になってしまった話をふと思い出した。

自分のやっている事も遠からず近からず。(ーー;)。


昔、船は妥協の産物だと聞いた事がある。

妥協をしなかったら船は出来ないのかもしれない。


とりあえず、
来週からは本業が忙しくなるので集中してカヤック制作出来るのも明日まで。

何とか浮かべてみたいものである。




息抜きも必要。

2014年09月22日 | アウトリガーシーカヤック
9/21。日曜日。

イイ天気

今日は色々と予定がありましたが、
全て更地になりました。

自作カヤックの試乗予定も、
楽しみにしていたハゼ釣り大会も(ーー;)。

先週色々と頑張り過ぎて思考力低下。

元から少ないメモリーなので、ちょっと頑張るとフリーズする。



脳内デフラグ❗️

リフレッシュ!


たまにはポカ~んと海に浮いて、純粋にカヤックをパドリングをしてみよう。

最近単純に浮かぶ楽しさを忘れている気もするし、自作カヤックの改良点のヒントも見つかるかもしれないし。

現場には必ず手掛かりになるヒントがあるハズだ!
見逃しているに違いない!

警察ドキュメントであったようなセリフです。


疲労が溜まった身体は言うこと聞いてくれず、準備に時間がかかる(ーー;)。

やっとの想いでポリ艇シーカヤックをキャリアーに載せ、いざビーチへ。


もたもたしてしまい、到着はお昼になった。

ビーチへ到着すると浜辺にホビーカヤック。ミラージュドライブ艇の実物を初めて見ました(^^)

遠くに目を向けるとカヤックが2~3艇浮いている。


カヤックシーズンですネ♪


自分は今日は釣りじゃないヨ。
と思いつつも一応サオをつんで、アウトリガーシーカヤック出艇♪



ちょっと進んで赤のファルコンの方とお話♪

またちょっと進んでまたまたファルコンでエギングしていた方と挨拶。

今日のカヤッカー大半は釣りをされているようでしたが皆さんシブい顔をされてました(^_^;)。


そうですかぁ。

釣る気が無いと、
びっくりする程他人事(^_^;)。




沈の心配無用の
アウトリガーシーカヤック。


無人島を通り過ぎ、だーれもいないところでパドリングやめてポカ~んと天を仰ぐと蝶々がヒラヒラ♪

自分の意思で飛んでいるのか?はたまた風に流されてこんなところまできてしまったのか?

ここで休んで行きなよ、

と言ってみたがそのまま飛んでいきました。

さて、そろそろ

島に上陸してオニギリでも食べますか。




途中やっぱり

気になる。


サオを片手にエギング。

なんだかんだ言ってもやっぱり釣り好きを自覚した瞬間でした(^_^;)。




おぉ!ヒット!

デカイ!


地球を相手に大格闘。

健闘むなしく、
貴重なエギを地球に持っていかれました(ーー;)。

戦意喪失です。


無人島上陸。

上潮なので流されないように、

これでもか!ちゅーくらいシーカヤックを引き上げて腹ごしらえ。

天気はイイものの、風はちょっと涼しい。

秋だなぁ。

しかし、愛知県。

三河湾ってイイ所だ♪

思い立ったらすぐに、街中の雑踏からこんな自然の中へ来れる。

カヤックがあれば。


先週のバタバタが一気に思い出に変わっていくのを感じる。

もっとゆっくりしたかったが、風が上がってきたのでボチボチ帰路につくとしよう。

ビーチに向けてパドリング。

まあまあの向かい風と波にもまったく動じないシーカヤック。

やっぱり素晴らしい♪

ガンガン進む。

パドリングも楽しくてしょうがない。

ふとチビちゃんとママの事を思い出し、
何だか自分だけ楽しんで申し訳ない気がして。

お土産でも、とまたまたサオを取り出しエギング。

ヒット!

…。

またまた手強い地球を相手にして大格闘。


本日2度目のエギリリース。

今日は釣れる気がしない。と言うより釣りになってない。


帰ろう。


途中、今度はバリバリのカヤッカーの方がものすごいスピードでビーチから出艇して来られて、
あれよあれよと言う間に無人島通り過ぎ、またまたものすごいスピードでこちらに向かってきた。

アウトリガー自作ですか?

あ、ハイ。

イイですね♪

ニコっとするとまたまた怒涛のスピードでビーチに帰って行かれました。

波風がある状況にも関わらず、
ほんの2~30分の間に島往復するなんて(ーー;)。


まるで、ちょっとコンビニ行ってくるわ~、的な。

何がどーなってあんなに速いのか。



そんなコトを考えてながら。






西の空に吸い込まれていく太陽が、段々とオレンジ色になって幻想的。



よく見ると変わった虹のようなものも現れてしばし見とれてしまいました。




のんびり漕いでたらビーチ手前で出現する三角波に煽られ、沈はしないがコクピット内にバシャバシャ海水が侵入(ーー;)。

何だか一気に現実に引き戻された感じがした。


片付け終えて、港内を散歩していたら、タモを片手に海面を睨んでいるおじさん発見。

何かいます?
と聞くと、

なーんも。

おととい辺りから潮が悪い。ほら、みてみぃ。濁っとるやろー。


確かに。


そういやぁ、おとといの朝、黄色いカヤックで釣りに出た人と話したが、あんたかん?

