折角のソーラー充電設備がモッタイナイからと、一昨日は車載のソーラー+サブバッテリー(LiB)で6時間ほど、自室のエアコンを運転してみた。トラブルもなく使うことはできたが、サブバッテリーの使用電力を検証すると、逆にコストアップになりそうな感じだ。
☆彡 一昨日のLiBの放電電力は想定以上
サブバッテリー(LiB)からの放電電流を概算で50AH程度と見積もったが、昨日と本日午前中までLiBを満充電まで充電したら、43+23AHほど充電した。
若干の充電ロスはあるにしても消費電流量は65AH程度だったということになる。これは放電深度81%ということで、LiBの販売元である蓄電システムのWEBページで(今でも)「放電深度95%まで使用可能です!」と言っている数字から見れば十分余裕がある。
ところが最近の蓄電システムの会員メール情報によれば、わかりにくい表現ではあるが、「12.0V時の放電震度はすでに「80%」に達しており、残り20%で大容量放電を行った場合、単セル低電圧破損(電圧復帰不能状態)を発生させることにつながります!」と警告している。
自分の場合12.0Vまでは行かなかったが、放電震度が81%まで行ったわけでいつもこのレベルまで使うのは危険と思われる。
☆彡 バッテリーのサイクルコストを考えざるを得ない
そもそも車載のソーラーシステムで家のエアコンを運転しようとしたのは、「既にある設備を使って(埋没費用)、追加のコスト無しに無料のソーラー電力を使おう」という発想だ。このことによってバッテリーが破損したり、寿命が短くなるようでは本末転倒ということになる。あれこれ苦労した割には、コスト低減は30~40円/日なのだ。80%まで放電するとSMF鉛バッテリーなら200~300サイクルの寿命の1割を、一月で食いつぶしてしまう。LiBなればこそ、サイクル寿命も考慮しなくてもいいだろうと思っていた。
こういう事であれば放電深度を50%程度までとして、適用条件を再整理した方がいいだろう。
☆彡 LiBの電圧と電流を常時監視していないと心配だ
LiBにはBAT.MANを取り付けて電圧と電流を監視できるようにしている。しかし、エアコンのある部屋とアラモのバッテリーまで少し距離があるので、BTの電波が届かない。このためアラモの横にある部屋にスマホを置いてそこまで出かけて行って、電流を確認していた。いつもこんなことをしているわけにもいかない。
追加の投資をするつもりはないので、手持ちの機材で何とかしたい。まず、スマホをWEBカメラで撮影することを考えた。
まてまて、もっといい方法がある。昨年北海道でスマホとPCを、AZUSの「PClink」でつないでスマホのカメラをPCで遠隔操作したことがあった。あのPClinkを使えばスマホに表示されるBAT.MANを手元のPCに表示できる。PClinkは同じWiFiのネットワークにつながっていれば接続できるので、スマホとPCの中間の部屋にモバイルルータを置いてつないでみた。
よしよしうまくいった。
☆彡 4時間程度ならLiBの持ち出しは40AH以内にできる
梅雨も明けたようだし、午前11時くらいからソーラーは10A以上の発電を見込むことができそうだ。それまでに部屋をある程度冷やしておいて、エアコンが定常運転になったところで、電源をキャンカーのインバータに切り替えるとソーラー10A+LiB10Aの合計20A(DC)程度で部屋のエアコンは運転できるようだ。そういうことで午後3時までの4時間で、LiBの流出電流は40AH程度になるだろう。午後3時以降と午前中はLiBの充電をすれば、晴天の日はうまく持続可能な使い方になる。
明日は朝から晴天のようだ。遠隔BAT.MANで監視しながらエアコンの運転をしてみよう。
日本ブログ村キャンピングカーランキングに参加しています。
ここをクリックして投票をお願いします。
☆彡 一昨日のLiBの放電電力は想定以上
サブバッテリー(LiB)からの放電電流を概算で50AH程度と見積もったが、昨日と本日午前中までLiBを満充電まで充電したら、43+23AHほど充電した。
若干の充電ロスはあるにしても消費電流量は65AH程度だったということになる。これは放電深度81%ということで、LiBの販売元である蓄電システムのWEBページで(今でも)「放電深度95%まで使用可能です!」と言っている数字から見れば十分余裕がある。
ところが最近の蓄電システムの会員メール情報によれば、わかりにくい表現ではあるが、「12.0V時の放電震度はすでに「80%」に達しており、残り20%で大容量放電を行った場合、単セル低電圧破損(電圧復帰不能状態)を発生させることにつながります!」と警告している。
自分の場合12.0Vまでは行かなかったが、放電震度が81%まで行ったわけでいつもこのレベルまで使うのは危険と思われる。
☆彡 バッテリーのサイクルコストを考えざるを得ない
そもそも車載のソーラーシステムで家のエアコンを運転しようとしたのは、「既にある設備を使って(埋没費用)、追加のコスト無しに無料のソーラー電力を使おう」という発想だ。このことによってバッテリーが破損したり、寿命が短くなるようでは本末転倒ということになる。あれこれ苦労した割には、コスト低減は30~40円/日なのだ。80%まで放電するとSMF鉛バッテリーなら200~300サイクルの寿命の1割を、一月で食いつぶしてしまう。LiBなればこそ、サイクル寿命も考慮しなくてもいいだろうと思っていた。
こういう事であれば放電深度を50%程度までとして、適用条件を再整理した方がいいだろう。
☆彡 LiBの電圧と電流を常時監視していないと心配だ
LiBにはBAT.MANを取り付けて電圧と電流を監視できるようにしている。しかし、エアコンのある部屋とアラモのバッテリーまで少し距離があるので、BTの電波が届かない。このためアラモの横にある部屋にスマホを置いてそこまで出かけて行って、電流を確認していた。いつもこんなことをしているわけにもいかない。
追加の投資をするつもりはないので、手持ちの機材で何とかしたい。まず、スマホをWEBカメラで撮影することを考えた。
まてまて、もっといい方法がある。昨年北海道でスマホとPCを、AZUSの「PClink」でつないでスマホのカメラをPCで遠隔操作したことがあった。あのPClinkを使えばスマホに表示されるBAT.MANを手元のPCに表示できる。PClinkは同じWiFiのネットワークにつながっていれば接続できるので、スマホとPCの中間の部屋にモバイルルータを置いてつないでみた。
よしよしうまくいった。
☆彡 4時間程度ならLiBの持ち出しは40AH以内にできる
梅雨も明けたようだし、午前11時くらいからソーラーは10A以上の発電を見込むことができそうだ。それまでに部屋をある程度冷やしておいて、エアコンが定常運転になったところで、電源をキャンカーのインバータに切り替えるとソーラー10A+LiB10Aの合計20A(DC)程度で部屋のエアコンは運転できるようだ。そういうことで午後3時までの4時間で、LiBの流出電流は40AH程度になるだろう。午後3時以降と午前中はLiBの充電をすれば、晴天の日はうまく持続可能な使い方になる。
明日は朝から晴天のようだ。遠隔BAT.MANで監視しながらエアコンの運転をしてみよう。
日本ブログ村キャンピングカーランキングに参加しています。
ここをクリックして投票をお願いします。