杉の大杉

国の特別天然記念物、つまり国宝級の巨樹である『杉の大杉』と対面することは、今回の旅行の目的の一つだった

道の駅大杉に車を停め、歩いて参道を登って行った
予定時間を過ぎていたため早足だったこと、そして参道が上り坂だったことで息が切れた
大杉がある八坂神社前に大きな駐車場があったことを知ってガクッ・・・
まるで観光地だ
（そう間違いなく観光地だ　200円の入園料も払ったし、私にとっては失礼とも思えるアナウンスが終始流れていたし・・・）

国の特別天然記念物ともばれば、こんな扱いになるものなのか？
でも、小豆島にある宝生院のシンパクも同じ国特天だったけどもなぁー

八坂神社の鳥居前　　藤の花が美しい




鳥居をくぐり石段を登って行くと目の前に大杉が現れた
「見えた」と言うより「現れた」という言葉がぴったりの凄い存在感を抱かせる巨樹だった！
樹齢3000年かぁー　立派だなぁー
じゃ、縄文杉はどんなんなんだろう？
少し前にTVで放映された縄文杉　それを目の前にして涙を流していた女性がいた
あの気持は分かるような気がする
一方、この大杉を見て圧倒されるほどの気持ちを抱いたのだが、200円払ったことと説明アナウンスが終始スピーカーから流れていたことで、まるで見世物を見ているような気にさせられた
幸い私たち夫婦ふたりだけの空間であったが、なんかちょっと違う。。。。
滝を見るためにお金を払ったところもあったなぁー

私こそ大杉に失礼だろうかな？
でも、ご対面できて良かった
これからも多くの人に元気を授けてくれる巨樹であり続けることだろう
















大杉の周りをまわっていると、日本一大きな『自然石恵比寿さま』が小さな祠に安置されていた
うまく描いたものだ




大杉の近くに美空ひばりさんの遺影碑
『昭和２２年まだ美空和枝という芸名で地方巡業をしている途中、大豊町でバス事故に遭遇し九死に一生を得ました。
そして、一ヶ月半の療養後、町内にある国の特別天然記念物「杉の大杉」に「日本一の歌手になれるように・・・」と願をかけました。』
「川の流れのように」の唄が流れていた
この唄は好きだが、なんと表現していいのやら。。。。こまった