「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

「反原発」と「脱原発」は違いますよ!

2011年05月20日 | 原子力発電問題
実は、「原子力発電所は問題だ!」と指摘している人には、はっきりと違いが有ります。

ズバリ「反原発」を唱える人は明らかに左翼イデオロギーを基盤にする方がほとんどではないでしょうか?とにかく原発反対!と言うだけではなく、かなりの確率で護憲派ですし、起立しての国旗掲揚・国歌斉唱はお嫌いでしょ?違いますか?

それに引き換え、「脱原発」と言っている人の中には、「現時点のエネルギー供給減で原発に優位性があることは認めるが、将来その比率を見直し、より高効率で放射能汚染のない安全なエネルギー供給源に変えていくことが肝要だ。だから将来に向けて脱原発を目指す。」というスタンスの方々がいます。(ただし、「反原発」主義者が「脱原発」を隠れ蓑にしている場合もありますが・・・)

明らかに既存技術からの脱却というイノベーション原理を感じますね。「原発より優位なものがある」という前提で、しっかりと見通しが立っている主張なら傾聴に値すると思います。

声高に反原発を叫んでいる人とは明らかにスタンスが違うので、正直私もこのスタンスは否定しませんよ。良いですか?そうなんです。

っで、私も、「脱原発」ならぬ、「脱既存原発」というスタンスで行きたいと思っている一人です。というかその方向性で明確に原発の将来を考える必要がありますね。

それは、「反原発」主義者が言う「原発は原爆と一緒だ!とにかく反対だ!」といういわゆる「非核思想」を基盤とした姿勢とは相いれないものです。

要は、現状の「濃縮したウランから抽出するプルトニウムを利用する原発以外の原発」を開発すれば、より安全な原子炉への転換はできるからなんですね。

現状でも、ウランの固形燃料棒を使用しないトリウム溶融塩型原子炉(MSR:molten salt reactor)はすでに開発可能な段階であり、実際に中国共産党政府は(さすがに核保有国であり、度重なる核実験による少数民族の悲惨な被爆者の実態を知っているので)、本年2月に、この方式の原発の導入を決めています。

「原発=悪」とすぐその思考回路にレンジが移る人は、こういう情報をしっかりと確認して、分析できていますか。

そして、どうしても続けて言いたい事があるので、次は「中国共産党問題」として、先ほどちょっと触れた中国の核実験(度重なる核実験による少数民族の悲惨な被爆者の実態)の問題に移ります。

どうしても「反原発」主義者の皆様には知っておいていただきたい実態があります。

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