さて、荻須の足跡を訪ねるパリの旅、次は3年前にも訪れた「L'ourcq橋」だ。
↓荻須の描いたL'ourcq橋
Metro 7、Crimee駅で下車したら、Rue de Joinville通りを南東方向に進む。
この通りは中国人街とでも言おうか、左右に中国人の商店が並ぶ狭い通り。
肉屋や魚屋、それも生の臭いが容赦なく拡散されるダイナミックな店が多い。
まさに下町の雰囲気で、パリにも、こういう泥臭い所がある事を実感させてくれる場所だ。
運河に出たら右に曲がると、程なく、大きな滑車を誇らしげに冠したL'ourcq橋が見えてくる。
この橋は現役である。
↓アーチではなく、向こう側の平坦な橋がL'ourcq橋。滑車が4つついている。
この橋にも面白い「仕掛け」があった。
橋桁が昇降するのだ。
4つの大きな滑車がゆっくりと回転し、太いワイヤが橋げたを引き上げる様は圧巻である。
↓橋げたが上昇したところ。
ふと思った。フランス人は結構創造力があるかもしれない。
こんな小さな運河に、多くの仕掛けを散りばめて、楽しんでいるのかも。
↓3年前は雨だったが今回は曇り。橋も化粧直しをしてもらって、白に塗り替えられていた。
それにしても荻須は、なぜ本体のL'ourcq橋ではなく、隣のアーチ橋を描いたのだろう。
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