趣味の映画について

2011年07月02日 | 映画 レビュー
いつもブログでは、
鑑賞した映画の感想を述べ、主観で評しています。
今では車の次に好きな趣味となっています。
その映画について、
私なりの考え方を、少し話してみようと思います。

職場のある同僚には、全く映画を観ない人がいます。
その人曰く、
「映画は作り物で、現実とは違う嘘の塊で、
そんなものを面白いとは思わない。」
仰る通りですが、
作り物を楽しむというイマジネーションの世界です。
現実とは違うから面白くないのではなく、
現実と違うから面白いわけ、
作り物を作り出しているというプロセスが、
思考過程が現実なわけです。
見せられるものだけではなく、
それらを通して作り手のメッセージを受け取るという、
楽しさがあるわけです。

私が、どのように映画を選んでみているか。
若いころは、手当たり次第に観ていました。
特にSFものが好きでしたが、
よくよく考えるに、つまらないB級物を観させられて、
一日の2時間を費やする事が、
とても勿体なく感じるようになりました。
一言で言えば、
一日のうちの2時間を無駄に過ごしているようなものです。
年を重ね、日々忙しくなれば、尚更のことです。
やはり新作、話題作を好んで観るようにもなりましたが、
それは、ある意味で間違いであることにも気づきました。
映画興行の成功の鍵を握るのは、一にも二にも宣伝であり、
もっと言及すれば予告編の出来次第と言えるでしょう。
宣伝効果と予告編の出来が、
成功の成否の9割以上を握っているとも言われます。
ですから、興行成績というものは、
あまり当てにならないということです。
やはり、何よりも口コミです。
ネット情報を駆使して、
より良い映画を探し当てて観るようにしています。

映画の出来は、最初の30分が鍵のようにも思います。
どんなにつまらない出だしでも、30分を過ぎたころには、
映画に引き込まれていたりします。
逆に30分を過ぎても、今ひとつに感じる映画は、
残りの1時間半、2時間が、
変わりばえせずに終わることが非常に多いです。
これはあくまで私の経験則ですが、
やはり、自分の中では最初の30分が一つのハードルに思えます。

私が好まない映画が、二通りあります。
一つはミュージカル映画です。
過去に観て、素晴らしいと思ったのは、
雨に唄えば、サウンド・オブ・ミュージック、
コーラス・ラインなど
子どもの頃、若いころに観て、非常に印象に残っています。
音楽好きですから、
当然ながらミュージカル映画は好んで観そうなものですが、
いつしか、全く観なくなりました。
きっかけはいろいろとありますが、
例を挙げるならば、エビータなどでしょう。
唄うようにセリフを言うシーンが、
どうにも受けつけなくなりました。
どう考えても、
現実の世界で唄いながら話をするなど、あるはずもなく、
さすがにそうしたシーンには冷めてしまいました。
残念なことですが年を重ねるごとに、
失われた感性なのかもしれませんね。

もう一つ、好んで観ない映画は韓国映画です。
韓国語の字幕スーパーで最初に観たのは、シュリですが、
ほとんど感動しませんでした。
映画が悪いのではなく、
原因は韓国語のイントネーションです。
韓国語のイントネーションは、
地元福井の嶺北地方に根強く残る、
福井弁のイントネーションと非常に酷似していて
どんなにいいセリフでも、全てが福井弁に聞こえてしまうのです。
たぶん、この感覚は、
福井県嶺北地方の海岸、平野部に住む人にしか分からないでしょう。
日本語吹き替えでなら、韓国映画を楽しめるでしょうが、
韓国語であれば、まったく受けつけられない感じです。
韓流スターやK-POPスターのインタビューで話している感じは、
まるで福井弁です(笑)

逆に私の好きな映画は、SF映画です。
アイデア満載の、シリアスな映画を好んで観ます。
例を挙げれば、ブレード・ランナーは最高の作品でしょう。



あれこれ書いてみました。
またいずれ機会があれば、映画について語ってみようと思います。




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