キリスト者の慰め

無宗教主義の著者が、人生の苦しみに直面し、キリストによって慰めをえる記録

アリストテレス哲学とパウロ書簡

2010-01-31 17:50:22 | 聖書原典研究(パウロ書簡)
年末年始を利用してパウロ書簡を再読していたところ、 ローマ書12章以下にさしあたって、何か引っかかることがあった。 というのも、パウロの使用する単語や議論が、 いつかどこかで読んだことのあるものなのである(聖書以外で)。 それが、アリストテレスの「形而上学」だった。 私は何かを学ぶ際、わからないこと、疑問に思ったことは、 頭の片隅に残しておき(引き出し状にして)、 無理に今解決せずし . . . 本文を読む

すべての主義を捨てよ!

2010-01-24 18:08:12 | 聖書原典研究(パウロ書簡)
イエス・キリストの御心を知りたければ、 やはり緻密に聖書を研究せねばならない。 そうして、他の誰でもない、キリスト御自身から教えて頂く必要がある。 聖書原典を読む価値は、実にここにある。 翻訳の過程において侵入した翻訳者の誤解を取り除けるのだから。 しかしながら、難しいのは、 古代ギリシャ語を辞書によって右から左に翻訳するだけでは、 辞書製作者を聖書理解の権威と頼むことになる。 だ . . . 本文を読む

2009年の総括

2010-01-01 16:58:06 | 人生の慰め
2010年が始まったのに2009年の総括もおかしいが、 ふと思ったことを書こうと思う。 2009年は私にとって、非常に思い出深い年だった。 まず外面的な事柄では、くそツマラナイ年だった。 変化なく、希望なく、方向性見えず、 ただ耐え、過ごし、鬱屈しただけの年だった。 すなわち「行き詰まり」の年だったということだ。 しかしふと、内面的な事柄を振り返る時、 生涯で最大の素晴らしい年であ . . . 本文を読む