Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

裏返してみると「環境との相互関係」が重要・・・?

2009-01-27 11:52:56 | 教育・福祉・医療のネットワーク等
今朝もすっきりとした青空が広がっています。

kirikouがイネを育てているバケツに、昨日は氷が張っていましたけれど
今日は、冷え込みがゆるやかだったのでしょうか?

一日一日の気温の変化が、こんな風に眼に見えることもあるんですね。



そうでした!

以前、皆様にご紹介しました『いきものみっけ』のサイトを、
もうご覧になりましたか?

日曜夜のNHKニュースで「クマゼミの初鳴きの調査結果」についての
報告がありました!

おそらく、今年一回の調査だけでは大きな気候変動の影響を表すことは
できないと想いますけれど

継続的に調べることで、見えてくるものもあるかもしれませんし
何より、子どもや大人の方が自然に関心を持つきっかけになったら、
とっても素敵ですね!!


日本各地で、イベントも開かれているそうで
2月1日は神奈川県横浜で、開催されます。

(申し込みは終了して、抽選の結果…私は、残念ながら行けませんけれど。)


「四季の変化に富んでいて、縦に長い日本列島」ですから

皆様のお住まいの地域の様子など、よろしかったら是非教えてくださいね!



ところで・・・昨日のkirikouクンは、通級指導の後、そのまま塾に行ったこともあり

今朝は、少々「お疲れモード」「ヤヤ遅刻」ペースで、登校して行きました。

そういえば「学校からのメール配信の連絡網」で

「集団風邪・インフルエンザによる欠席者が急増してきました。
 各ご家庭におかれましては、お子様の体調について十分ご配慮ください。」と
お知らせがありました。

皆様も、くれぐれもお気をつけてお過しくださいね!(インフルエンザ流行マップ

そして風邪と言えば…思い浮かぶのは「お薬」ですけれど

今朝の「生活ホッとモーニング」で
「お薬をめぐる分かりやすい情報」が伺えました。


そして、お薬の専門家としての薬剤師に求められるているのは、専門的な知識と

「患者さんの症状やお薬についての疑問や副作用などに関する訴え」を
お話をうかがう中から、聞き取ったり感じ取る力なんだなぁ!と想いました。


それから、少々時間を遡って、今朝の7時台の放送大学では

「高齢期を支える社会福祉システム第13回 高齢期を支える介護保険制度のあり方」
の講義が流れていました。


kirikouのことやおじいちゃんの在宅での療養のことがきっかけとなって
私にとって、自分から遠い所のお話のように感じていた
「社会のしくみやその変化」が、ごくごく身近なものになりました。

まずは「現状がどうなっているのか?という全体像が見えないと不安になる」ところが
私にはありますので、少し時間がかかっても自分なりのイメージが掴めるように
いろいろと勉強していきたいと想っています。


サテ…

昨日のお話の続きの、東京障害者職業センターの松原孝恵さんから伺った
「発達障害のある人の就労支援について」簡単にお話してから

私の感じたことなど、少しだけお話しようと想います。


内容は・障害者雇用の施策・発達障害者の就労支援の課題
   ・発達障害者に対する職業リハビリテーションサービスの現状
   ・発達障害者就労支援カリキュラム
   ・事例紹介            

について、実際に就労支援に携わっていらっしゃる具体的な内容を
伺うことができました。    

現状では、就労支援を受けられるかどうかという際に、
どうしても障害者手帳の有無が係わってくるので、
「障害受容」が大きなポイントになるんだろうなぁと感じました。

「高齢・障害者雇用支援機構におけるサービス」としては

*障害者職業総合センター(千葉)

*地域障害者職業センター(全国47都道府県)

① 職業準備支援:通常コース、
         発達障害者就労支援カリキュラム(東京・大阪・滋賀・沖縄)

② 広域障害者職業センター(埼玉・岡山)   があるそうです。

提示いただいた参考資料を、コチラでもご紹介しておきます。

『発達障害のある人の雇用管理マニュアル』(社団法人雇用問題研究会)

『障害者職業総合センター研究部門』の
 その他の障害(発達所外・高次脳機能障害など)

