★10月『第58回 神戸映像クラブ発表映写会』のお知らせ
とき: 2017年10月22日(日)
ところ 兵庫県民会館9階 けんみんホール (入場無料)
開場 13:00 上映13:30
JR元町駅より北へ６分 地下鉄 西神・山手線 JR三宮より
一つ目 県庁前駅
★ 9月臨時例会報告
【出席者】 石川 今井 上中 北沢 豊田 広瀬 松田 横山 和田 9名
発表上映会案内状を発送しました。
★ 作品上映
１『琵琶湖テラスと伊吹山』10分42秒 松田享工 Sony HDR-PJ630V
VideoStudio X9
花の名所巡りです。あいにくの天候で琵琶湖に浮かぶ竹生島は霧に覆
われて見ることができませんでした。旅の全工程を見せる記録バージョン
とは別に作品バージョンがあってもいいと思います。作品バージョンでは
霧のカットは早々にし、美しい花々を見せる方がスピード感ある編集にな
ると思います。また同じサイズのカットが続きましたが、大胆に寄ったカッ
トも見たいものです。今回では梅花藻のシーンが旅のハイライトでしょうか。
水が綺麗で可憐な花が一服の清涼剤になっていました。
２『お母さんのシャンソン発表会』7分48秒 坂井順子
SONYハンディカム ムービーメーカー
横山さんの山の仲間、坂井さんの作品です。いつも横山さんの作品を横
から見て鋭いコメントを投げかけるそうです。『それではご自分で作ってみ
ては…』とそそのかせて作った作品は（失礼）今回で３作目となりました。
いや驚きました。絵が丁寧なのです。動画としては目的の物だけを捉えれ
ばいいのではなく、その前後をどこまで描くかによって流れが生まれます。
ここでは風光明媚な明石海峡を紹介し玄関から入り、エレベーターから出
てくるところを迎え撃ちカット（高野先生）で見せます。控室ではペットボトル
を片手に歌う様子を肉薄していました。イントロシーンではBGMにシャンソ
ンを使われてましたが、本番の歌が沈んでしまうので演奏の方が良いように
思いました。かなり早いペースで上達されているようです。
『ポーアイ夏祭り』上中作品は再生機との相性で再生できませんでした。
３ 『西本願寺花灯明』7分5 秒 北沢 恂 Canon HF-G10
AdobePremierePro
西本願寺のライトアップに出かけました。
歴史ある建築群は風格があり、夜になるとジャズの調べがムードを上げま
す。竹を細工して中に光を入れて吊るしているカットがいい感じでした。
いつも安定した存在感のあるナレーションを入れられています。いとも簡
単にやっているようにみえますが、やはり何度か録られているようです。
４ 『カムエク第1日（八の沢カール）』 14分28秒 横山雅典
５ 『カムエク第2日（憧憬の頂）』 9分18秒 横山雅典
Olympus TG-4 ムービーメーカー
先ず感心することは山歩きの全工程を記録したいと言う作者の姿勢です。
自分の安全を確保するのに精いっぱいの中、花々や谷や川、食事カット、
自撮りも豊富に絵を重ねていきます。作者は出会いを大切にされているよ
うです。今回偶然出会った人と共に頂上に向かいます。さながら映画のロ
ードムービーのようです。やがて危険なところも無事に過ぎ、彼の差し入れ
によるビールをうまそうに飲む作者、期待していなかっただけに味も格別だ
ったに違いありません。一部、現地音（声）が少々聞き取りにくいところがあ
りました。BGMはもう少し下げるか現地音を上げるか、はたまたテロップを入
れるなりすると確実に情報が届くように思います。作者の特徴は撮影しなが
ら語りを入れる。現地でしか味わえない感動を作品作りにうまく生かされて
います。誰も真似ができません。
以上作者のコメント、ナレーション、会員の意見を中心にまとめてみました。
編集後記
今回は案内状の宛名貼りで臨時例会となりました。９月の例会からまだ２
週間しか経ってません。過去の例では宛名貼りのあと適当にだべって解散
したものですが、作品が６本も集まりました。制作意欲旺盛なんです。その
意味ではまだまだ若いサークルなんです。（笑）