いや。自分じゃないっすねー。

なんや台風来る前に来たとか言っとったで。


あ!
ひょっとして海遊丸さんの事?


おとといの昼頃から潮が最悪で、ボート仲間もまったく釣れてないらしい。

ちょっと雨降るとキレイになるのだが。
だと。


よし。
ママにはコレで言い訳ができる(^^)

釣れなかったのはパパだけじゃなくて、
み~んな釣れなかったんだよーって(*^^*)。


しっかりリフレッシュ出来た1日でした










延期。

2014年09月20日 | カヤック製作
足こぎカヤックの海上テスト。

明日実施予定でしたが延期です。

船体幅を広げる改造は一筋縄ではいかないようです。

当たり前か…。

オマケに連日の寝不足もたたって思考力低下が著しく、能率が上がらず。

またまたオマケに気温の低下。
夏用の材料では中々硬化せず。

イカン!

言いワケしとる(ーー;)。


しかし、シーカヤックの改造は魅力たっぷり。

なんと言うか、例えるならノーマル車をフルチューンしているようなワクワク感。

ココをこうしたらアーなるんじゃない⁈

んでアーなるんだたらあそこもコーしよう!

みたいな(*^^*)。


だから寝不足になるのだろう。




明日は天気も良さげなので、

息抜き。脳内リフレッシュしてきます。


海上テストは足こぎ機構まで完備した後、実施します。



改造。FRPシーカヤック。

2014年09月20日 | カヤック製作

足こぎユニット搭載予定のFRPシーカヤック。

バラストキール効果を期待しつつも不安が残る。

足こぎユニットを海中に下ろしていれば重心は下がるのだが、足こぎユニットを上げると自ずと重心位置も上がる為、バランスが崩れ、最悪の場合艇が左右どちらかに横転する。

まだ実際に浮かべて確認したワケでは無いが、台車の上で再現してみると上記のような傾向がみられた。

船体幅550mmは危険と判断せざるおえない様子。

やはり700mmまで幅を持たせ、足こぎユニットを上げた状態でも1次安定性が確保できるようにしなければ、危なくて乗ってられない。


改造だ。



日曜日の試乗に間に合うだろうか。

不安材料はなるべく排除して試乗に挑みたいので、やるべきだ。


早速作業に取り掛かる。


加工のしやすい発泡スチロールを材料にして作業のペースアップをはかる。





船体中央部より若干後方が最大幅になるようラウンドさせて仮止め。




上下方向はクランプで固定して接着。






作業の都合上、カットしたデッキ上部を再度乗せて接着。







とりあえずここまで。


あとは接着硬化後、表面をFRPで覆う。

造形に使用した発泡スチロール等はFRP硬化後、船内から取り除く予定。

ガンネル付近から上部のみ、幅700mmに広げる案を実施しているのだが、船底幅550mmとの見た目のバランスが気になるところである。

浮かべてしまえばわからないか。



カテゴライズ。

2014年09月20日 | マリンスポーツ カヤック
朝晩は20℃を下回るほどめっきり涼しくなってきました。

昼間の空にはうろこ雲が浮かんでいて、
秋を感じますデス♪


ところで、
現在足こぎカヤックを自作中ですが、
ふと、こんな事を思いました。

釣りをするのになぜカヤックなのだろう。

最近ちょこちょこカヤックフィッシングに出掛けて思った事ですが、

動力付きボートは移動がラクそうでイイなぁ。

新品のカヤック買うくらいの資金があれば、中古のカートップボートは買えそうだし。


釣りをするためにカヤックを買った人はパドリング中に必ず思うんじゃないかな(^_^;)。


移動がラクということは、実際に早くポイントまで行けて、さっと釣ってさっと帰れる。

カヤックを選んだのは失敗?

なぜカヤック?

維持費? 保管場所の問題? 理由は人それぞれ。


自分の場合は安全性と維持費、保管場所が理由になるだろうか。


以前勤めていた会社にはマリンクラブがあって、会社所有のヨット、クルーザー、水上バイクなんかで遊んでいました。

その時に、
船は燃料やメンテが必ず必要で、準備が割と大変だなぁと思った。

それと、動力が故障した時!

