Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

絵を描くこと・・・

2006-05-15 05:01:28 | Weblog
絵を描くことについて、いま気になっていたり、考え中のことを少しだけ書いておきます。

私が「これは、いいかもしれない!面白そうだ!」と思ったことは
kirikou に話してみて、本人が「やりたい」と言ったときには
もちろん、できる範囲ですが、挑戦してみようと思っています。

昨年は、IDOBATAで知り合った方がなさっている
「アートピア」という子どもの造形教室に、何度か行きました。

画材や、工作の材料がたくさん用意してあり
子どものやってみたいこと、創ってみたいことを
子どもの興味に任せて、やらせてくださいました。

そのときは、絵よりも工作にとても興味がありました。

自分の思いに忠実にやりたくて、本当に頑固なところがあり
先生のアドヴァイスを聞き入れにくいところがありますが

そんなkirikouにも、ゆっくりと付き合ってくださって
本人の意思を尊重してくださるので、最後まで投げ出さずにできて
なかなか納得するのには時間がかかりながらも
やっているkirikouにも充実感があって、満足して取り組んでいるようでした。

(最近は私が、スクーリングなどで忙しくなって
  なかなか伺えなくなってしまいましたが・・・ )

私も、以前から“末長メソッド”という色彩心理に関心があって

子どもの絵については、末永蒼生著「答えは子どもの絵の中に」にもあるように
色使いや、絵の表現、また絵を描くことの心理的な作用など
私自身、とても興味を持っています。 


また、ニュースで、認知症のお年寄りが絵を描くことを始めたら
症状も安定して、日々の暮らしも生き生きと暮らせるようになった
というお話を聞いたことがあります。

その絵も、植物や介護してくれているお嫁さんを描いたものなど
とても素晴らしいものでした。


先日駒場を歩いていて、たまたま気になって入ったところが
【誰でも絵が描ける】「キミ子方式」の松本キミ子さんのなさっている
キミコ・プラン・ドゥというお教室でした。

パンフレットには、31年前に、当時小学3年生でいらした息子さんのことをきっかけに
「絵を描くって、どういうこと?」「なぜ、絵が描けないのか」を
学ぶことにした・・・

という興味深いお話が、書かれています。

こちらも、小さい子どもだけでなく、それまで絵を描いたことのないお年寄りの方が
とても素敵な作品を、書いていらっしゃるようでした。

思い返してみると、私も小学校の頃、近所のお絵かき教室に通っていて
自分としては案外楽しく描いていたように記憶しています。

小学校の理科の観察日記は、絵の上手い下手とは別の次元でしたが
とても、一生懸命描いていたように思います。

その後、たぶん図案を考えたり、デザイン系のものは
案外好きだったと思うのですが

いつの頃からか、絵を描くこともしなくなり
いつの間にか、絵を描くのは苦手という意識が生まれていたような気がします。

kirikouの小さいときに、お絵かきをしながら
「お母さんも、なにか描いて・・・」と言われて、チョコッと描くのですが
なんとなく、描きずらい感覚がありました。

それがなぜなのか、いつからかそんなマイナスの感情が生まれたのかも
良くは分かりませんが


なぜなのでしょうか、近頃「絵を描いてみたい」と良く想います。



よく見かける『絵手紙』にあるような

素朴で、目に映ったままの対象物があるだけで

そこに、それを見ている私の驚きや歓びが映し出されているような

さりげなくて、特別ではない・・・

そんな絵を、いつか描いてみたいと想います・・・





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2 コメント

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絵を描く (花ひとひら)
2006-05-18 15:32:29
「風待人」さんの素敵なお名前に誘われて道草さんのところから来ました。

「誰が風をみたでしょう?僕もあなたも 見やしない けれど木の葉を ふるわせて 風は通り抜けていく(西条八十)

私は風に色もついていると思います、

「絵を描く事」絵を書くことを習ったことも無い。

けれども花と喋りたくって、その時の風の色を見たくって下手な絵を描いて楽しんでいます。

今日は「青色の風」をアップしました。

お出でいただければうれしいです。

風待人さまの所には、爽やかな風音を聞きに訪問させてください。
かぜのいろ、かぜのおと・・・ (風待人)
2006-05-18 18:27:54
花ひとひら さま



ようこそ、おいでくださいました。



こちらは、あれこれ気になることやら多々あって

いろいろな風景が入り乱れているかもしれません・・・



けれど、これが今の私の目の前に見える世界なのです。



    

   

   色たのし  花ひとひらの  かぜに舞う 

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