裁判長の記録帖

バスや鉄道など私の趣味を掲載します。西工58MCを求めバス巡り。ただいま17府県で活躍する58MCを掲載しています。

久7112 (除籍済)

2017-01-15 17:39:12 | 西鉄58MC (日野)
久留米7112
久留米200か628

投稿日 2017-01-15 17:28:52

所有 西鉄バス久留米
番号 久留米200か628
社番 ○久7112
対空 7112
商標 日野Blue Ribbon
車体 NSK58MC B-II
床下 日野(M10U)
型式 KC-HT2MMCA
年式 1996年式
所属 久留米営業所

1996年に導入されたHT2M系+58MCで、1995年に続きさらに導入がされています。KC-規制車両に変わり1995年までは純正車体と同一の丸型の燈火類でしたが、1996年からは純正車体に合わせるような形で角型が本式採用になりました。

前年よりも導入数が多くなり1996年式には7100番台(71代)が付与されており、福岡地区のみに7100~7130、7143~7155、7158~7167が投入されています。また71代が日野+西工58MCの組み合わせが最後のグループとなりますので、翌年の導入からは西工96MCが本式採用されます。

HT2MMCの10.68mの標準尺で角型前照灯に小糸製角型フォグが採用されています。10㎝切り取られた視野拡大仕様のB-IIを採用され、側面窓はブロンズ塗りの逆T字窓拡大版を嵌め込み、中扉は広幅4枚折戸を引き続き採用されています。非公式側非常口後方の窓は拡大版には出来ないため、標準サイズの逆T字窓を嵌め込み、運転席横窓は西工が標準としているサイズを採用してます。

ナンバーステーは標準となる所謂バンパー上に載せる形になる位置に設置され、リアも標準位置に収まりました。リアフラッシャーはHT2MMAの途中からゴールドキングTSL三連がカタログ落ちした関係で、TSL-1を三連風に仕立て装備されていましたが、71代からはTSL-1をニ連風に装備することで落ち付いたようですね。

都市低床に扁平タイヤとかなり車高を下げることは実現していますが、ROHが段差などの状況では対処出来ない観点からなのか、ROHを尻上げをしている関係で車体裾が急となっています。結局フェンダーは金属製のままとなりました。冷房はデンソー製直結式で引き続き居住性の観点から後部搭載を採用されています。71代では前期は後部直結式を採用されていますが、後期(7143~)になるとビルトインが本式採用されていきます。

7112は福岡22か5677を取得し千代自動車営業所へ新製配置された車両でその後は愛宕浜、吉塚へと活躍の場所を変えています。新製配置時では幕式行先方向表示器でしたが、吉塚所属時にはLED幕へ改造がなされていました。車両置き換えにより2007年頃に運用離脱されて留置後に久留米200か628を取得して西鉄バス久留米の久留米本社へ転属されています。なお、直営ではLED幕であったものの再度幕式行先方向表示器となりましたが、暫くしてからLED幕へ改造がされています。

2015.04月末頃には運用離脱






ではまた──

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