松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

櫨は福岡県の地域特産物

2015-10-06 17:55:48 | 復活奮闘日記
今日は荒木製蝋の社長と、地域特産物として櫨の植栽を応援してくれている福岡県庁の農山漁村振興課にご挨拶に行きました。
11Fにある展示室には、櫨蝋が福岡県の「伝統工芸品」として写真が紹介されています。

明治・大正にかけて、福岡県は全国最大の櫨の栽培地でした。
明治40年頃までに櫨の木は390万本あったそうですが、今では5000本程度だと言われています。

ちなみに生蝋の生産量は明治43年の統計では全国で7200トン。
福岡県は2800トンと4割も占めていました。
櫨は福岡県の歴史の一部でもあるのです。

櫨の景観は観光になり、その実は産業に繋がります。

櫨の植栽は簡単にはいきませんが、地道に応援していただいている福岡県の方々に感謝しています。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

JR博多シティ・おとな塾「高島野十郎の世界」

2015-09-11 10:46:37 | 今後の予定
2015年12月4日から福岡県立美術館で始まる「没後40年 高島野十郎展」に向けて、JR博多シティによるイベントをお知らせします。

JR博多シティ・おとな塾イベントでの「高島野十郎の世界」。
孤高の画家・蝋燭の画家とも呼ばれる高島野十郎の魅力に迫る、中身の濃いシリーズです。
会場はJR博多ホールホワイエで、窓からは博多の街が一望できる空間です。

昨年から「和ろうそくの日」と称して、久留米や筑後など地元で和ろうそくを灯しての食事会を続けてきましたが、今回はなんと福岡が舞台!ちょっと緊張しますが、ぜひいろんな方に高島野十郎の魅力と合わせて櫨の和ろうそくも知っていただく良い機会になればと思います。

内容としては
第一回は「高島野十郎作品の魅力」
10月14日(水)14:00~16:00
講師は野十郎を見いだした西本匡伸氏(同美術館副館長)。ぜひお聞きしたいですね。

第二回は「筑後の櫨蝋づくり」
11月18日(水)14:00~16:00
この回は野十郎の炎を実際に作ろう!という主旨のもと、不肖ワタシめが講師となってワークショップです。櫨のおはなしをして、櫨キャンドルを作って持って帰ってもらいます。

第三回は「~櫨蝋の灯りの中で美味しい地酒とお食事を~」
12月16日(水)18:00~20:00
実際に櫨の和蝋燭を灯して、美味しい地酒と食事をいただく豪華版です。もちろん櫨の和ろうそくは松山櫨復活委員会で作ります。
案内は野十郎を受け継ぐ若き学芸員・高山百合氏。

料金は3回通しで12,000円(税込)。定員は35名。
お申込方法は電話092-409-6506(JR博多シティ)まで。
昨日から申込は始まったばかりです。先着順ですので、お申込はお早めに。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

日本で一番小さな出版社が一般販売を始めました。

2015-08-23 12:40:45 | 復活奮闘日記
Amazonで本「櫨の道」の販売を始めました。
ページはこちらです。

出品するのは初めてなので、最初はかなり戸惑ったのですが、どうにかこうにかマニュアルや動画を見ながらなんとかこぎつけました。

出版社は松山櫨復活委員会。
日本で一番小さな出版社です。

2007年に活動をはじめ、本を出すなんて夢みたいな話でしたし、ましてや出版社になるなんて思ってもいなかったんですが、今更ながら感慨深いです。

先日、出版記念パーティをした時も「本を出版するまではわかるけど、なんで出版社まで作るの?」という複雑なギモンを顔に出していた方が多かったです。なぜって自費出版する人は多くても、そのために出版社を作る人はほとんどいないからです。

出版社を作った理由はただ一つ。お金を持っていないからです…。orz

今回は文章はもちろんのこと、一部の写真以外はほとんど自分で撮影しました。
レイアウトデータも自分で全て作ったので、経費は印刷代だけ。
これだけでだいたい普通の自費出版の製作費の1/3ぐらいになります。

