えみち in East Lansing, Michigan

Michigan State U. 大学院生えみちの怒濤の日々。(読逃&アドレスを第三者に教える事はご遠慮下さいませ)

インタビュー4人目(ラスト)

2007年04月13日 | 大学院授業
今日は4人目、そしてラストインタビューです。
ランシング市内のアドボカシーコミュニケーション会社に
4人目にして初の男性、デイブを訪ねました。
アドボカシーってどう定義するのがいいのかわからないけど、
一言で言ってしまうと「政策提言」かな?
(ウィキには「アドボカシーを『社会問題に対処するために
政府や自治体及びそれに準ずる機関に影響をもたらし、
公共政策の形成及び変容を促すことを目的とした活動である』
と定義する専門家もいる。」って書いてあった。)
ランシングはこんなちっさい街ですが一応州都なので、
アドボカシーを生業にしている会社は結構あります。

実は私もニコルもデイブのことは一方的に知っていた。
以前、我々2人ともメンバーになっている
PRSSAの例会に来て講演をしてくれたから。
でも、、その時の講演がメチャクチャ棒読みで
声も小さくてつまんなかったから、
今日のインタビューもそんなだったらどうしよう、
ってちょっと心配だったのよね。

そんな予想・想像・心配に反して、
インタビューではデイブは超陽気なおじさん
声も大きくよく笑い、あの講演は一体なんだったの
っていうくらい別人でした。。
まあ、よかったけど。

デイブがよく使うリサーチ手法は電話だそうです。
「Webはどうなんですか?時間もかからないし安いし」
と聞いてみたらバッサリと一言
「ボクはインターネットは信用してない。」
その理由はネットにアクセスできる人、
つまりはPCを持っている人っていうのは
それだけで既に選別されちゃってるから
一般的な有権者の意見を反映したことにはならない、から。
うーん、、それはそうだ。。
逆に私も反論をぶっつけてみた。
「でも電話も最近携帯が普及してきて
家の電話出ないとか、そもそも家にいないとか
っていうことも考えられますよね。」
実はこれ、授業中も私が質問して議論したトピックでした。
まあ結局どっちも一長一短なんですよね。
今の時点ではデイブのような内容の仕事の場合には
やっぱり電話の方がより正確なリサーチができる
ということに私も異論はありませんです。

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これで4人全員のインタビューが終わりました
もう一度その4人のプロフィルを整理すると
1) PR会社(バーバラ)
2) インハウス(NPO)のマーケティングマネジャー(トーニャ)
3) インハウス(事業会社)のリサーチディレクター(キャシー)
4) アドボカシーコミュニケーション会社(デイブ)

ニコルとも相談した結果、トーニャのケースを中心に
プレゼンを組み立てようということになりました。
彼女はリサーチをうまく活用していたし、
それにインハウスなのでアウトソースしているとは言え、
最初から最後まで自分がOwnership持っているし、
自分がDecision Makerだからバーバラやデイブのように
「クライアントの予算が。。」
「クライアントの理解が。。」っていう壁もないから。
(同じくインハウスでも、先だって書いたように、
キャシーはリサーチのスペシャリストなので、
今回のフォーカスからは外してあります。)

3日後の月曜日にはプレゼンの大まかな構成について
Dr.ChoiのApprovalを得なくてはなりません。
つまりヤマなんですけど、ま、何とかなるかなー
(その翌週、再来週の月曜日がプレゼン本番)

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