立川にお出かけ。

先週、近所のスーパーで見つけた「るるぶ立川国立府中国分寺」。
こんな内容のことが書いてありました。

立川のエキナカ「ecute立川」。
１０月５日ＯＰＥＮ。
３Ｆの赤ちゃん休憩室は、たまひよの企画。

昨日、何の予定もなかったのと、
ムスメの元気がやたらよくて泣いて暴れて困ったのとで、
その記事を思い出しました。

そんなわけで、ハハの思いつきで、ベビーカーでお出かけ。
最寄駅のホームまではエレベーターでＯＫ。
立川駅にも各ホームにエレベーターがあることを確認して、
中央線でえっちらおっちら下りました。

中央線の電車とホームのあいだのスキマは強敵でした。
けっこうあいてるなあ、１０センチではきかないくらいです。
すいているドアに乗らないと、ちょっとのためらいが命取り。
これからベビーカーでのお出かけは乗務員さんの目の届く、
１号車か１０号車ねらいでいきたいと思います。

昼下がりで、私立小学校の下校時刻でした。
小学生が赤ちゃんの姿に寄って来てニコニコ。
制服にランドセルの女の子２人との道中となりました。
両側に１本ずつ、その子たちの指をにぎにぎしたムスメは
にんまりとほほえんでおとなしくしていました。
同じくらいの月齢のお孫さんがいるという女性ともおはなししました。
（お嬢さんの一家と、お姑さんもいて、なんと９人家族４世代同居！）
立川駅まではこうして楽しい旅となったのでした。

さて、駅のエレベーターから改札を出て、
ナナメ向かいの入口から、今度はecuteのエレベーターで
３Ｆに向かいました。
赤ちゃん休憩室は決して広くはありませんでしたが、
室内におむつ換えシート３つ（！）とフタ付きゴミ箱、
さらに仕切られた２つの授乳室と、飲み物の自動販売機
…まではチェックしました。
たぶんミルク用のお湯などもあった…と思います。
（いまは母乳なのでミルクまわりには目が届かないのですが）

授乳室の壁には、例のたまごとひよこが描かれていました。
ひよこちゃんはたまごちゃんと仲良く気球に乗っていたり、
おむつをしていたり（隣にはオレンジの電車が！）、
ねんねだったりしました。
ねんねのひよこちゃんの夢は食器（ごはん）とミルクと
おもちゃでした。（なるほどなあ）
ぐずるムスメに「オレンジの電車だねえ、さっき一緒に乗ったねえ」
「ひよこちゃんもこれに乗ってきたのかなあ」
などと話しかけて、やっとこさ授乳タイムとなりました。

そんな折、授乳室の仕切りの外に、親子づれさんたちの気配が。
ベビちゃんはかなりぐずっていました。
たぶんおむつ換えだったのだろうと思います。

ぐずるベビちゃんに、そのママさんは一生懸命
「おはなし」を始めました。
語りはなかなかの名調子で、私もおっぱいを気にしながら、
何となく聞き耳を立てていました。
おはなしはだんだん盛り上がってきました。
そしてクライマックスを迎え、
ママさんの声のトーンが低くなって…「お・ば・け～」

えぎゃ～～～

泣いたのはうちのムスメでした。
おっぱいを急に、すごい勢いで離して、大泣きです。
仕切りの外の「おはなし」はぱたりと止んでしまいました。
そしてそそくさと出て行ったような気配がして、
赤ちゃん休憩室の中はそれきり静かになってしまいました。
すみませんムスメがコワガリで。

不思議でした。
ムスメに「こわい話」は聞かせたことがなかったのに、
どうして「おばけ～」で反応したのでしょう。
意味じゃなくて音に反応したのだろうと思いますが、
語り手の表情さえ見えない状態で、純粋に音に反応したのなら、
赤ちゃんには我々の想像以上にいろいろ伝わっている、
ということになりませんかね。

気をつけよう。

お惣菜やお菓子の売場で、すっかりご機嫌をよくしたムスメ。
愛想を振りまきまくってecuteを出ました。

お向かいのグランディオをのぞいて、アクセサリー売場で
クリスマス向けのカタログをたくさんもらいました。
「だんなさんの目に付くところにさりげなく置いてみたら」
という店員さんのアドバイスを受けて帰途に着きました。

玄関にさりげなくカタログを積んでおきました。
数時間後に帰ってきた夫。
「ただいまあ。あ、あなたに何か届いてたよ」
という声と共に、入ってきた夫に手渡されました。
玄関のそのカタログを。
郵便物に重ねて。

これはまったく見てないな…

さりげなく作戦は大失敗でした。
店員さんからのアドバイスの話をして大笑い。

なんとなくハハの気が晴れたお出かけでした。
次はムスメの楽しめるお出かけにします。