ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

水が出ないのは根本的な原因があった (2016/9/12)

2016年09月12日 | アラモの快適化と車中泊・キャンプの快適化
 快適化以前の故障修理の話だが、北海道のたびの途中で水が出なくなったことがあった。その時は水中ポンプへの配線の接続部(ぎぼし端子)のかしめの施工不良ということでいったん解決した。しかしその後も水が出なくなったり、たまに出たりと不具合が続いていた。

 色々な故障の中で時々不具合が起こるというやつは、不具合の最中に出くわさないと原因解明ができないので、様子を見ましょうということになる。実用上は何とかなっているが、解決は難しい。

 一方で、故障が時々よくなるというやつは、実用上は大変困ったことだが、原因の解明はやりやすい。ただ故障を切り分けていって、これだと思って部品を交換したら良くなった。よしこれでOKだと安心していたら、また同じ故障が起こるというのは、最初の原因究明が間違っていたか、二重の原因があったという事だ。

 さてこの給水ポンプの問題はどうか。
 ポンプへの配線を外して、ポンプへの給電電圧を測定する。あれれ、この時すでにポンプへの配線に3.5Vの電圧がかかっている。



 フォーセットのレバーを回すとカチッという音がするのは、マイクロスイッチが入る音。この時は13.7Vがかかる。



これで水中ポンプが動かないのは、ポンプの故障ということになる。

 ところが、予備のバッテリーを持ってきて、水中ポンプ直結にしたらポンプは動くよ。さあ、これは困った。ポンプが動かない原因がわからなくなった。
 ところで、先ほどのフォーセットのスイッチが切れている時にも、少し電圧がかかっているというのが気にかかるが、これは多分スイッチの部分の絶縁不良だろう。

 このフォーセットを取り外してスイッチ回りを点検することができれば、もっといろいろわかるはずだ。



 ところがこのフォーセットは、壁とシンクの間の狭い隙間に取り付けのベースがある。取り外しはシンクを一旦取り外してからフォーセットを外すのかな?裏側に手を回してみるとシンクの裏側の四隅に何やら留め具があるようだ。

 昨日はここまでわかったが、クルマの中が暑いので作業は中断。

 今日は雨で気温も低い。改めてシンク下の調理用具や食器を全部出して、仰向けになって頭だけシンクの下に入り込んだ。なるほどどうやって外すのかはわからないが、シンクを止めているプラスチックの留め具がある。



フォーセットの下を確認したら、かなり大きなプラスチックのナットで固定されている。こいつを回すスパナがあったかな?



 次にフォーセットのスイッチの導通テスト。



 切った状態で測定範囲外はいいとして、スイッチを入れたら0.3Ωというのは若干接触不良だなあ。これでポンプを接続してフォーセットのレバーを回したら水が出る。そうだなあ、接点回復剤でも吹いておこうかと考えていたら、ぱたんと水が止まった。

 これは間に合わせの策ではだめだといわれているようだ。

 水中ポンプを取り外して、バケツの中で予備バッテリーで回そうとしたが、動かなかった。

 以上の点検から①水中ポンプの不良 ②フォーセット内部のマイクロスイッチの接触不良で(多分)接触のいい時と悪い時がある。さらにスイッチの絶縁不良。 ということだろう。

 ポンプとフォーセットの交換というところだが、とりあえずポンプの交換だけで対処しよう。そしてフォーセットのスイッチを使わないで、外付けフットスイッチを付けて、こちらでポンプのON/OFFをすればで節水の役にも立つ。

 そして今のフォーセットよりももっと便利はものがあれば交換しよう。これは別途探してみよう。


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