(映)つばさ

2011年04月18日 | 映画 レビュー


栄えある、第1回アカデミーの作品賞です。
1927年の作品です。
1927年といえば、日本では昭和2年の頃です。

以前から観たい観たいと思いつつ、
ようやく観ることができました。
まずは、この時代にこれほどの映画が作られていることに、
大変、驚きました。
スリリングな空中戦もさることながら、
戦闘シーンも醍醐味があり、
そしてストーリーも実にしっかりしています
今時のB級映画などは、まるで足元にも及ばない作品です。

戦闘シーンや空中戦は、全て映画のために撮影されたのでしょうか?
だとしたら、この当時であれば、
それなりの怪我人などが出たのではないかと思うくらいに、
臨場感に満ちています。

そして登場人物を演じる一人一人の表情が、
実に豊かで、格好よくもあり、
サイレント映画ならではの魅力も相まって、
すっかりと映画の世界に惹きこまれました。

主役のロジャース、アレンが役柄同様に好対照で、実にいいです。
そして話題のゲイリー・クーパーも、実に格好いい。

そして何と言っても私が見惚れてしまったのは、クララ・ボウ。
とてもチャーミングで、愛らしく弾けんばかりの魅力に溢れています。

忘れられない映画です。




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