手に持って走るとかざぐるまの色が変わるのが面白くて、楽しくて仕方ない様子。
教育エコツアーで日本からやってくる訪問者たちが気にするのが、学童たちへのおみやげだが、折り紙やけん玉など日本の遊びはその場限りで終わってしまうことが多い。
ビリカニの子供たちに関して言えば、体を動かす縄跳びやサッカー、ゲームはいずれも人気がある。
その両方を取り入れた良さが出たためか、お初のお目見えとなった「かざぐるま」が大人気だった。
第1グループのコミュニティー訪問の日。ビリカニで披露したのが、かざぐるま。
訪問者のひとりが徹夜して手作りで丁寧に作り上げたものだったこともあるのだろう。心意気が伝わったのかもしれない。
「日本の子供たちも、この手作りかざぐるまは大好きなんですよ」
と、日本でもビリカニでも人気のあるかざぐるまで遊ぶ子供たちを見て、とても嬉しそうだった。
飽きてしまうと折り紙などはいつも散らかっていて、いつ片付くのかと気になることも少なくないのだが、今回のかざぐるまは違っていた。皆、家に持って帰って飾りにしても楽しんでいるようだった。
小学7年生でも楽しめる?!