ベンガルのうた・内山眞理子 

内山眞理子の「ベンガルのうた」にようこそ。ここはエクタラ(歌びとバウルの一弦楽器)のひびく庭。どうぞ遊びにきてください。

タゴールが滞在した家 ロンドン郊外

2017-07-15 | Weblog

 

 

タゴールが滞在した家

ハムステッド丘陵

Hampstead Heath


目じるしはブループラーク(青い銘板)です。

玄関の灌木が枝をのばし、銘板の文字を隠していますが・・・


RABINDRANATH TAGORE 

1861-1941
INDIAN POET 

Stayed here in 1912 

と刻まれています。


画像をクリックしてごらんください。



 

ハムステッド丘陵をふちどるように走るヒース・ロード Heath Road を離れて、

Vale of Healthの遊歩道をたどって行くと、その美しい館があります。

 

Vale of Health 健康の谷間?

なんだか風変りな地名ですね、

だれが命名したのか、Heath をもじって Health になったものか?

 

ハムステッド・ヒースに囲まれた小ぢんまりとした住宅地です。

近くに、ブループラークが掲げられた D.H.ローレンスの家(1915年に滞在)もありますが、

空き家のようです。

 

タゴールの館も、おなじく空き家です。

3年くらい前でしたか、インド西ベンガル州政府がこの家を購入したいとねがったが、

うまくいかなかったとの記事をコルカタの新聞で読んだことがあります。

たしか家の値段は4億円くらいだったような・・・

(記事をスクラップしているはずなのですが、いま見当たりません)

 

つづく

 

 

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