  『就職支援ガイドブック…発達障害のあるあなたに…』

今、就労を目指している方々も、様々な職業訓練の機会を得て
ご本人の特性を生かした就労が可能になることを、心より願っています。


そして、昨日の通級指導ではちょうど同学年の子どものお母様とご一緒でしたので

保護者担当の先生とご一緒に、日頃のことや
彼らの「就労を念頭に入れた手立てについて」お話しをすることができました。


彼らの特性を踏まえて、それに「マッチした職業選択」ができると良いんですけれど…

本人の意思決定も尊重しつつ、まわりの職場環境を整えていくことも大切でしょうし…

そのためにも「社会環境が、少しでも彼らが生き易いようになると良いけれど…」


今現在の「雇用の現状」という厳しい壁が聳えていることは明らかですし
障害者雇用の枠に当てはめていくことの難しさも、つきまとっていますから

いやはや、当分の間の「見通しが不透明」であることは否めません。


ただ一ついえることは、kirikouたちのように、ある程度早期に発見されて

とりあえず「支援の流れに乗っている微妙な(?)タイプ」の行方については

まさに「現在進行中の発達段階」にありますので

『今できることを、一歩ずつやっていく』ことに変わりはありませんし

今後の支援体制や環境の変化によって、少しずつ明るい方向へ進んでいく可能性は
まだまだ、あると想っています。


動物たちも長い進化の旅路の中で、厳しい環境の変化にさらされた際に

たとえば、アルマジロが、うろこ状の甲羅を身に纏ったり…

     ハリネズミが、敵の攻撃から身を守るために毛を針状にしたり…

     ヒトが、家族という形態で子育てをしてきたように…


人間が、これほどまでに複雑な『社会性の発達』を進めたきたことを考えると

(あまりに楽観的過ぎるかもしれませんけれど)

皆様のお知恵を合わせれば、きっと何らかの解決策も見つかるような気がします。


自分の置かれた環境に対して「とっても正直な反応を示す彼らの存在」は

裏を返せば、私たちの「環境との相互関係」のありようを
眼に見えるように教えてくれていると言えるような気がしますもの。


サテサテ…相変わらず、お話がアッチ行きコッチ行きいたしましたから

皆様に、私の申し上げたい事のどれ程が、明確な言葉として届きましたかどうか?

舌足らずで中途半端な気もして、甚だ心もとない限りですけれど…


(改めて「社会性」が何をさしているかなんて聞かれたら
私には、きちんとお答えできないところも多々ありますし

大雑把に言って
「人間関係を如何にして結んで、如何にコミュニケーションを取るか?
 様々なレベルの社会に参加していく上でのルールやスキル等々…を身につける」
ということを、イメージしております。)



そろそろ、今日のおしゃべりを終えましょう。



今日の午後は…

私が結婚する前の年位ですから、もう24年程前になるのでしょうか?

勤め先が世田谷の太子堂にあったころに、上智大学の社会人講座に参加して
コミュニケーションについて」のお話を伺った
ワルデマール・キッペス(Waldemar Kippes)先生に
お目にかかってまいります。


今は、九州の久留米市にある「臨床パストラルケア教育研修センター」で
お仕事をなさっていらっしゃいます。

年賀状で近況をお知らせしておりましたが
今回、鎌倉の病院に研修にいらっしゃるとのことで

ひと目お目にかかって、お話をさせていただこうと想っております。



皆様も、できることならば、お心の赴くままに


    お気持もやわらかな、お健やかな佳き一日をお過しくださいね!!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして^^ (おうじ)
2009-06-06 20:01:37
よろしくお願いいたします!
どもでした^^
拝見させて頂きました^^
はじめまして! (風待人)
2009-06-08 15:58:51
おうじ さま

ようこそ、お越しくださってありがとうございます。

何かのお役にたてましたら、私も嬉しいです!

まだ、成長過程にあるインターネットという道具をを通じて、

何かしら、前向きなつながりが持てたら良いなぁと想っておりますので
どうぞ、よろしくお願いいたしますね!

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