先日「英語は逆から学べ!」という本を読んだのですが、ここに書かれていることは100%とは言わないまでも、90%くらいは事実だと思いました。それは英語の勉強をするとき、最もやってはいけないこと=和訳をすること、あるいは日本語の思考で物事を考えることです。英語教材などでも、英会話の音声が流れたあとに日本語の音声が流れるものがありますが、これが英語学習においては大敵なのです。そもそも外国人たちは英語の状況で、英語だけで目の前にある現象をとらえています。しかし、日本人は目の前に木があったりすると、木を見てすぐに「tree」などと考えません。treeって日本語に訳すとなんだっけなあ〜?と、常に和訳することを考えてしまいます。この和訳思考は英会話上達において一番の弊害です。ですから、先ほどの著作では「英和辞典」など捨ててしまえとまで書かれていました。まあ、さすがにそこまでする必要はありませんが、いちいち英語を翻訳するという行為が逆効果であることは大いに納得できます。
以前、作家の村上春樹が、英語を話すのに必要なのは、英語を話さなくてはいけない状況に自分を追い込むことだと、対談で語っていました。つまり、アメリカやイギリスなどの現地へ赴き、自分を日本語の話せない状況に追い込む。そこで、外国人に道を尋ねられたり、自分一人の力だけで宿泊施設を電話予約したりと、英会話の出来ない人からすると、右往左往、ともかく苦労する体験になると思いますが、そのような状況でこそ、なにか英語が身につくパワーを得られるのだと、村上春樹は説きます。
英文法などの知識のみなら、日本にいても充分に身につけることが出来ますが、ネイティブとの会話、コミュニケーションになると、やはり日本国内にいるだけでは難しいものがあります。楽天などのように社内公用語を英語に指定していれば、またそれは別の話ですが…。
英文法などの知識のみなら、日本にいても充分に身につけることが出来ますが、ネイティブとの会話、コミュニケーションになると、やはり日本国内にいるだけでは難しいものがあります。楽天などのように社内公用語を英語に指定していれば、またそれは別の話ですが…。
80万人以上の学習教材の使用者を持ち、テレビCMでは石川遼選手が宣伝していることからスピードラーニングの知名度は抜群のものとなりました。当然、売れれば売れるほど、スピードラーニングの評判はプラスのものとマイナスのものに分かれていきます。そもそも聞き流すだけで英会話が出来るようになるのか。もちろん英会話にもネイティブと流暢に日常会話を楽しむものもあれば、海外旅行で最低限必要な程度の、初心者でも可能な英会話もありますね。スピードラーニングの正当な評価としては、後者程度なら、本当に1日数分間の聞き流し学習でも可能になるというあたりではないでしょうか。実際、TOEICで高得点を取得しているような人も、英語で話すとなるとなかなか困難な場合が多く、いかに英語でペラペラ喋ることが難しいのかを物語っています。評価は様々ですが、要は私たちの使用方法、あとはやる気次第という英語教材ではないでしょうか。
我々日本人にとって一番頭を悩ます問題。ヨーロッパ諸国で使われている言語は、英語と似た性質があるけれど、日本語と英語とでは、属性が全く異なる言語であるということ。日本語に限らず、中国語や韓国語といった、アジア諸国の言語も、やはり英語とは属性が違うみたいだ。英語学習に一番良くないのは「翻訳」することだと思っている。例えば学校の授業では、必ずと言っていいほど英文和訳が行われるし、宿題にもなる。けれど、逆にこれが日本人の英語教育に「有害」であったとしたら…。そもそも、日本人が日本語を覚えるとき、例えば「りんご」という言葉を覚えるときに、わざわざ「りんご」とは「apple」のことだ、などと英語に翻訳して覚えるだろうか。違うはずだ。リンゴという日本語を覚えるとき、我々はリンゴの絵や写真を見て、これがリンゴなのだな、と認識する。本来の語学習得はこうでなくてはいけないと思う。だから、英語を日本語に移植するという作業は、あまりお勧めしない。出来るだけ、日本語の介入しない英会話教材などで勉強していくことが望ましいのだ。
ロゼッタストーンや英語OS研究所のように、最近ではパソコンを使用した語学学習関連のソフトが増えています。ニンテンドーDSのえいご漬けは、携帯用ゲーム機に特化した英語教材ですし、30日間英語脳育成プログラムは、パソコンでメインの勉強をしつつ、携帯用のリスニングCDで、長時間の英会話を聞き取る練習にもなるわけです。この中でも、やはり出色なのはロゼッタストーンで、日本語訳に頼ることがない、画像のみで英語を認識していこうとするスタイルは、本来の第二言語習得の理に適っている内容と言えますね。
ヒアリングマラソンやスピードラーニングといった英会話教材は、いまでもCDのリスニングをメインに学習することを推奨していますが、そういった英語教材、通信講座を活用して効果がなかった人、すぐに飽きてしまったという経験がある人は、たまにはパソコンのオンライン英会話、ゲームソフトなどで気分転換してみるといいかもしれません。
ヒアリングマラソンやスピードラーニングといった英会話教材は、いまでもCDのリスニングをメインに学習することを推奨していますが、そういった英語教材、通信講座を活用して効果がなかった人、すぐに飽きてしまったという経験がある人は、たまにはパソコンのオンライン英会話、ゲームソフトなどで気分転換してみるといいかもしれません。








