(映)人生劇場 飛車角と吉良常

2017年01月22日 | 映画 レビュー

よくまとまっており、美しく作られている。
まとまりすぎる感もあり、しかし、ひとつひとつのシーン、構図が丁寧。
昭和初期の雰囲気も良く醸し出し、芸術的すら感じる。
全盛期の鶴田浩二、高倉健、藤純子。
ただただ、美しい。
それにしても、であるが。
この時期の高倉健は絶好調で、スターとしてのオーラが半端ない。
その存在感だけで、主役の鶴田浩二を食ってしまっている。
そう思えばこそ、何とも贅沢な配役である。



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