出版社を立ち上げるのは難しいと思われがちですが、意外や意外、割と簡単です。
ISBNコードや流通させるためのJanコード取得費用だけだったら全部で3万円ちょっと。
もちろん全て自分で手配しなくてはいけませんが、逆にいえば自分で全てをやれば、本当に低価格で出版業はできるのです。

商標登録の手続きなどに似ているかもしれません。

おっかなびっくり始めて、Amazonなんて大きな会社なんてコワーイと思ってましたが、ありがたいことにAmazonはマニュアル命といっていいくらいマニュアル面が整備されていて、こんな小さな出版社でも本を出すことができ、良い時代になりました。

先日は国立国会図書館に納本しました。出版社の義務なんですけどね。自分の本が国会図書館に入ってるなんて考えただけで、手を合わせたくなります。

直接会うことが叶わない人や、まだ会ったことのない人が、「櫨の道」の本に出会い、櫨を知ってくれますように。
これが本を書いた動機です。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

本「櫨の道」を出版しました。

2015-08-13 00:51:17 | 復活奮闘日記
2007年に櫨の活動をはじめてから、いつのまにやら8年経ってしまいました。
活動の中で、いろんな方に出会って支えられ続けることができたので、本に取りまとめて出版することにしました。

タイトルは「櫨の道」。以下は紹介文です。
---------------------------
櫨の知識ゼロから始まって、地元に残る伝説の松山櫨を探しながら、少しずつ世界が広がっていった様子や、知られざる櫨のいろんな魅力。
伝統の和ろうそくや、高品質なJapan Wax。そして天皇陛下の黄櫨染(こうろぜん)。

この本は、かつて九州・西日本の至る所に植えられ、明治維新の原動力になった櫨と関わり、活動を続けた日々の記録と、櫨が導く私たちの未来への提言です。
---------------------------

8月11日。和ろうそくの日だったので、筑後地域の関係者を中心に出版記念祝賀会を久留米で開催しました。

画像は市丸美波子さんからの絵と、堀純子さんからの櫨染糸を使った刺し子バッグ。他にも多くの方からたくさんお花やプレゼントをいただきました。
スタッフとして手伝ってくれた仲間達にも、この場を借りて御礼申し上げます。

会場では櫨の和ろうそくを各テーブルに配置して灯しました。


皆さんに楽しんでいただけて私も嬉しかったです。

本が出来てようやく櫨の道の一里塚です。
櫨の道の先はどこに続いているんでしょうね。
どこかに曲がり角があるかもしれないし、山あり谷ありかも。

実をいうと私自身もまだ見えません。
でも、きっと道はまだまだ続いているようです。

↓押してくださると励みになります。

人気ブログランキングへ
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

筑後市で和ろうそくの日

2015-05-12 14:43:46 | 復活奮闘日記
昨夜は11日!ということで「和ろうそくの日」でした。
筑後市の田園の中にあるレストラン「野歩ほん」さんで、美味しい食事を楽しみました。
野歩ほんさんからは、なんと一皿オマケのスペシャルメニューを提供していただき、身体に優しい野菜たっぷりの食事を堪能しました。

参加した皆さんは初めてお会いする方が多かったのですが、そこは和ろうそくの日の良いところ。まるで以前から馴染みのお友達のように気軽にお話がはずみます。

ちなみに和ろうそくは不肖私めの手作り。
歪んだ形の野性味あふれる和ろうそくでしたが、なんとか調子良く燃えてくれました。


繁枡と和ろうそく
お酒と和ろうそくも相性はぴったり!

和ろうそくの灯りだけだと、最初は暗くて何を食べてるのかわからない~と不安があるかもしれません。
でも視力を制限されることで、普段は眠っている他の能力が無意識にむくむくと起き上がって食べ物の歯触りや味を認識しようとします。そして視力自体も暗さに目が慣れてくるので、時間が経つと明るく感じられてきます。

五感が研ぎ澄まされることで、普段とちょっと違う食事が楽しめるってわけです。

和蝋燭の日ができるレストランはただいま募集中です。
ぜひ情報がありましたらinfo@mahaze.comまで。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加