ベンガルのうた 

内山眞理子の「ベンガルのうた」にようこそ。
ここは、エクタラ(一弦琴)のひびく庭です。
どうぞ遊びにきてください。

きみのよろこびは タゴール

2017-05-16 | Weblog

 

 

きみのよろこびは

ラビンドラナート・タゴール


きみのよろこびは わたしのうえに

きみは かく おり来たまう。

三界(*)の主よ、

きみの愛は わたしあってこそ。

わたしをつうじて きみはこの市(いち)をひろげ、

わがむねに妙なるたわむれがうまれる、

わが生(よ)に とりどりの形をとって

きみの意思が波うつ。

 

だから きみは王のなかの王

それでも わがむねのために

心うばう装いであらわれ

主よ きみはいつも目ざめていたまう。

だから 主よ きみはここにおり来て、

きみの愛を信じるものの愛のうちに、

二つが一つになるときに

みちみちて きみのすがたはあらわれる。

 

 

ゴライ河畔、ジャニプルにて

ベンガル暦1317年アシャル月28日


内山眞理子試訳

 

 

*原文ベンガル語では、tribhubaneshvar がつかわれています。三界(天上界、地上界、地下界)の主としましたが、全宇宙の神ということになりますね。つづく次行の「きみの愛は、わたしあってこそ」は、意訳しています。直訳すれば、「わたしにおり来たまうのでなければ、きみの愛はうそになるでしょう」。

 

 

 

 

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