私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






お盆明け、少なくともこの時期から、二学期からの挽回のための計画を
立てておくことをオススメします。


このような計画はよく、『なってから』考える人が多いです。


やるという方でも、直前にならないと、様々なことが決まらないので、
計画・予定が立てられない、むしろあえて立てないという方も多いですが、
学生時代は、計画・予定が立てやすいようになっています。


親御さんに聞いてみれば、よくわかると思いますが、
学生時代ほど、計画・予定が立てやすいものはないと断言できるでしょう。


なぜなら、学校行事は決まっていて、授業で習うことなどは事前にシラバス・カリキュラムも
もらっていて、順序立てて、体系的になっている、こんなことは社会に出たら、
よほどのことが無い限りありません。


それも、ほぼ100%その通りに、何の邪魔もなく、確実に行われることなど、
皆無といってもいいでしょう。


にもかかわらず、これは多くの親御さんも含めてでしょうが、
学生の内は、なかなか計画・予定が立てられず、その日暮らしで過ごしてしまうと思います。


その原因の多くは、そうやって、わざわざ学校・先生が計画・予定してくれた『もの』を、
無視して、読みもせず、『言われなければ』気付かないで、『言ってくれなければ』わからないと、
駄々をこね続けた結果、計画や予定が立てられず、言い方が悪いですが、
自分の思い描く夢や将来・未来を切り開けないことが多くなったのでしょう。


失礼ながら、多くの諸先輩に聞いてみても、胸に、耳にと痛い話だと思いますが、
それを続けている限りは計画・予定は立てられないことでしょう。


そこでまず、この計画・予定を立てるために、現状の自分をもう一度よく“確認”してみて下さい。


現状の自分と書くと、抽象的な、自分の思いだとか願望になってしまうかと思いますが、
ここでいう、現状の自分とは、『記録』された『データ』としての自分を把握して下さい。


まず、あなたはどこの学校の何年生の何組でしょう。


馬鹿にするなと思われますが、では、さらに、その学校でその学年で、その組で、
今、自分はどの順位、位置にいますか。


さらに、そもそもその学校は偏差値いくつで、その学校からどういった進学先があるのか
知っていますか?


そこまで知っての、例えば、東大何人合格偏差値●●どこそこ学校の何年、何組、
成績は、順位は何番と、言えますか。


こうやって書かれると、そんな付随される情報は、『自分』ではないと思われるかもしれませんが、
それが他人から見た『あなた』だということの第一の証明書となることを自覚して下さい。


学歴社会が否定されてはおりますが、まだまだ、というよりは、むしろ今後はよりひどく、
日本では学歴偏重となっていくことが予想されます。


そうなった時、自分の所属したコミュニティのことを知らないことは、
マイナスとなる可能性があります。


そこで改めて一度、『記録』された『データ』としての自分を再認識してみて下さい。


さらに時間があれば、その学校からどういった卒業生を出しているのか、
その学校はどういった経緯で建てられたのかなど知っていると良いと思います。


さて、そうして、『自分』を知ったら、今度は、その学校に入ってからの『自分』を、
知って下さい。


こちらももちろん、『記録』された『データ』としての自分です。


つまり、テストの点数、成績、現時点での進学・進級の基準・点数などです。


それらが、学校が登録している『自分』となります。


どんな性格で、誰々と友人知人で、どんなことにハマッている、
どんな趣味など持っているなど、『登録』されておりません。


皆さんにとっては、その『自分』を評価されているかのように、
あたかも点数・成績がつけられているように感じられるかもしれませんが、
その『あなた』はそもそも登録すらされていないのですから、
学校・先生からすれば、審査も評価すらもしていないことになります。


純粋に、テストの点数、成績しか見ていないとわかれば、
そのことで、その『程度』のことで、『自分』を決めつけられることなど
馬鹿馬鹿しく思えるでしょう。


そして、その登録されている『自分』を変えるのに、
“たかだか”学校の勉強“ごとき”のことを頑張れば済むとわかれば、
どうでしょう、性格や生き方まで変えなければならないわけではないとわかるでしょう。


そこで、やっと現状の(学校・先生に)“登録”されている『自分』に気づければ、
後はそれをどうやって、進級・進学できる『自分』にするかの問題になってきます。


一見すると、こんなことは今後の計画に何の役に立つのかと思われるかもしれませんが、
今現状、自分がどう思われる=登録されているかをしれば、後はその記録を、データを、
どうしていくかの問題になりますから、より具体的な、今後の計画を立てられると思います。


次に、学校行事のスケジュール・予定表と授業内容のシラバス・カリキュラムの確認を
して下さい。


これによって、これから起こり得る、かなり可能性の高いといいますか、
ほぼ確実にそうなる未来を予想することができます。


学校行事はよほどのこと、つまりは異常気象や事故などによって、延期になる以外は、
まず間違いなく、その日程通り行われます。


その前後の計画や予定はかなり立てやすいものとなるでしょう。


定期テストなどはもちろんのこと、漢検や英検などの試験、先生によっては、
小テストの日程なども事前に教えてくれていたりしますので、
そういった予定・計画を網羅して、別途一覧にしてみて下さい。


最後にこれが大問題となるのでしょうが、部活動や自分の趣味、例えば、ゲームの発売日など、
予定は未定となっていることが多かったり、予想できないものだったりするものもあるでしょう。


そういったものを一番簡単に予定・計画することができるのは、きっぱり『辞める』ことですが、
これは大人でも難しいことですから、調べられる範囲で調べることができたら、
後は想定して、1日ないしは2日ほど、余裕を持てるように、『何も予定・計画しない日』を
用意しておけばいいと思います。


ただ、先日も書きましたが、2年次においては、そういったことを『辞める』辞めないの決断を
せざるをえない状況・状態になっている可能性があります。


そのことをもう一度よく考えて、今後の計画・予定を立てておくことをオススメします。


そして、これは親御さん、ご家庭にも言えることであり、最悪のことを考えて、
1年後、2年後と、お子さんを通わせている私立校・中高一貫校で、
進級・進学できなかった場合、またその見極めをどのタイミングで行うのか、
計画・予定しておかないと、『なってみてからわかった』で、全てが後手後手で、
事前に知っていれば、より良い道があったのに、もう追い込まれて、そこしか道がないとなって、
お子さんを振り回すことになります。


親御さん、ご家庭からすれば、むしろお子さんに振り回されているように感じられるかもしれませんが、
それは違います。


お子さん自身が、その私立校・中高一貫校に確固たる意志で、通わせてほしい、
受験させてほしいと言って、入学したのであれば、別ですが、そうでない限り、
それは、親御さん、ご家庭が、良く言えばお子さんを導いた、
悪く言えば過干渉、介入して、お子さんの人生を狂わせたわけですから、
全く責任がないという態度、姿勢を取るのはあまりにも無責任に思われます。


私立校・中高一貫校に通わせた以上は、少なくともその学校での進級・進学の条件は、
いつ、どのタイミングで、何をどうするのかくらいは決めておく、あるいはお子さん、ご両親で
話し合う機会を持たないと、遺恨を残すことになります。


そうならないためにも、親御さん、ご家庭が率先して、そういった確認を、
計画予定をする『模範』を示すことをオススメします。


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