漂流中の恐怖感は半端なかった(ーー;)。


なので、自分の力で行って帰ってこれるって凄く大事に思う。

なのでカヤック。

でも、パドリング中はやはり動力付きボートに浮気してしまう。


パドリングをもっともっと練習して速く漕げるようになれたらイイのかもしれない。

でもパドリングってそうそう簡単なものじゃないから、上手くなってから釣りに行こうなんて、いつになるかわからない。

釣りの為だけを考えて、
せめてもう少し速く移動が出来ないだろうかと足こぎカヤックを作る事にしたのだが、
カヤックって奥が深く、カヤック蟻地獄から抜け出せなくなって釣りどころじゃなくなって本末転倒(^_^;)。

楽天的に思えば浮かべば何でもいいんじゃない?となるが、

丸太にまたがるのは…。

タライに乗ってみる…。

イカダを作ってみる…。



公園なんかに浮いてるスワンボート。

魚釣りする気分にはならないだろう。



「魚が釣れる気がする。」
これも凄く大事。

シーカヤックで釣り?
やってみたが、こちらは乗ってるとパドリングが面白くなっていく不思議な乗り物だった。

釣りはハテナ?

やはり釣りをするなら釣れる気がするカヤックでないとイカンだろう。

用途に見合った乗り物を使うって大事。

近年は様々なフィッシングカヤックが用意されるようになったが、自分みたいな欲張りが求める性能のカヤックは少ない。

無いなら作ってみよう。

んで現在に至る。


欲張りなフィッシングカヤック。

シーカヤックみたいにパドリングも楽しめて、スピードが出せて、安定していて、クルマへの積み下ろしがラクで、魚が釣れそうな気がするカッコいいデザインのカヤック。

カテゴライズするならシーカヤックでもなく、フィッシングカヤックでもない、
カヤックの突然変異。

名付けて

「アルビノカヤック」


突然変異は進化でもあるが、特異体質のモロさもあわせ持つ。

ところで、

カッコイイって、
最近販売されている様々なカーデザインを見てると…。思えない(ーー;)。

カッコイイって思う感覚って時代と共に変化して行くものなのかもしれませんね(^_^;)。

時代に流されない不変的なカッコよさ。

そんなカヤックが 作れたらイ~ネっ

ポリ艇のFRP化。

2014年09月18日 | カヤック製作
9/18。木曜日。

ポリ艇シーカヤックから型取りしてFRP化する。

今朝型から外しました。

昨日艇内からのジョイントが出来なかったバウとスタンは脱型後に頑張って艇内からジョイントしました。

本来ならデッキ側がハル側に被るのがベストですが、今回は面の突き合わせになってしまうので、ジョイントが必要となり苦労しました。



船体カラーはステルス戦闘機のイメージでグレーにしてみました。



トリミング後の艇体重量は16.2kg。
ポリ艇よりマイナス2.5kg。
かつ剛性はFRPの方がやはり上回る。

悩んだガラス積層構成だが、案外上手くいった模様。あとは浮かべた時にベコベコする感じが無ければヨシ。


で、このままだと単純にシーカヤック(しかもコピー製品)なので、足こぎカヤックにすべく、改造をおこなっていきます。

改造点は大きく2つ。

一つは船体幅を広げる改造。

もう一つは足こぎユニットの設置を含むデッキ改造。


先ずは足こぎユニットの設置から。


コーミング周りを大きく開口し、オープンデッキ化。

とりあえずシートを乗せて。


オープンデッキシーカヤック。

斬新過ぎる図だ。



週末の海上テストはこのシーカヤックボディで足こぎ走行を予定している。


検証したいポイント。


①スピード
シーカヤック+足こぎはどれほどの速度がだせるのか。

②安定性
足こぎユニットのバラストキール効果は有効なのか。

もし有効だとしたら、船体幅を広げなくても1次安定性が確保出来る事になるだろう。

③フィッシング性能
これは②の安定性が確保出来た場合のみ実施。


今日はここまで。



カップリング。

2014年09月17日 | カヤック製作
9/17。水曜日。

週末の試乗に向けて、連日工場にこもりっきりでカヤック製作中。

まずはFRPシーカヤックの製作。

先日完成した型を元に製品を作るが、ガラス繊維の積層構成に迷う。

今回はハル(船底)の積層構成を以下のようにしてみた。

基本積層
クロス(#200)+マット(#450)+クロス(#200)


通常はゲルコート面の上にマットを積層するが、ヨット(470級)を製作していた昔の経験からクロス貼りをやってみる。



部分増厚

船底中央部→マット(#450)+クロス(#200)
ガンネル→マット(#300)

キール→ラップ幅100mm


デッキ側の構成は
マット(#300)+クロス(#200)

R形状増厚→マット(#300)+クロス(#200)


ハル積層時間2.0h。
デッキ積層時間3.5h。

デッキ側の方が表面の凹凸が多く、成形に時間がかかった。


ハルとデッキのカップリング。

カヤック内部からFRPにてジョイントを試みたが、バウ側スタン側の先端部分は道具も手も届かず断念。中央部から前後のハッチ付近のみFRPジョイント実施。

バウ、スタンのジョイントは型から外した後、外側からつなぐ必要がある。

現在、カップリング終わり、硬化待ち。

あと2時間ほどで脱型だ。

離型処理は万全だが、
キレイに脱型出来るだろうか。

初めての型から一発目の製品を取る時はいつも不安にかられる。


とりあえずここまで。