今日は家族4人で主人の十回忌法要をした。お墓に薄紫のお花が供えられていた。主人の命日月を私たち以外に覚えていて、お参り下さった方がいらっしゃるのは嬉しい・・・どなたか判らないがありがとうございます。梅か桃か判らない、とご住職の言う花が山寺を可憐に彩っていた。緑が多いのでまだ京都鷹峯あたりに居るような気分にフトなった。
どなたかしら・・・ありがとうございます
命日は家族そろって故人が好きだった「日影茶屋」で毎年春の味を楽しんでいる。9年間見守って導いてくれたおかげで、娘たちは幸せな道を歩んでいる。独りになった私はまだ(一生?)寂しいけれど、独りゆえの自由を楽しめるようになったので安心して下さい。私だったら・・・遺してきた愛しい者が不幸だったら成仏できない。だから感謝を忘れず メリーウィドウ を続けたい・・・(怒らないで)。
今年は銀婚式のムコ殿・・・お疲れさまでしたね(笑)
女将の木村さんと
前菜の1つ。アワビ、ウニ、そら豆・・・ゼリー寄せ
春らしい緑のお椀は、グリンピースの摺り流しにお米とトロロのおまんじゅう(?)
桜の季節にはこのお皿が毎年使われている
娘の手作りピールと、日影茶屋で買ってきたお供えの桜カステラを食べながら、家で賑やかに親子トーク。天井の電球を替えたり、お雛様を運んでくれたり・・・助かりました。
一段落したので、京都の自分みやげを食べています。長年茶道を教えている圭子さんのお勧めは全て最小箱で買いました (^O^) 。 京都でしか売っていない品は、東京のデパートの京都銘品とどこか違う。やっぱり水と空気以外にも、公家文化を「丁寧に伝承」させている味という事かしら? 買ってきて良かった
先週は旅行や留守でゆっくりニュースをみていなかつたが … 激動の週だったのが日曜日のテレビでよく解った。
森友学園の園児達に言わせているこの言葉 … 「安倍総理頑張って下さい」、「安保法制国会通過 良かったです」… 吹き出してしまう。 自由なアメリカ教育を見てきたので、私立なら愛国精神を教える学校が、今の無節操がハビコル時代なので、あっても良いぐらいは思っていたがこれには驚いた! ヒドすぎる!
サウジアラビアの国王の訪日の豪勢さが話題になった。日本人の感覚で批判するのはかえって可笑しい・・・別世界の国だから。1000人の一行の中に夫人たちは居ない。国王も先代国王の「第25子」だというから 一夫多妻、男尊女卑?に疑問すらない。 アラビア語が堪能な小池都知事とも会見するそうだが・・・国王は有能な女性に何を感じるだろうか?
主人が出張に行った時の話を思い出す。 砂漠国なので夏でもないのに気温が 50℃で、100m 間隔で道端に電話ボックスのようなクーラー室があって、毎回そこに立ち寄って涼まなければ干上がって、目的地まで行けなかった。 冬は極寒。 禁酒国・・・見つかると投獄、死刑もあるらしい。 ヒルトンで洋食か、宴会では魚貝だけを食べていたそうだ。現地の日本人駐在員は本当にご苦労だと言っていた。
王族はたくさん居るらしくて、そのうちの1人がドールハウスをジュディ・ウィリアムソン(我が師)に注文した。出荷前のお披露目で「サウジハウス」を見ることが出来た私はラッキーだった! あんなドリームハウスを見てしまった事、ジュディに習う機会があった事が 私をこの道に進ませてくれた。(写真を捜そう)
きっと、サウジアラビアには他にも世界中から芸術品が集まっているだろう。
先日サウジアラビアが「禁酒国」という事を書きました。返信で … 「私はダメだ、即、死刑だ(笑)」というのがありました。私は自分が行ったわけではありませんが、アメリカ人に聞いた話では、外国人はホテルとか自宅など、飲める場があるようです … 大っぴらではないでしょうが 。禁酒文化はサウジアラビア人(イスラム教徒)の事です。イスラム教がすべて禁酒ではなく、サウジアラビアは中でも特に厳しいのです。「サウジに行かせるぞ」とジョークや罰ゲームで聞いた事があります。
他のイスラム圏の女性たちにパーティなどで会いましたが … パリのオートクチュールの「本物」を着こなしていて素晴らしかったです。大金持ちのお洒落はハンパじゃない、何千万円も着飾った女性たちがゾロゾロ … 女優のように似合っていました。パリコレ族にはインテリ女性たちもいました。 目だけ出してスッポリ布を巻いた女性だけではないんだなぁ … と思いました。パリコレのお得意様はアラブだったのでしょう。脱石油はパリコレにも影響するでしょうね。
京都から帰った翌朝、新宿へオペラ講座を聴きに行った。「ペレウスとメリザンド」は 20世紀初頭にドビッシーが作曲したものなので前衛的な演出が多い。 最近BSで観た演出は主役が下着姿で歌って殺されるので驚いた・・・ヨーロッパの歌手はポルノまがいで大変だ。圭子さんは「気持ちが悪いから途中でテレビを消した」嫌いな作品だし、旅行明けなのでキャンセルした。 私はこんな作品を取り上げた堀内先生の見解を知りたくて・・・家の中はそのまんまにして出かけた。 先生は興奮気味に「とにかく音楽的に素晴らしい! オペラ界がネオバロックからアールヌーボーに入った画期的な作品」ということを解りやすく楽しく説明された。 たしかにドビッシーの音楽は美しい、眠くなるようなトーンだった。怪談の美学かしら(笑)? やはり私には謎の作品のままだ。
京都から戻って翌々日、三月大歌舞伎の夜の部を長女と観に行った。次女がデザインに関わった「ルイフェローの大判スカーフ」を私がかけていったので親子三人で行った気分だった ❤
「けいせい浜真砂」は色鮮やかな山門の様式美と、阪田藤十郎のおいらん衣装の豪華さに目を見張った。 最長老の阪田藤十郎(86)と私が好きな片岡仁左衛門(73)の舞台はたった15分だった。 重い衣装でビシッと立ってるだけでも大変なのに、さすがだ。 仁左衛門は相変わらず粋でいつまでもオジイサンにならない ❤
市川海老蔵と尾上菊五郎の「助六由縁江戸桜」も豪華絢爛で面白かった。 海老蔵は声量がダントツあって、若くて容姿端麗、自信満々、やはり特別なオーラがある。 大成するのが楽しみな人だ。 コミカルだったり、美しい舞台の連続に、歌舞伎デビューの長女も大いに楽しめたようだった。
京都の旅から 夜11時に戻ったら、沈丁花が花開いていて香りが漂っていました。
ただいま 無事に戻れました、ありがとうございました。
京都2日目は、東寺→金閣寺→仁和寺を廻った。
先ずは東寺。京都駅に近いので毎回寄るが今回は花が少ない。梅の木が10本ぐらい開花していただけ、不二桜はまだツボミすらなかった。
おみやげは行った先々のお寺のお香です
可愛いお神籤(龍)を引いたら・・・「中吉」だった