佐用町のひまわり畑を後にして向かったのが、NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」のオープニング映像に採用された「飛龍の滝」である。駐車場から100mほどの遊歩道を上がると正面に見えてきた。大河ドラマの背景に使用されたということぐらいで、私には大きな感動は沸かなかった。
飛龍の滝
そして山陰海岸へ。狙いは毎年挑戦している井組の七曲峠である。昨年は、天気が悪く、イカ釣りの漁火も少なかった。今回はどうかと訪ねてみると、なんと、あの草をかき分け、かき分けし、蚊と戦いながら苦戦した撮影場所の横に立派な展望台ができているではないか。駐車場もある。車窓からでも狙える絶景のスポットになっていた。
日中の光景
いよいよ日が暮れ、マジックアワーに入る。
さあ、準備だと三脚を据え、カメラ設定に取りかかったが、足元はツッカケである。
イカ釣りの船も漁場へ二隻、三隻と出ていく。夕日もOK。事前に右から左に光跡が流れるのが40秒間と計っていたので、バルブモードで、ISO:400, F:16, WB:オート、の設定にする。
しかし、例年通り交通量が少ない。日がとっぷり暮れたころに、やっと1台来た。
1台では光跡がさみしい。イカ釣りの船は何処に行ったのだ?と思っていたら2台連なってくるではないか、シメシメとシャッター。
今回のベストショット
タイトル:峠の夕暮
鳥取砂丘の駐車場で車中泊にして、宴会、就寝。朝早く、砂丘を尋ねたが風が無く、もちろん風紋もなく、足跡ばかりだ。